1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

安全衛生業務と職長の責務 その2

2018-04-02 13:06:37 | 日記
職長教育が目指しているものは、職場の「キーパーソン」としての人材育成である。
職長の役割である「先取りの安全衛生管理」と「情報管理」を実施するために必要な能力の取得であると言える。
職長教育の目指すところは、次の2つである。


・第一に、職場に存在する危険性又は有害性とそれらに起因するリスクを明確に把握をし、一つ一つの具体的問題を「早期に見つけて、解決する技術力の向上」
・第二に、職場に与えられた仕事を職場のチームワークで効率的かつ計画的に推進をしていく「リーダーシップ能力の向上」


1.問題点を早期に見つけて、解決する技術力の習得
職場における問題点を考えるに当たり仕事の構成要素を考えてみると、仕事は3つの要素「人・物・作業」と「管理」から成り立っていると言える
「人」は作業者、「物」は原材料や部品、設備、機械および職場の環境、「作業」は作業手順・方法である。
仕事とは、ある「職場環境」のもとに「設備や原材料等」を使用して「決められた作業手順・方法」に従って「作業者」が働くことで進められる。
そして、良い仕事をするためには、生産計画、工程表、各種の標準表のもとで安全衛生を確保しつつ「管理」がなされている。
しかし、職場ではある時には「3要素と管理」に問題が発生して、安全衛生や品質、能率、原価のいづれかに問題が生まれて、
良い仕事を達成することが困難になる。


これらの問題解決には、常に「どの設備が」、「どの作業が」、「誰が」と具体的に問題を特定することが重要になっている。
いずれにしても、職長は職場のキーパーソンとして作業者が良い仕事ができるように仕事を構成している「3要素(人・物・作業)と管理」について、
職場の「不安全状態」や作業者の「不安全行動」を見逃さず、問題(異常)等があれば早期に発見をし、解決を図る技術を取得し、
常に正常な状態のもとに生産活動を進めるとこが期待されている。

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