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湘南でゆるゆら暮らしココロ赴く先へガシガシ出かけるライター山秋真が更新。updated by Shin Yamaaki

広島の原爆168個分のセシウムが…

2011-08-26 20:55:00 | 原子力緊急事態宣言の下で(2011年3月~)

仕事の都合で、ただいま引きこもり生活まっただなか。
もっとも、けっこう楽しんでもいる。
その度合いは日ごとに高まるから、なおうれしい。

とはいえ、時間の余裕がない日々を送っていることは確か。
せめて今日は、気になったニュースのひとつをご紹介させていただく。


*****2011年8月25日 07時08分 東京新聞

 福島第一放出セシウム137 広島原爆168個分

 政府が、東京電力福島第一原発の1~3号機事故と、
 一九四五年の広島への原爆投下で、それぞれ大気中に飛散した
 放射性物質の核種ごとの試算値をまとめ、衆院科学技術・
 イノベーション推進特別委員会に提出していたことが分かった。
 半減期が約三十年と長く、食品や土壌への深刻な汚染を引き起こす
 セシウム137の放出量を単純比較すると、
 福島第一原発からの放出量は広島原爆一六八・五個分に相当する。

 福島第一原発事故は今年六月の国際原子力機関(IAEA)閣僚会議に
 対する日本政府報告書、広島原爆については
 「原子放射線の影響に関する国連科学委員会二〇〇〇年報告」を基に
 試算されている。

 セシウム137の放出量は、福島第一原発1~3号機が
 一万五〇〇〇テラベクレル(テラは一兆)、広島原爆が八九テラベクレル。
 このほかの主な核種では、福島事故で大量に飛散した
 ヨウ素131(半減期約八日)は、福島が一六万テラベクレル、
 広島が六万三〇〇〇テラベクレルで、福島は広島原爆約二・五個分。
 半減期が約二十八年と長く、内部被ばくの原因となる
 ストロンチウム90が、福島が一四〇テラベクレル、
 広島が五八テラベクレルで、広島原爆約二・四個分となる。…

 (つづきは以下のURLからどうぞ:
 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011082590070800.html 
*****

「うわー」という気分と同時に
「え、今更これがニュースになるの?」という気もした。
原発を1年運転することで原子炉内にできるという放射性物質を思えば
これはそれなりに想像できる範囲のことで、追認の感も免れないから。

いずれにしろ、知る価値のある貴重な情報だと思う。
いろんな意味で、この機会にぜひ全文をご高覧ください。

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