今日は曇り。

2006-09-29 15:39:56 | ポエトリー
信じるものはたった一つなのか。
その真実はたった一つなのか。
意味の意味がわからない。
人間のつくるモラルを嫌がるが、
わたしは自然の道徳を真似し、生まれた。
自分で自分を呪縛し、生きている。
逃げない逃げない、わたしも又あきらめない。

いつかのあなた

2006-09-22 00:52:50 | ポエトリー
やさしいという名の音符に乗り
お風呂に浮かべてみた
らららという響きのの笑窪に沈み
箒星になって飛んでみた

いつかお花が咲いてふたり揺りかごにお休みを言おうね
いつかのあなたのために今と精一杯たわむれようね

覚えたての鼓動

2006-09-17 01:22:49 | ポエトリー
虹をこえたくてこえたくて
君に伝えたくて たくて
リズムを感じたくて くて
何かを掴みたくて て、で
水面をかけ 波形とおどり 疲労をせっしゅした


セレナーデで、煙

2006-09-17 01:04:14 | ポエトリー
問題は山積みになっている。
太陽系レベルと体温計レベルのミルフィーユ。
タバコの煙で簡単に崩れる山なら、破壊。

感情は出口を探している。
意識下レベルと自意識過剰レベルのセレナーデ。
自分に嘘をつくくらいなら、迷走。

耳の中

2006-09-15 23:39:46 | ポエトリー
アレコレ言うけれど、
きみは何を欲しがっているの?
わたしの何を欲しがっているの?
それともわたしに入っていくきみや
きみを包み込むわたしを欲しがっているの?

ペタペタとサンダルの音、
その音は本当にペタペタなの?
本当の音ってどんな音?
本当の色って何色?
本当の気持ちってどこ?
本当のきみは本当にきみ?
本当ってどんな意味?


ほんとの気持ち

2006-09-14 19:21:21 | ポエトリー
今日の日々はとても生き生きとしている。
理由はともあれ、ほんわり。
メリットも成長も考えること無く、
言葉も気持ちもただまっすぐで、
何よりも呼吸がスムースだ。

包含することにはとっくのとうに飽き飽きしている。
言い訳はともあれ、静寂。
不安も駆け引きも楽しむこと無く、
存在も温もりもただただそこにあって、
何よりもきみが好きだ。

ブルーレコード

2006-09-08 14:15:59 | ポエトリー
秋の恋には虫の声
レコードの音色に紳士の詩情
窓辺のカメレオンは向日の黄昏

夜の寄生には母の胸
ベッドの響に童のねね
カウンターの女はチェーサーと待ち人


赤いもの、白いもの

2006-09-03 21:19:44 | ポエトリー
この世界には白くて四角いものが溢れている。

こっち そっち ・・・あっちにも。

ある日、こっちの方から赤くて丸いものが現れた。

それは 完熟トマトかもしれない。

お日様かもしれない。

道化師の鼻かもしれない。

はたまた ここんとこにある

ハートってやつかもしれない。

赤くて丸いもの。

周りの白くて四角いものが少しずつ赤くなっていく。

赤くて丸いものになりたいな。

欲を言えば暖かかったらいいな。

******************************************************

今日この詩を詠んだ。
20人近くの人の前で詠んだ。
前よりもこの詩は私の中で重みをまし、
今の自分や自分がこれからしていきたいことを
最も表現できているだろう。原点であり、指標でもある。
いつまでもこれを強く想い、もっともっと強く想う事で
沢山の人に伝わるといいな、伝えたい。

ロンド・ロンド・ロンド

2006-09-03 05:28:31 | ポエトリー
天井がいつまでも見えるから、額に無数の黒い穴ができて、

その中から白いアリが出てきて、輪になってロンドを踊りだした。

そのうち東の空が少し蒼くなったから、眉間にしわがより、

ロンドの輪が雪崩れのように額から枕へと落っこちそうになった。

すかさずグーでそれを掬い上げ腕飾りにしたからもう安心だ。

でも腕輪になったアリのロンドは、温度と傾斜に敏感だったから、

白い骨になって皮膚にこびり付き、時折そこをちくっと刺激した。

その感覚は痛みとは別で、心臓の奥がごろっと動く作用をしていて、

ロンドが新鮮に回りだすには、もう何本か腕が必要だってことがわかった。