イノセンス DVDコレクターズBOXブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント詳細を見る |
監督:押井守
キャスト:大塚明夫・田中敦子・山寺宏一 他
少女型の愛玩用ロボットが暴走、
人間を殺傷する事件が頻発する。
捜査する刑事バトーは、
相棒トグサと真実を明らかにしていく。
「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』の続編。
見た直後の感想は、
圧倒的な情報量で、すごすぎてわかんない。
映像も台詞も、何もかもが多くて
理解するのに時間がかかる。
意図してやっているんだと思うけど、
予備知識の無い人が見たら、
なんのこっちゃ、という感じ。
禅問答のような台詞のやりとりも、
見る人によって賛否が分かれそうだと思いました。
でも、面白いのは確実。
バトーの人間らしい部分を見れたし、
押井監督が「盛りだくさんにした」と言うのが
よく分かる内容になってると思います。
映像も音楽も素晴らしい事この上ない。
ここまで出来るのか、という感じです。
音楽を担当している川井憲次氏は
いつのまにあんなにすごい人になったんですかね…。
私が彼を知ったのは、もう15年くらい前ですが、
その当時は、こんなになるなんて想像しなかった。
彼の音楽が押井作品の幅を広げているのは確かだと思います。
ストーリーよりも、
映像と音楽を楽しむものかな、これは。
個人的には、素子が出てきたのは嬉しかったけど。
バトーが極道の事務所に乗り込んでいって、
銃を乱射するシーンでのトグサとのやりとりが良かったな。
「撃つなって言っただろ!?」というトグサに対し
「可能な限り避けたさ」というバトー。
あんたそりゃー香貫花じゃないか!と
若干懐かしい気分になった人、
意外と多いと思うんですが。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます