露草はね 2009-04-25 14:33:25 | ポエトリー 径ばたで そのコバルト・花 こころのうつし すぐ側で そのきえゆく・色 わたしのうつし 今も昔も あなたに染み入る声 今も昔も あなた想う時間・光 このうた そして、沈む そして、消える そんな夜の そして、声を 聞こえる そして、 その花はね・・・
どこまで 2009-04-23 11:09:07 | ポエトリー どこまで無に近づけるか どこまで無と戯れるか 目に見え 手に取れるものを 的確に 感情の余波なくして切り刻み 生まれたての無で のりづけ 紛れなく 私のカンセイ(完成)? 私のカンセイ(感性)。 ある意味カンセイ(閑静)、 それは カンセイ(慣性)、 (喚声)、 (陥穽)、 カンセイ(完成) はないけど カンセイ。
夜 2009-04-06 22:54:18 | ポエトリー 夜にひっそりと ドラマが居眠りをしてる 大きく大きく 君は欠伸をした 棉飴の匂いがした 掠める色を胸に抱いて 今日のキャンバスに 重ねては湿らせた 私の視線 私の白や黒や赤や そして紫
花咲く木の下で全部にキスをしよう 2009-04-04 01:06:37 | ポエトリー 夜の叉路 バイクヘルメット 通り過ぎて、で 忘れられない場所に また出会いにアイニ (愛イ尓) 停って、 綴じてはひらけたら 懐かしい顔した天・点…てん (天々…天!) 全部は替わらない変わらない さくらは会いたくなるひと 今年はキスをしたくなったよ
内なる夕焼け 2009-03-19 20:27:18 | ポエトリー 嗚呼 とんでゆけ 嗚呼 とんでゆけ どこまでも 嗚呼 おうちに帰りたい 嗚呼 帰りたい でもとんでゆけ ふたつの指 ふたつのお日様 急がなくちゃ 夕焼けがせかしてる
マンハッタンにて 2009-02-20 14:17:00 | ポエトリー なみだ化粧マンハッタン 窓ガラスを流れる心の調べ てのひらゆび掬っても 流れるあなたの夢かけら くりかえす水の運動 静かな痛みキッチンのトマト あたしが膿んでいく前に あした光を受け止めて くりかえす水の運動 静かな痛みあしたのワルツ あたしの知らない誰かが 静かな運動を楽しげな静寂に あなたは彼女と光のワルツを
私のピアノ 2009-02-06 16:59:16 | ポエトリー とても風の強い午後 ベランダの洗濯物が ハタハタと音をたてている 私はどこにいるのだろう どこにいるのだろう 真っ暗な空を走っている 走っている あなたと 走っている はずだった シーツは今も暖かい 誰かが弾くピアノが 段々重くなっていく 私はどこにいくのだろう どこにいくのだろう 真っ白な水に触れている 触れている のは世界 に触れている そうだきっとそうだ
無題 2008-11-27 19:36:19 | ポエトリー いらないものが多すぎる ほしいものを知らない日 煙にまかれて横歩き からからのもう聴きたくない 黙って土の中でも水の中でも じっと ただの暇つぶし 分からないだろう 詩をよんでごらんなさい 塩と次にコショウ 味気のあるものをくらえ ああ!
君に会いたい 2008-08-23 14:34:47 | ポエトリー 穏やかな風 世界はけっこう美しいんだ 嗚呼 優しき今宵 幻に生きてみたい ここの景色好き 揺られて揺らして揺れている 嗚呼 眠りにつけない ヒミツ、君に会いたい 昨日の夢 浮かぶの、コワイ 嗚呼 枕頼りなく 置いていかないで 君に会いたい 君に会いたい 嗚呼 ライトを消して もう一度明日になる 明日が来る 明日が来る 嗚呼 明日 君に会いたい