湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

祝島のヒラメさん:2014.10

2014-10-20 21:11:42 | 祝島:食

祝島からお魚が到来。
西瀬戸内海のから、はるばる、ようこそ。
フタを開けると、ヒラメさんのお姿が。

ヒラメさんを一尾まるごと自宅にお迎えするのは
うまれて初めてのことかもしれません。
あまりに大きいので、中華食器のレンゲを思わずスケール代わりに添えてみました。

どうみてもレンゲの4倍以上の体長です。
…これを素人がさばくのか? 

ヒラメは5枚におろします。
目がある側の腹身と背の身、目がない側の腹身と背の身、
そして骨。

……できるのか?
不安と緊張(?)が押し寄せました。

同時に、興奮で鼓動が高鳴るのも感じます。
こんな大きなヒラメさんを
食すだけでなく自分でおろすことができるなんて。
そうそう巡り会えない貴重な機会にワクワクしました。

まずはせっせと5枚におろして、
その日に食べきれない分は皮をとらずに
すぐにラップに包んで冷蔵庫のチルド室へ。

その日にいただく分は、刺身包丁で切ってお刺身に。
あまり上手に切れないので分厚めですが、
それでもこの透明感で、圧倒的な美しさです。

上の写真の上部にあるのはエンガワです。
ヒラメさんに敬意を払い
酒屋さんに大急ぎで日本酒をもってきてもらいました。 

最初で最後かもしれない、
滅多にない有り難い晩餐の始まりです。
淡白なのにコクもある、心身に効く味わい。
するする胃に収まります。

食べきれなかった分は昆布締めにしました。
昆布で包み、ラップにくるんで重しをして、冷蔵庫へ。
あら煮もつくりました。
煮こごりもたいそう美味しく、尾の身もすばらしい。

お裾わけもしましたが、
それでも1週間近く
ヒラメさん1尾に養われました。

このヒラメさんを育んだ海の
チカラと恵みに思いを馳せずにはいられません。
ありがとうございます、ご馳走さまです。

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