湘南ゆるガシ日和 ・・・急がず、休まず

湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

ドンペリ16歳をミレニアム(千年紀)気分で

2011-05-11 23:07:32 | 食/おいしいもの(到来)

哀しいニュースや頭にくるニュースが多すぎる。
もちろん日々ささやかに嬉しいこともあるのだけれど
それにもまして、どうしても。

せめて嬉しかった気分を思い出してみるかと、写真をさがした。
そう、妙な言葉とともに
ある日突然やってきたドンペリくんがいい。



「飲めるかわからないけれど、よかったら飲んで」。
キッチンの床下から見つかった3本のボトルだというから、ドッキリする。

1本目はスペインのサングリア。
マーマレードを入れたらそれなりに美味しく飲めた。

2本目はラベルのはがれた赤ワイン。
ひとくち飲んで、これは料理用にすることに。

3本目が、ドンペリ。
1995年のものみたいだから、16年前になる。
果たして飲めるのか?

とりあえず冷蔵庫に入れてよく冷やし、
思いきって翌日あけてみることに。

ポン! 
はじけるような音を響かせ、コルク栓はあっさり開いた。
瓶のなかのようすを見ると、細い泡がたってもいる。

シャンパン用のグラスは
2001年のお祝い用にいただいたミレニアム(千年紀)グラスしかない。
あれから10年たったけど、このさい
もう一度ミレニアム気分でシャンパンを飲んでみた。



なんとなんと、これはかなり美味。
古びたボトルも恐るるに足らず。

生ハムでもあればよかったけど冷蔵庫にあるはずもなく、
かわりにオリーブの塩漬けと胡桃をだした。

16歳のシャンパンがふとやってきて、
しかも美味しく味わえる幸運がうれしい。

ドンペリが眠っていた16年、わたしは何をしてきたかな。
つぎの千年紀を迎えるころ、この列島と地球はどんなだろう。

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