君思日

2008-11-27 19:46:43 | ポエトリー
朝ナ夕ナ 君思日
花舞風径先
ハラハラ日々ハ捲リツ
風光ル明日二
喩エ一人ノ静寂/シジマ/トテ
朝ナ夕ナ 君思日
シンシン咲誇ル

無題

2008-11-27 19:36:19 | ポエトリー
いらないものが多すぎる
ほしいものを知らない日
煙にまかれて横歩き
からからのもう聴きたくない
黙って土の中でも水の中でも
じっと

ただの暇つぶし
分からないだろう
詩をよんでごらんなさい
塩と次にコショウ
味気のあるものをくらえ
ああ!


思うんだ

2008-11-23 16:32:22 | ダイアリー
自由ってなんだ
すうーって空を仰ぎ見るとき
私は自由だ
ただそれを口にした瞬間
逃げ出してしまいそうなので
静かに水面に顔を沈めてみる
時々夢うつつで足の甲を撫でるシーツの柔らかさに永遠を感じたりする
ここに永遠がある

なぜ嘘をつくんだ
エモーショナルな何かに任せて言葉を言えない
好きとかもう好きじゃないとか
何も失いたくないこの欲張り最期には何もかも失うのに
これは立派な嘘だろ
今度は水面に体全体をぷかぷか浮かべてみる
無音の世界
私一人ぼっち
孤独は何をも奪わない

ここは自由だ
しかし永遠とは程遠い



紅いポインセチア

2008-11-19 17:00:25 | ダイアリー
今日の雲はすごいスピードでとんでった。
昨日のそれとはちがった。

糸引くその姿
綿飴のように甘かったらいいけど
曖昧の匂いのする煙が地球の視界を取り巻いたようにみえる。
確かにそこにある青空はみえない。

ベランダの紅いポインセチアが倒れていた。
あの雲に連れてかれたんだね。

忘れることが得意になってはならぬ。
けして連れてかれない根をおろしたい。

心臓には血の糸が張りめぐされている。
奥に眠る光と闇を知らせてくれ、
きこえない叫びを甘えを懇願を強く響かせてくれ、
紅い糸はどんなにおいがする。


ライブ

2008-11-10 16:49:12 | ダイアリー
みなさん、ご無沙汰してしまいました。
先日のライブにいらしていただいたみなさん、
本当にありがとうございました!

もっともっと歌を音楽を
みなさんと共有できたら、
たくさんの言葉を伝えられたら
と思う今日この頃です。
またお会いできる事を楽しみにしています。

そして振り返るとすっかり冬にいました。
360度固く軽い空気が私を包んでいました。
樹木たちは潔く葉を落としており、
私も古い洋服たちにさよならを告げたいが
言葉が喉につかかって産み落とせません。

さよなら、
さよなら、
さよなら、
てこてこキーボードは鳴らせても
届きません。
さよならはありがとう。
ありがとう。思い切り愛しました。
そして多すぎるほどの愛を温もりをいただきました。

でも
さよならなんです。
潔く。