もう一度ハザードマップを見直そう

2020年07月07日 17時12分01秒 | + プラス
平成26年8月豪雨の時も同じことを書きましたが、
今回も九州地方が大変なことになっているので改めての記載です。
ハザードマップ - 週間ダイジェスト+

氾濫には大きく分けて2つあるようです。
(もっとあるのかも知れないけど、高槻のハザードマップはこの2つ)

外水はん濫:台風や大雨等によって川の水が堤防からあふれたり、
堤防が決壊したりすることによって発生する洪水のこと。
今回、九州で起こっているのはまさにこれですね。

内水はん濫:市街地などに降った雨が排水路や下水管の雨水処理能力を超えた際や、
雨で川の水位が上昇して市街地などの水を川に排出することができなくなった際に、
市街地などに水が溢れてしまう浸水害のこと
恐らくですがゲリラ豪雨とかが該当するのだと思います。

まとめるとこんな感じ。高槻市の方がわかりやすい


この2つのはん濫の違いで避難の仕方も異なります。


でもTVを見てても思うことですが、「その場から離れてください。命を守る行動をしてください」と
テレビで言われても寝ている時間だと難しい感じがしますね。


高槻市の標高の情報もありました。
これを見る限りはやはり淀川周辺が一番、被害が大きくなってしまうのかな?という印象です。

梅雨があけると台風シーズンがやってきますし
そうでなくても最近は全国アチコチでゲリラ豪雨が発生しています。
災害がTVの向こうの世界ではなくいつ自分にやってくるかわからない。
そう考えると本当に恐ろしいですし、時折でも防災を意識しておきたいですね。

死者52人、不明13人=九州豪雨、北部で広域浸水
九州では北部を中心に7日も猛烈な雨が降った。福岡、佐賀、長崎各県の一部に出されていた大雨特別警報は警報に切り替わったが、河川の氾濫による浸水などが各地で発生し、福岡県と熊本県北部で計3人が死亡、大分県で1人が行方不明となった。熊本県南部で4日朝にかけて発生した被害などと合わせ、九州地方の豪雨による死者は52人、行方不明者は13人となった。

 これまでに確認された死者は、熊本県の球磨村・人吉市で各17人、芦北町10人、八代市3人、山鹿市2人、津奈木町1人、住所地不明1人と、福岡県の大牟田市で1人。行方不明は球磨村6人、人吉市・津奈木町各2人、芦北町1人、大分県日田市1人、鹿児島県南さつま市1人。他に人吉市で1人が心肺停止となっている。

 大牟田市では7日、広範囲で浸水被害が発生。浸水した住宅で女性(87)が心肺停止状態で見つかり、死亡が確認された。市内の小学校と公民館に開設された避難所2カ所は周辺道路の冠水のため孤立状態となり、災害派遣要請を受けた自衛隊が救助活動を進めた。

 熊本県北部の山鹿市では、水没した車の中から80代の男女2人が意識不明の状態で見つかり、死亡が確認された。

 大分県日田市では、浸水した民家にいた70代女性が流され、行方が分からなくなった。市内では筑後川が氾濫し、付近の住宅地などが孤立した。

 熊本県南部の被災地では、自衛隊などによる不明者の捜索が続けられた。道路の寸断や通信障害のため、なお被害の全容は判明していない。球磨川が流れる山間部にある球磨村は、川の氾濫や土砂崩れにより村全域の1432世帯が孤立している。 


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