湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

忘却のトーキョー感覚:ぷち・リバース・カルチャーショック?

2010-07-27 23:00:49 | 旅:フィンランド



人口約540万人のフィンランドから
人口約1億2000万人の日本へかえってきて
しばらく自宅に缶詰で仕事をしたあとの初外出が、
1300万人都市・東京だった。

1カ月ぶりの日本の首都、
そのうえ「フィンランド」といっても
具体的には人口約2万人の小さな町で
ほとんど人にも会わずに過ごしていたから、
辛うじてもっていた僅かばかりのトーキョー感覚も
すでに忘却の彼方だ。



それでなくても夏の湘南から都内へいくと
ほかの季節以上に感覚ギャップを覚えるのだけど、
このたびはそれに輪をかけるようにテンポがズレていた。
電車にのり遅れそうになること1回、
実際にのり遅れたこと1回と、我ながら驚くほど。

なにしろ人が多く、しかもみんな忙しそう。
なぜか時間の流れも速くて、せわしない。
みんなフツーの顔しているけれど、
1300万人都市で活動するにはそのテンポにのることが必要で
それにはトーキョー感覚の習得が不可欠なんだと
あらためて確認した次第。

同時に、ヘムレンさんにいわれた言葉も脳裏によみがえる。
わたしを称して曰く、
「歌い手のA・Aからしっかりしたところを全部とった感じ」。

「しっかりしたところを全部とった」って、そんな…。
そう思いつつも、
20年来の友たちも他でもないわたし自身もミョーに納得してしまった。

…あれ、でもそうだとすると、
フィンランド帰りだからって皆がみんなテンポずれなわけじゃない?
ぷち・リバース・カルチャーショックには個人差もあるみたい。

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