初めてのバイク旅は、お墓参りを兼ねて 九州・四国へのキャンプツーリングです。
正確には、まったくの初めてでもなくて、高校生のころにユースホステルを利用して、自転車や原付で走りまわっていたんですけどね
ま、あれから40年近くは経っていますから、「初めての...」で、ほぼ間違いないでしょう。
野宿(キャンプ)も、ワンダーフォーゲル部での経験はありますけど、バイク旅との組み合せは、初めてなのです。
〇 コース概要
〇 期間 → 2009年4月24日~5月6日 (12泊13日)
〇 全走行距離 → 2117km (平均燃費:67km/l )
〇 宿泊場所 → キャンプ場(3泊)、道の駅(3泊)、フェリー(2泊)、親類の家(2泊)、安い宿(2泊)
4月24日(金) ( 1日目へ → )
初日は、東京/有明フェリーターミナルまで、約60kmの移動です。
出航は19時だが、三十数年ぶりのバイク一人旅で舞い上がっているので、余裕をたっぷりみて14時出発。
予想通り道に迷い首都高速に突入しそうになりながらも、17時ちょっと前に到着し、フェリーに一番乗りすることができました。
4月25日(土) ( 2日目へ → )
目覚めると フェリーはまっすぐに歩けないほど揺れていて、外は横なぐりの雨でした。
朝食後は、同室のライダーさん達と話をしながら、ゆるゆると時間を過ごします。 徳島寄港で船内は さらにのんびした雰囲気になり、
波立つお風呂にゆっくり浸かったりして、明日に備えて早めに寝ることにしましよう。 ん~、こんな時間が大好き
4月26日(日) ( 3日目へ → )
悪天候により瀬戸内海航路へと変更となったものの、定刻(5:40)に新門司港に接岸。 ちょっと興奮気味で、九州の地へ上陸で~す。
早朝の門司・小倉を走り抜け、Rxxxで佐賀県鳥栖にある親類の家を目指します。 しかし寒い!
~ 以降省略です。 ~
4月27日(月) ( 4日目へ → )
生まれ故郷で郷愁にひたり、久しぶりに両親のお墓参りができました。
~ 以降省略です。 ~
4月28日(火) ( 5日目へ → )
いよいよ、第二部の九州・四国ツーリングの始まりです。 鳥栖からR3を快調にとばして熊本へ、まだ寒波の影響が残っているようで寒い!
この寒さでは阿蘇でのキャンプは無理なようなので、ライダーハウスを予約し、熊本城見学のあとで阿蘇へ向かったのでした。
地図も持たずに...
4月29日(水) ( 6日目へ → )
缶コーヒーの飲み過ぎか、昨夜は胃痛のため早めに寝ました。 楽しみにしていた初ライダーハウスだったのに残念。
早起きして阿蘇をひとまわりし、大分県佐伯へ向います。 佐伯から宿毛フェリーで憧れの四国へ
宿毛到着は0時を過ぎで、記念すべき初キャンプは、真っ暗な中 道の駅すくも隣接の公園に、手探りでテントを張ったのでした。
4月30日(木) ( 7日目へ → )
足摺岬から、テレビドラマ「歌姫」の舞台になった中村の街を散策し、四万十川の河口から上流へ向かって走ります。
途中、佐田の沈下橋でのんびりし過ぎてしまい、四万十ひろばキャンプ場で泊ることにしました。
5月 1日(金) ( 8日目へ → )
今日は、高知市内までの100kmちょいの予定です。 山間部から海沿いへと四国らしい道を快適に走り、13時ちょっと過ぎに桂浜へ到着。
高知観光のあと、ツーリングマップルに載っていた、仁淀川の川原にある加田キャンプ場へ。 ここでも爆睡、疲れが溜まってるのかな?
5月 2日(土) ( 9日目へ → )
R33(松山街道)で松山へ。 途中、寄り道する気分になれず、10時には宿を予約している道後温泉に着いてしまいました。
今日は"旅の中休み"ってことで、のんびりと温泉に浸かって松山観光をして、洗濯でもしましょう。
松山市街の賑わいに、ちょっとびっくりした一日でした。
5月 3日(日) (10日目へ → )
雷のようなイビキに悩まされ、夜明けを待って出発。 さて、いよいよメインイベントの「しまなみ海道」です。
自転車・原付専用入り口を見つけるのに迷いましたが、生口島(瀬戸田)まで走って、その素晴らしさを実感し、今治へ戻ってきたのでした。
しかし、ここで大問題発生! 途中でフェリーを予約しようとしたら、5月10日まで満席。 高速道路が¥1000で乗り放題なのに?
どうやって帰りましょう。 とりあえず東へ走って、新居浜市の海岸にあるキャンプ場に泊ることにしたのでした。
5月 4日(月) (11日目へ → )
10時頃、徳島港まで来てはみたものの、フェリーのキャンセル待ちももどかしいので、陸路(約500km)で帰ることに決定。
まず、ツーリングマップルの関西版を買って、一番札所の霊山寺で安全を祈願してから、和歌山行きの南海フェリーへ乗り込んだのでした。
和歌山からは R24をひたすら東へ走り、道の駅吉野路大淀センター に泊めさせてもらうことに
5月 5日(火) (12日目へ → )
走りだして、すぐに雨。 だんだん雨足は強くなり、R169-R370-R166と、寒さに耐えながらひたすら東へ走ります。
お昼過ぎに鳥羽港から伊良湖へフェリーで渡り、長い雨宿りを挟んでの渥美半島、さらに原付進入禁止の浜名バイパスを必死で走り抜け
道の駅掛川の看板が見えたときは嬉しかった。 もうこれ以上走る気力がありません。
そば屋さんの閉店を待って、椅子3個て簡易ベットを作り、濡れた衣類をテーブルの上に並べて干し、シュラフにもぐりこんだのでした。
5月 6日(水) (13日目へ → )
目が覚めて時計を見ると夜中の3時、雨は降ってないが、天気予報では まだまだ雨が降り続くすようです。
お世話になった そば屋さんの椅子とテーブルを片付け、5時ちょっと前に道の駅を出発。 静岡市内で朝食を兼ねて雨宿りで、
その後は R1をひたすら東へ走り、12時前には なんとか自宅へ着くことができたのでした。 お~、我が家が一番!
それからの2日間は、スーパーカブに乗る気力もなく
やっぱ我が家の布団は最高だ!! などと のたまいながら惰眠を貪ったのでした。
~ お墓参りツーリングを終えての感想 ~
初めての長距離キャンプツーリングであり、楽しい事だけではなく、反省や後悔することも多々有りました。
一番足らなかったのは やっぱり 心の余裕 だったようです。
スーパーカブなら、ただ走るだけではなく、いろんなことを見聞きしながらのスローなバイク旅が出来ると思ったんですけど
それは、乗っているバイクではなくて、気持ちの問題だったんですね。
「お墓参り」を口実に実行できた今回のツーリングですが、子供のころからの夢がちょっとだけ叶った感じです。
さて、第二弾 第三弾 と続くのか、それともこれで終りになるのか どうなるでしょうか?
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北海道とは違った良さが いっぱいありますよ
観光地と生活の場所が、密着しているところが魅力の一つでもあるような気がします。
ぜひ行かれて下さい。
では、では、
渉さんのブログ参考にして九州にいってみたいです