とても風の強い午後
ベランダの洗濯物が
ハタハタと音をたてている
私はどこにいるのだろう
どこにいるのだろう
真っ暗な空を走っている
走っている
あなたと
走っている
はずだった
シーツは今も暖かい
誰かが弾くピアノが
段々重くなっていく
私はどこにいくのだろう
どこにいくのだろう
真っ白な水に触れている
触れている
のは世界
に触れている
そうだきっとそうだ
ベランダの洗濯物が
ハタハタと音をたてている
私はどこにいるのだろう
どこにいるのだろう
真っ暗な空を走っている
走っている
あなたと
走っている
はずだった
シーツは今も暖かい
誰かが弾くピアノが
段々重くなっていく
私はどこにいくのだろう
どこにいくのだろう
真っ白な水に触れている
触れている
のは世界
に触れている
そうだきっとそうだ
遊んでくれる
日が暮れるまで
今日が終わるとき
「またねーー」と大きな声で叫んだら
「またねーー」と大きな声で返してくれる
今とはちょっと 違う あのころの世界が
ちょっとだけ 愛おしい
ラフマニノフのピアノ協奏曲第二番を聴きに東京芸術劇場に来ていた私は満足げに帰路を歩んでいました。
その帰り、ふと懐かしい旋律が私の耳に入りました。
それは私が幼い頃、父の車の中で聴いていた曲でした。
近づいてゆくと、妖精のような可憐な少女がその曲を日本語と中国語で唄っていたのです。
もしその時、その曲を唄っていなければ、立ち止まっていなかったと思います。
そして去年父は亡くなりました。幼い頃のあの曲が今となっては本当にすばらしく思います。
♪君がみ胸に抱かれてきくは・・・♪
ありがとうございます。
大分前に私が初めてライブを見た時に感じた澄んだ空気感ともまた違う独自の世界。
えいせいさんの世界観に触れる「入り口」なんだと思います。
これからも楽しみにしています。期待を込めて。
私にとっても大切な歌の一つです。