『さや侍』

旅行に行く予定なので
コラムを早めに書かないといけなくて、
（なんていう色々と事情があって・・）
って、言い訳しなくてもいいけど

『さや侍』を見た。

松本さんのファンか？って思うけど
大日本人もしんぼるも劇場で見ていて、
なんだかんだ堪能してしまっているシウ。

でも、事情が無かったら
「もういいかな～」って思っていた程度の興味。

一番期待していたのは
子役の熊田聖亜さん。
キャンペーンなんかで松本さんと一緒にインタビューを受ける彼女は
子役なのにすごい“大人”。
はっきり言って、
とっても生意気ガールなのだ。
松本さんと一緒になって
“ド素人”の野見さんをおちょくってた。

シウ好み。

映画を見ると納得。

野見さんに絡んでいるメンバーの中でも
一番しっかりと演技しているのは彼女。
彼女の演技力にまぎれて
野見さんの単なる素人なだけ、っていう部分が
“演技”に見える。

前作まで
松本さんが主演もしてきたわけだけど
今作は違う。
でも、松本さんが演じる以上に
野見さんは松本さんそのものになっていた。

おそらくこれは彼の愛娘へのメッセージを込めた
多分に私的な目的のために作られた作品。
だから自分で演じちゃシャレにならないでしょ。
松本人志の照れ隠し。

お笑いタレントにとって
娘っていうのは弱みだと思う。
何をやろうが、いくら笑われようが本望なはずのお笑い芸人だけど
もしも娘に非難されたり、
もしかしたら恥と思われたりするのは
けっこう辛いのでは。
（そこのところ、息子とはまた違うと思う）

松本さんの娘さんはまだ小さいからわからないだろうけど
将来の自分の娘に向けたメッセージなんだよね。

お父さんの生きざまを見てくれ！っていう。



登場した時に
タランティーノ風にしてくれる、この方々。


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