筑紫さんが、肺のがんと闘いながらも、事件の節目に登場していた頃、すっぽりとニット帽で頭を覆うようになっていた。
過酷な治療が思われた。
大きな存在なので、あちらこちらで取り上げられた。たばこをくわえた写真が多く、やはり 喫煙と肺がんは関連が強いのだと思った。
生前の写真の中で、「あっ!これ!これ」と声をあげそうになった一枚は、豊かな長い頭髪を銀色に美しくセットしたもので、どうしてこんなにもするのかな~と当時思ったものだ。
我が家には当時、髪の薄い年よりがいて、時々筑紫さんに文句を言っていた。このヘアスタイルが嫌なのかなと、口には出さなかったけれど、疑惑を持っていた。
右の人にも左の人にも不満を持たれていた。ヒューマンな視点という貫き方が立派です。たまにだけれど、予想と外れた切り口に、驚いたこともあるけれど、私の場合髪の毛が原因じゃありません。
その時間そこにいてくれるという安心感が、完全に無くなりました。完治できるのじゃないかと一縷の希望も持っていました。
覚悟していたけれど、さびしいです。 筑紫さん さようなら。
過酷な治療が思われた。
大きな存在なので、あちらこちらで取り上げられた。たばこをくわえた写真が多く、やはり 喫煙と肺がんは関連が強いのだと思った。
生前の写真の中で、「あっ!これ!これ」と声をあげそうになった一枚は、豊かな長い頭髪を銀色に美しくセットしたもので、どうしてこんなにもするのかな~と当時思ったものだ。
我が家には当時、髪の薄い年よりがいて、時々筑紫さんに文句を言っていた。このヘアスタイルが嫌なのかなと、口には出さなかったけれど、疑惑を持っていた。
右の人にも左の人にも不満を持たれていた。ヒューマンな視点という貫き方が立派です。たまにだけれど、予想と外れた切り口に、驚いたこともあるけれど、私の場合髪の毛が原因じゃありません。
その時間そこにいてくれるという安心感が、完全に無くなりました。完治できるのじゃないかと一縷の希望も持っていました。
覚悟していたけれど、さびしいです。 筑紫さん さようなら。