安全衛生点検 その3

2.　設備の日常点検
毎日の作業の中で作業設備の点検は、作業の流れに従い、その時どきに対応した内容を織り込んでいかないとならない。


（2）作業中における点検（中間点検）

作業中にも、機械設備に対する点検を怠ってはならない。
特に高温融解物を扱うような過酷な作業条件や危険有害物質を扱う設備などでは、
破損による変形や漏えいに対する配慮が必要である。

また、屋外で作業をするクレーンでは、瞬間風速が毎秒３０メートルを超える風が吹いた後に作業を行うとき、
または、中震（震度4）以上の地震の後でクレーンを使用して作業をする場合には各部分の異常の有無を点検しなければならない（クレーン則第３７条）。
など、作業環境の急激な変化に対して点検を義務づけている。

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安全衛生点検 その2

2.　設備の日常点検
毎日の作業の中で作業設備の点検は、作業の流れに従い、その時どきに対応した内容を織り込んでいかないとならない。


（1）作業開始前点検

作業開始前点検（始業点検ともいう）は、その日の作業が安全に行えるかどうかを仕事をする前にチェックをするもので、
点検の中で最も重要な意味を持っている。

始業点検は法令で定めている危険有害設備はもちろんのこと、ハンマーやスパナのような手で扱う工具に至るまで必ず行うことが必要である。
ここでは、比較的身近な機械設備について、法令で定める始業点検の項目を下図に示す。



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