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人に自然に耳を傾けながら、まちを歩こう。

今年のイルミ ベストショット

2008-12-27 01:57:31 | Weblog
さいごのさいごに、かもしれませんが、今年のベストショットを。

その1:大学前公園。どうしてもということで、あかりとしては明るくない緑のライトにこだわったメインオブジェのかぼちゃの馬車。あかりがめだたなくて心配されたが、最後はライト数を増強しみごとな馬車へ変身。

その2:さる山。立体感ではこれまでで間違いなく最高。シンデレラ城の尖塔と時計台は存在感あり。時計はちゃんと手動で動かせる。23:55が定位置。

その3:2箇所をつなぐ通路部分に配置されたペットボトルオブジェが、今年新設された。外の公園と大学内のイルミの断絶をこえようという趣旨だ。こちらはまたいつか機会があればご紹介したい。ひとつひとつに丁寧に、プラスティック製で製作者の小学生の名札がつけられている。学生たちの、出会った子どもたちへの心くばりを感じられるオブジェだった。

08イルミ さいごの姿公園

2008-12-27 01:09:46 | Weblog
 今年のイルミネーションも25日をもっておわった。前日準備と後かたづけの日、何の因果か猛烈な寒波におそわれ、一方であいだにはさまれた点灯期間中は驚くほどにあたたかだった今年。今日も大変な寒空の中を、赤いジャンバーの学生たちが黙々と解体作業にむきあっていた。

 最終日20:30すぎ。公園に消灯にあつまっていた学生たちの前に、初老のサラリーマン姿の男性が突如登場。「今年もありがとう!子どもともきたよ!ちょっと足りないかな?」と飲み物、肉まんそのた何袋もの差し入れをさりげなく手渡して。「かっこいい!私もああいう大人になりたい!」と1年生スタッフの声がとんだ。

 「ありがとう」その言葉の重みを、学生たちとともにしっかりうけとめたい。自分たちが好きでやってるんでしょ?という人がいても不思議じゃないイルミネーション。それを、「このまちのために、私たちのためにありがとう」と受け止めてもらえたこと。お金をかけて大々的に飾るのとは一味ふた味ちがう、手づくりとふれあいがメインのこのイルミが伝わった、ということなのだ。それを彼らはしっかり誇りにしてほしいと思う。

ついでに馬車も

2008-12-25 12:44:19 | 学びの場
ちなみにこちらは、大学前のほうのかぼちゃの馬車。写真は点灯式のときのものだけれど、スタッフがどんどん期間中も改良を重ねていくので、いまが一番美しく、ひかりも多くなっている。かぼちゃの馬車は、馬車の曲線ラインにご注目。これはかなりの高度な技で、点灯前日まで、「自分たちの技量をこえたものをつくったかも…」と技術スタッフがなげいていた代物。実際には当日までにみごとに完成させた。技術スタッフも責任感と包容力をみにつけてすっかりたくましくなったノリオくんを中心に、よくがんばっている。

 今晩はきっと最高にうつくしい、クリスマス・イルミネーションになるに違いない。

シンデレラの夜

2008-12-25 12:14:15 | 学びの場
 長いごぶさたのうちに、すっかりクリスマス。私的には、埼大イルミネーション最終日。

 今年のテーマは「シンデレラ」。大学前公園には、かぼちゃの馬車。大学内の図書館前広場には時計台がそびえるシンデレラ城。長い制作期間のしめは激寒のなかでの外での制作。はてに迎えた8日の点灯式。それから常駐にたって2週間強の来場者とふれあう点灯期間…、学生たち、よくがんばっていた。今年はじめてつくった赤いスタッフジャンバーをきて、きびきびうごく、うごく。とくに1年生のがんばりがたくましく、めざましかった。

 点灯式では、アカペラサークルチョコレッツ、スイングジャズオーケストラ、吹奏楽団の3グループが、寒空にあたたかな音色をかなでてくれた。実は音楽グループが冬の屋外で演奏するのは、結構厳しく、これまではずっとことわりつづけられてきていた。イルミのスタッフのひろがりとともに、友情応援的にでてきてくれたのだろう。申し訳なくてありがとう、を伝えたら「いいえ!参加できてこちらこそうれしいです!」と気持ちの良いことば。吹奏楽団のメンバーはわざわざ今日のためにサンタの服装をととのえてきてくれていた。そういうところにも「広がり」をかんじる。

 今日ラストイベントには、なんとスタッフがハンドベルで登場。精一杯楽しんで、いまを精一杯生きる彼らのよろこびが地域にひろがり、地域の人の笑顔がまた若者たちを励ましてくれますように。