世紀末の詩

無駄な競争は心を貧しくする

瓦礫焼却で放射能再拡散!福島原発再臨界していた事を米NRC証明

2011年09月13日 | 原発関連
日本を動かす無能集団より外国からの情報が頼りですね。




<日本語訳概略>
「ロシア・トゥデイ」で放送された話ですが、福島第一原発の敷地に亀裂ができそこから水蒸気が出ているというもの。その原因として­、炉心がメルトスルーして格納容器か­ら出て、地下水に接触したといわれています。私は「ロシア・トゥデイ」からコメントを求められましたが断りました。それを肯定するにせよ否定するにせよ、信頼できる技術的­なデータが不十分であり、その様な状況になっている可能性はありますが、結論をだせるだけの技術的なデータがまだないと思いました。

・先週カリフォルニアから届いた別の報告です。研究者グループが大気中で放射性硫黄35を検出しました。報道は硫黄35が、カリフォルニアで検出されたことに重点を置きま­したが、この報告書には、報道がニュースにしなかったはるかに重要なことが含まれています。それは【硫黄35がどの様に生まれたか?】なのです。
報告書によれば、カリフォルニアで検出された量の硫黄をつくるには、1平方メートル当り/4,000億個の中性子が必要です。これは膨大な数の中性子です。このカリフォル­ニアの報告書は、私が4月3日にビデオ報告した内容を立証するものだと思います。そこには福島の原子炉が完全には停止していないと思わせる証拠が十分にありました。思い出­してください。津波が襲ったとき、原子炉は1時間で停止しました。制御棒が原子炉に挿入され、あらゆる臨界反応を停止させたのです。しかしながら、その後再臨界が起きたよ­うです。カルフォルニアの新データが、私の4月のビデオ報告を立証していると思います。原子炉停止の後で、再臨界が継続していたのです。

・米国原子力規制委員会の会議が開かれ、NRCスタッフが委員会の理事たちに福島の状況を説明しました。福島第一原発の核燃料保管プールにあまり問題がないと報告されてい­­ます。
質問者はシャディス氏、ニューイングランド・コアリション(原発の安全性を研究する米国NPO)の方です。こう発言しました。
「保管プールの核燃料が損傷していないという発言を聞き驚いています。報道によれば、1cmを超える核燃料破片が保管プールから1マイル(約1.6km)以上離れたところ­で見つかっています。これが最初の質問です。この食い違いを説明してもらえますか?」
シャディス氏が示しているのは、核燃料保管プールが無傷なら、プルトニウムが1、2マイル(約1.6~3.2km)離れたところから見つかったのはどの様にして起ったのか­?なのです。
原子力規制委員会のグローブ氏の発言としてこうあります。
「発見が報じられている破片のほとんどは、複数の原子炉から来たものです。」
私にはこの解釈が理解できませんし、率直に言って正しいとは思えません。やはり私は核燃料保管プールが、プルトニウム飛散の原因だと信じております。しかしながら、もし私­が間違っていて、核燃料保管プールからでないならば、原子力規制委員会の解釈では、実際ははるかに恐ろしい事態だったのです。

・東北日本のセシウム降下は大量です。日本政府は、放射能汚染瓦礫を焼却許可しようとしています。キロ当たりの放射線濃度が8,000ベクレル以下ならです。
これを行なえば、深刻な問題が生じます。まずひとつは、福島原発が放出し既に地面に落ちた放射性物質を再び空気中に拡散させることになります。故意に!福島の周辺市町村の­除染が済んだ学校周辺や校庭に、瓦礫の焼却で再びセシウムが降ってきます。
その放射能の雲は、日本だけに留まっているわけではなく、もちろん太平洋を越えて太平洋北西部にも届きます。汚染瓦礫の焼却許可は、まるで福島原発事故の再現です。地面に­落ちた汚染物質をもう一度空気中に舞い上げることです。



福島原発保管プール核燃料が爆発し破片1.5km越飛散



東京電力の8月19日、20日に計測された新データが、福島第一の1、2、および3号機の使用済み核燃料に深刻なダメージを示しました。
フロントページに掲載された東京電力の関連する表は、1、2、3号機の三つの総ての核燃料プールのセシウム137とセシウム134が非常に高レベルであるのを示しています­。
この東京電力のデータは、7月にNRC米国原子力規制委員会が福島第一の核燃料プールはこの悲劇的な事故の間でも損傷していないとした主張とは、明らかに矛盾しそれを否定­するものです。
Cryptome(cry to me *)は、3号機の核燃料保管プールと原子炉建屋の大規模な被害を写した新たな高解像度写真をウェブサイトにアップロードし掲示しています。

*Crytomeとは:「Cryptome」世界中の政府によって公開することが禁じられている機密文書・写真・情報などを自由に入手できるための場として1996年より­活動している老舗サイト。福島第一原発に関する写真やムービーの公開も始めています。

右記フクシマ特集Cryptomeリンク
(ちょっと衝撃)→http://cryptome.org/nppw-series.htm


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