旅の記録

てくてくてく・・・今、どこ?

中国のWスタンダード(18352)

2008-04-06 15:22:37 | Weblog
 北京五輪の聖火が今世界へ向けて走り始めた。仏では柔道の
金メダリストが聖火を持って走る際に「より良い世界のために」と
記したバッジをつけて走る事にしたと発表、開会式の時も着用を検討
しているとの事である。今後あちこちで抗議行動が相次ぐだろう。
 特にヨーローッパでは聖火関連の行事以外でも、各国の首脳の開会式
への出席を取り止める表明が相次いでいる。アメリカでは民主党議員が
ブッシュ大統領の出席を禁止する法案を議会へ提出した。
 中国も、国際社会に耳を傾けないと折角の五輪に傷が付き悪いイメージ
が残る五輪として記憶される事になる事を肝に銘ずるべきである。
 武力による鎮圧は今までの、天安門事件や台湾への武力威嚇を見ても
分かる。中国国内ではラサでの事件は伝えられていない。
 独立国家チベットは毛沢東が1949年に政権を取った時から軍隊を送っ
て武力弾圧をし支配してきた土地で、チベットの自治を認めないのは中国の
身勝手な同化政策によるものである。
 日本には歴史認識を求め、チベットや台湾問題では国内問題だという中国
のやり方は人権無視も甚だしい。正にダブルスタンダードである。
 人権を無視した拉致問題で、日本は北朝鮮に制裁を加えているが、チベット
問題では中国に一言も言えないのでは、北朝鮮に制裁を加える資格はない。
日本も口先だけでなく行動する事が重要である。
 中国は、日本に歴史認識を求めるならダライ・ラマと話をするのは当然で
あろう。

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