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湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

まさか自民の膿だしまえに/1億円の重さ

2010-01-18 23:01:27 | 珠洲原発計画

昨年夏に政権交代が実現して、
「まずはこれまでの政治の膿だしが民主党の仕事でしょ」
と内心では思っていた。

ほとんど政権交代なしですすんできた日本の政治が
とうとう切開される日がきたかと、多少は期待もした。

まさか、自民党政治の膿をだすまえに、
新たに政権党になった民主党の中枢が先にやられるとは

報道によれば、小沢一郎・民主党幹事長の
資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐる事件で、
民主党の石川・衆院議員と小沢氏の元秘書が逮捕され、
小沢幹事長の辞職をもとめる声が強まっているらしい。

せめて、
多くの有権者が自民党をみかぎって投票したはずの民主党が
なんのことはない自民党の双子の兄弟だったことが
はからずも世間に証明されたとして、
政界再編・第二章の幕開け…に、つながればいいけれど。

*****

ひとりごと。
「陸山会の資金が足りなかったので小沢氏から借りた、
4つの紙袋にはいった4億円をうけとった」と
石川議員は供述していると報じられていた。

4億円が4つの紙袋にはいっていたなら
だいたい1億円をひとつの袋にいれていたのだろうか。

1億円という現金をにわかにはイメージできないけれど、
以前、珠洲原発の用地工作にからむ裁判では
「約1億円で重さは20kgくらいになる」という証言があった。
20kgの重量をいれる「紙袋」って、どんな紙袋なんだ?

同時に、
小沢・民主党幹事長の肩をもつ気はないけれど、
なんで彼がやられるのが先なのかは、腑に落ちない。

西松建設事件では
小沢事務所とゼネコンとの関係の立証が焦点化しているみたいで、
それはそれで究明してもらいたいし
胆沢ダム建設をめぐり小沢事務所が絡んでいた可能性は
大いにありうるかなとは思うけれど、それでも、
本丸じゃないところで騒いでいるような気もしてしまう。

だいたい、
陸山会の土地購入をめぐる資金の流れのなかで、
最初の資金授受が5000万円だったというのが引っかかる。

5000万円の現金なら重さ約10kg。
なぜそれを金曜日に授受するのか?
銀行への入金は土日をはさんで月曜になるというのに。

珠洲原発の用地工作事件でも、
最初の金銭授受は5000万円、日曜日だった。
偶然なのか?

政権交代による政策変更や事業仕分けでも思ったけれど、
なぜダムは争点化して、原発はしないのか?

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