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人は苦しむために生まれてきたとしても・・・

あなたとならば、きっと見つかる一輪の薔薇

ヒール小沢の涙

2009年03月26日 | Weblog
剛腕と言われていた頃から、あっぱれな悪党ぶりと関心を持って見つめていました。

田中角栄の下駄を履いて池の鯉に餌をやる姿は子分に金をばら撒く姿と重なり、演説の言葉より多くを語っているように思ったものです。

小沢一郎は小鳥です。乳鉢ですり餌を作って与えます。この対比が意外で忘れることができません。人間の複雑を思うだけでしたが、自分より圧倒的に弱いものとしか関係を結べないのだ、気を許せないのだとある日思うようになりました。

初老での初めての蹉跌は、辛かったことでしょう。涙ぐんでいました。しかしこれは困ります。負けそうになった時、盤面をひっくり返して、負けを認めない。小沢はこれです。普通は子供のころから、大小取り混ぜて、いろいろあるものです。口の中の血の味をかみしめて、このことを忘れまい2度と繰り返すまいと心に誓いながら大人になっていくのです。臍を噛みながら、臍を固めるのです。

それでも忘れるのは、失敗や敗北は忘れたいと潜在意識が働くからです。大をなした人は、忘れない工夫をいろいろしています。真の強さです。失敗敗北を血肉とすることが、することができる人だけが、巨大な存在になれるのに違いありません。臥薪嘗胆・しかみ像みんなそうです。

勝負がついたあと、盤をはさんではじめから振り返る感想戦、これが嫌では話にならない。もう分かっているから、早く立ち去りたいのではないだろうかと、勝負の世界の厳しさを思って、私はじーっと敗者を見つめます。新人であれば、将来がほの見えます。

自治労という霞が関の末端をも擁する政党の党首が公然と近い将来敵対することを公約して、支持を集めようとしたわけです。自民党の小泉が「自民党をぶっ壊す」と言ったのとは違います。ここも臍を噛むことをせずにきた小沢には想像できなかったことでしょう。

民主党が勝利しても総理大臣の公設第一秘書が刑事被告人であるという状況が想像できないのです。検察やマスコミより弱かったのだから、退場するよりないのではないか、なんて弱い人だったのだろうと、思ってしまうのです。
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「屠殺の歴史」を読む人

2009年02月14日 | Weblog
先週のこと、千代田線で美しい人を見た。

前中央で定規を当てたように真ん中分けされた黒髪は後ろで自然にまとめられていて、コートは白。お化粧しているようには、見えないけれど、夕方のこの時間、洗っただけなら鼻などが光ってくる。

素顔のようにお化粧しているのかもしれない。自然に見える眉もお手入れの賜物なのかもしれない。美しい人にこんな風に装われると、ただ“まいりました!”だわ、などと、本に夢中で周りの視線を気にしていないのを良いことに、見つめていた。

眉の間が微妙になってきてどうしたのかしら、ついには眉頭が完全に寄った。何を読んでいるのか気になって堪らない。靴の先が気になる風にかがんで、元の姿勢に戻る時に見上げて、表紙の題名を読んだ。

「の歴史」こんな題名の本を、カバーも掛けずに車中で読む人があるんだわ。しかもこんな美しい人がと、急に興ざめして、本に夢中で膝が離れているのも、白いコートが少し汚れているのも、急に眼に入ってきた。

昔、上司に、面白いよと言って渡された書店のカバーがされた文庫本は 黒岩重吾著「弓削道鏡」。今でいうセクハラだったのかもしれない。変な伝説で有名で自分から手に取ることなど考えられない。

感想を聞かれたらと、読みましたよ。期待したほどのことはなく読了したけれど、ページの上部に横書きで、題名が入っているのには閉口ました。

やはり車中では「八木重吉詩集」何ぞがいいのではないでしょうか。

女がハヤカワ・ミステリーなんか読んで生意気だと書かれていたのが忘れられません。もしかすると 香水よりもおしゃれの最後の仕上げかもしれません。もうじき春です!
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ザ・ニュースペーパー

2009年01月21日 | Weblog
新橋演舞場や歌舞伎座ばかりじゃないと小屋に行く楽しみを教えてもらった頃、「サ・ニュースペーパー」の立ち上げを知った。

何しろ新聞紙好きだから見逃しません。さっそく行きました。皇室ネタが恐ろしくて、ドキドキしていたら、客席から怒鳴る人があって、まずい!と思って腰を浮かしかけたら“ヤラセ”だったりした。

面白くて、両親を連れて行ったら、イッセイ尾形さんも来ていて、少し儲かった気がした。いい席で見たくて整理券をもらうために、協力してもらったお礼だった。

石倉チョッキさんとか松崎菊也さんとかが中心だった。まだ渡部又兵衛さんの足がそろっていた頃のこと。5・6年は欠かさずだったけれど、特に理由もなく行かなくなるのが不思議なんだなあ~

小泉首相役の人が人気で、最近TVに出るようになって グループ健在を知った。20年経つんだ。成人式だったんだ。彼は今オバマ大統領をやっているらしい。私の足が遠のいてからの、大物新人というところかしら。

見てみたいなあ~ どうしようか迷っている。
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愚か者の船と言わば言え

2008年12月23日 | Weblog
月島で降りて、都バスで晴海ふ頭まで行って、そこから乗船。船内で一泊する。船旅がどんなものか体験して、良いものだったら、外洋に出るような船旅をしよう。若いころ、冬に備えて夏はひたすら貯金してスキーをしたように出来ないことじゃないと説得されて、それじゃと体験乗船した。

素敵な人がいたら、知らん顔してていいからねと、事前の盛り上がりがすごかった。

夜 海の見える浴室で、そうだ明日早起きしてここで日の出を見ようと、“裸で夜景”を早めに切り上げた。お夜食付きの夜スケジュールは飛ばして、少しお買いもの。

日の出は残念!曇で朝焼けを見てお天気が下り坂なのを予感。たまに強風で波が三角になったりしたけれど、手すりにしがみつくようなことはなかった。けれど、それが辛かった友達は だんだん調子が出てきた私とは逆に、次第に機嫌が悪くなってきた。

タイタニックを私は見ていないということもあったかもしれない。つまり欲求水準が私は低かった。それだけのことかもしれないけれど・・・

お酒が入っているし、私か船かどっちが揺れているのか分からないのはいいもんです。寝る時はジャイアントケルプにつかまって寝るラッコの気分でした。熟睡しました。

荒れた海をどうにかしようとの不況対策は、全て失敗すると思う。仕方のないことだけれど国家に過剰に期待することは、結果は花見酒であったり、お腹のすいた蛸のようなことになりはしないかと思うのです。

体力がないのが決定的で、仕方なくの“足るを知る”派になって数十年。豪華ディナーも夜の公園のブランコでのアンパン半分こも、同じ様に楽しい私がちょぴっり自慢です。
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窓光・郷 隼人の歌

2008年12月20日 | Weblog
私は俗物なので、彼の鉄格子の向こうにいる理由をまず知りたいと思いました。

音訳の研修に出た人の報告にあった イチローの写真の模写。キャプションには「彼は20代のイチローに似ている」とあって、それを視覚障害の人に説明するためのテキストでした。

ネットの時代のありがたさ すぐに彼の歌に触れることができました。罪も人も憎みがちな情けない自分が無くなって“彼が何をしたのか”そんなことはもうどうでもよくなっていました。

カルフォルニアの独房にいる人の短歌には、望郷と母への思い、同じ境遇の人への共感がありました。許されたいと思う人だけが、許すことができるのだなあ~

何も悪いことをしていないのに何故と、病気ぐらいのことでも思ってしまうけれど、そこから離陸しないと、治るものも治らない ねッ!
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牛さんのゲップはメタン

2008年07月15日 | Weblog
このマンションが出来て、周辺に電波障害(主に地上波)が生じて、ケーブルを引いて対処した。数年後には他の建物も建って、最早、障害の原因では無くなったけれど、ケーブルを架け替えたりの負担は続いた。納得いかないけれど、そういうものらしい。

温暖化ガスの削減の目標設定の話もそれに似たところがあるなあぁと話を聞きながら思った。何時を基準にするのかで、随分負担が違ってくる。

温暖化ガスがあるために、地球が冷えすぎないですんでいるそうで(14度) まったくなければー19度になってしまうと言うのも最近知った驚愕の事実だ。

メタンの温室効果はCO2の20倍、牛のゲップや永久凍土が溶け出してもでる。それで牛の胃に穴を開けて 袋にゲップを集めるということも、始まった。実験段階と思うけれど。

屋外で放し飼いには対処できないけれど、いいのだろうか。ゲップの出ない飼料の開発をとのことだから、放し飼いだと問題はないのかもしれない。牛さんもゲップの頻発はしんどいと思う。

使い捨てや大量生産で豊かになって、お金も身体もだぶついたアメリカ。もう終わったかに思えたサブプライム問題もこれからのようで、日曜日であるにも関わらず、政府資金投入の発表をした。ゲップが出るほど食べてはいけないのは、牛だけではない。人も車も考え方を変える時期に来ているらしい。

地上デジタル放送開始で、電波障害解消の負担から開放されるとの朗報が入った。原油価格の高騰で様々な技術が、採算に載るようになった。個人も国家もグローバルな視点を持てば、乗り越えられると思う。アメリカ人も貯蓄に努めるようになって来たそうだ。だから一時的には、もっと不景気になるようだ。恐慌などはないだろうけれど。
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モナ不倫・王貞治監督二岡を叱る

2008年07月11日 | Weblog
今日 二岡は一軍昇格の予定だったのを取り消された。巨人軍は紳士たれだから、本当にマズイらしい。阪神だったら、問題なかったという人もあるけれど、球団や選手の実力 色々の要素が絡むのだろう。

フジTVも、視聴率だけ考えたら、そのままのほうが絶対稼げる。非難轟々で出来っこないけれど。田丸さんも安藤さんも小宮さんも、いろいろあった。どういう基準なのか、やはり男性の場合と女性の場合では違うのかな。

それにしても不思議な仕事があるものだと、つくづく思う。又あるぞと狙いをつけて、他人が遊んでいるところに張り付くんだから。お父さんの仕事として、子供に言えない気もする。

王貞治監督が感想を求められて、高給取りの巨人軍選手が9800円はいけないと二岡を叱ったそうだ。それくらいが世間相場なんだから、全てを失いかけているモナさんは、愚かだね。きっと再起するだろうけれど。

様々なところでの、男性の感想が面白い。男性の本音研究の絶好のチャンスだ。正義面しないで、人間存在の危うさを、肝に命じよう。TVって神様より厳しいのね。
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屋山太郎か三反園訓か

2008年07月03日 | Weblog
政治評論家に好かれる必要はないのだけれど、政治家たるもの何かしら言ってもらえるだけのパワーがあって、時には評価されたほうがいいに決まっている。

年金問題が取りざたされ始めた頃、「これは小沢じちろう(自治労)問題」と喝破した屋山太郎のセンスに感心して以来注目している。近い親戚に、民主党の関係者がいるとのことだけれど、小泉さんにも、小選挙区の利点をといて止まなかったらしい。

その屋山太郎が、「地を這うような支持率でありながら倒れない、皆が思うより長く続くのじゃないか」と福田政権を、評していて面白かった。(TVタックル)ねじれも福田康夫という人間性も前例がなく、読みきれないのだなと思った。

三宅さんの隣に住んでいたというお婆ちゃんが、「三宅さんは中曽根康弘とハゲ治療の注射を打ちに行ってたんですよ」と軽蔑していた。島信彦が中曽根内閣発足当時“田中曽根内閣”と発言したら逆上していたことがあったっけと、思い出した。

三反園訓もいいなと迷っていたんだけれど、やっぱり、看板を背負っている分自由度が不足かな。屋山太郎に比べると、ちょっと照度も足りない気がするけれど、これからは三反園訓の時代かもね。いい評論は大切です、頑張って せめて 楽しませてね。
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陸自派遣なら活動停止

2008年06月08日 | Weblog
「陸自派遣なら活動停止」 アフガン支援の中村医師(共同通信) - goo ニュース

久ぶりに中村哲先生を見た。痩せてやつれておられるようで、心配だ。“現実”を相手に奮闘しておられる。尊敬している。

暴力と違って、劇的な効果は無くても、確実に現地の人の役に立ち、お金も有効に使われている。井戸を掘り、水路を開き、衛生と自立を助けている。日本人中村哲の名は、たとえ全部の井戸が枯れても残ると思う。

異国の乾いた土に、汗を染み込ませた人の話を聞こう。

莫大な戦費と人命を費やして、憎しみだけを残した国を反面教師として、考えなくてはいけない。

「武装解除」の紛争屋・伊勢崎賢治氏も、現場の人だ。日本人だから、日本の自衛隊のあり方だから出来たことがあると、国会で証言している。

歴史を見れば、国力に相応しい軍事力を持たなかった国は滅びている。しかし、むやみに軍事行動した国の末路も、歴史上明らかだ。専守防衛で自重できる事が、国益だと思う。

なんだか、この国の行き先が定まらない。中村哲先生の存在が 私に考える光を点してくれていなかったら、こんなに不安に思うことも無かったけれど・・・
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「たばこ1箱1000円」

2008年06月05日 | Weblog
合言葉は「たばこ1箱1000円」…超党派で議連発足(読売新聞) - goo ニュース

ねっ! ネッ! ねっ!

中川秀直氏に さんせ~!  中国のタバコ「パンダ」は1500円・ただし賄賂用だそうです。

直前の、小記事《犯罪者増産カード》をご覧ください。 なにしろ・身体に悪いんだから、いい税金ですよね。

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中国は変わるかな

2008年06月03日 | Weblog
王毅前駐日大使が台湾担当閣僚級に 中台改善で異例人事(朝日新聞) - goo ニュース

台湾の馬総統の対中国の基本姿勢は「統一せず、独立せず、武力を用いず」の三つのノーだという。つまり現状維持ということだ。地勢的にも、民族的にも無理は出来ない。又無理をする事に、利益は無い。

“武力を用いず”は、誰しも頷くところだ。単に勝ち目が無いだけでなく、自分の居住するところが戦場になる事を、望むものがあるだろうか。

“独立せず”については、海外の台湾人には、複雑だろう。心に期すことと、対外的に表明する事とは違う。台湾独立運動に関わって、国を出た人々は多い。

では“統一せず”は可能だろうか。今回の人事をみて思うのは、中国の拙速をさける姿勢だ。中国が変わらなければ、統一など、夢だ。

この「三つのノー」がいかに矛盾に満ちたものであろうと、この矛盾を、生きるしかないのが、現実だ。勝手な言いようだけれど、台湾が台湾であり続けてくれることで、日本も少し安心なのだ。

経済的には、とっくに、国境も海峡も無いのだと思うと、中国が今の政治体勢でやっていけると思えない。不即不離という言葉はあるけれど。
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主席 心は大切です

2008年05月09日 | Weblog
聖火は 人から人へ、民族から民族へ手渡しするものと思っていたので、エベレストに押し上げて、何の意味があるのかなと、素朴な疑問が湧いてくる。

登山をよくする人に聞くと、日本のありふれた山でも、全身に“神”を感じる事があるそうで、ましてや、エベレストともなれば、誰でも子どもの頃から特別な想いをもっているはずだ。

愛ちゃんとのピンポンの後、福田総理が、「ピンポンをしないでよかった、試合を見ていると実に戦略的だ」みたいなことを言って笑いながら主席を振り返っても、ニコリともしない。物事の全てに、意味を嗅ぎまわって、温度や重さを測っている相手は、シンドイ。

“国家的意思でなされた事ではないと、分かっているからこちらも深追いしないけれど、餃子問題は大きい。“吉兆の使いまわし”もだけれど、心の問題だ。唯物論でもいいけれど、それなら科学的事実と論理展開を認めて欲しいものだ。

国民は,そんな国の主席とのピンポンを互恵でも許せない。愛ちゃんご苦労様でした。ゴメンネ。
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「甘楽で缶コーヒー」その後

2008年05月04日 | Weblog
「甘楽で缶コーヒーに」お詫びコメントをいただきまして、恐縮しております。私自身は楽しい思い出です。2本目のアクエリアスが出てきた時、ボケてなかったワの安堵感で、お腹のそこから大笑いしました。

ちょっと私が笑いすぎたのでしょう、缶コーヒーの依頼人は自動ドアにある番号に電話しました。ドアの管理のほうに繋がって、自販機は、「ナムコ」へとか何とか言われたようでした。

それで、自販機を眺め回して番号を探して、電話したところ不在だったのです。

お勘定は合っているのだからとか、120円で、アクエリアスが出るんなら許すとか、いろいろ言い合って、楽しみました。

ヤマト運輸の方からのコメントの時も思いましたが、日本コカコーラも社員や関係者が愛社精神を持って、きめ細かに対応されているのですね。日本の民間は磐石です。

と、後日談通り、まったく気にしておりません。こんな片隅のブログにご訪問いただいて、ありがとうございます。ただ、感謝しております。
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カナリア一羽・蝋燭一本

2008年01月08日 | Weblog
送水管内で作業員3人倒れる 1人の死亡確認 北九州(朝日新聞) - goo ニュース

小河内ダムの見学に行ったとき、犠牲者の慰霊の碑があって、名前が刻まれていたと思う。それが、100人単位で、子供心に衝撃を受けて、忘れられません。

今、歴史的大工事などがあっても、犠牲者が多く出る事は、なくなっているのでは、ないですか。本四架橋も、多くの犠牲者が出たとは、聞かないです。

けれど、総勢10人位の小規模工事では、亡くなる人が、結構あって、残念でなりません。
今日の事故でも、まず、受注の段階で、酸欠予防の費用を積算しなければ、ならなかったと思うし、なにより現場で、工事の安全を考える人の存在があったのかしらと、疑問を感じます。

酸素濃度を測る機器がなかったとしても、カナリア一羽、蝋燭の一本があれば、防げたはずです。私のような、素人でも、小学校の理科の実験と、見学の時の衝撃が、知識になっています。

それと、今水を張ってからお風呂を沸かすことがなくなったので、物質が簡単に均一にはならないことの実感が本当に乏しいようなのです。プロパンガスがもれた時、箒で掃いたりしているのを見ることも、多分あまりないのでしょう。

もう何時間も経過して、脳は酸欠3分で、決定的ダメージをうけるというので、胃のあたりが、イヤな感じでいます。 どうか奇跡が起きますように。
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福田総理・油地獄を行く

2008年01月07日 | Weblog
最近、政治評論家になりきってきた加藤紘一氏は、地元の新年会で、「福田総理は出来るだけ衆院解散を延ばしたいと思っている」と発言した。(日経6日から要約)

総理は、勝てる局面を必死に探っているのだろう。勝てる見込みが無いのに、解散などしないと、大方は見ている。3分の2を失う事になれば、単独過半数でも、勝利とは言えないと考えているのだろうか。古賀氏も、今年は落ち着いた年にと、昨日再度、解散なしを、匂わせている。

民主党は、小沢党じゃないぞとの不満がくすぶり出している。大連立は無くても、再編成はありとの空気を作りだして、参議院の民主党議員の造反に、理由づけを与えて“説得”に努めよう。選挙は3年ないし6年先だから、悪影響などないと、“友人として”説得してみよう。と、ホームルームなら、簡単なんだけれど。

人を引っ張って動かす事はできないですよね。そちらに向かせて、後ろから押す事ならある程度は可能かもしれません。でもこれも限度のあること。自民党ないし福田と歩めば、いいことがあると、思えるなにかが、無ければなりません。

阿倍元総理は、お腹を壊しながら、強行採決を重ねました。福田さんは、結構タフなはずです。問責決議が出ても、ああそうですかで、居座ったらよろしいです。国益と国民のために、3分の2で出来ることは、すべてやりましょう、やるべきです。

そして、反対のための反対だから、押し切りましたと、説明をちゃんとしてください。ますは、揮発油税から。それにしても、油ばかりですね。油地獄というのがありましたけれど。
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