1日講習・全国出張!職長教育・安全衛生責任者教育ブログ

全国を渡り歩き、職長教育・安全衛生責任者教育を1日講習で行う愛知のRSTトレーナー。

環境改善の方法と環境条件の保持 まとめ

2018-06-06 13:01:38 | 日記
・まとめ
1:急性疾病対策
 一酸化炭素中毒、酸素欠乏症、熱中症、有機溶剤中毒症のような急性疾病対策は、作業をするときに注意が必要となり、
 死亡災害に直結するだけに職長にとって最も注意をしなければならない。

2:慢性疾病対策
 2 慢性疾病対策
   (1)作業疾病対策
     1.職場の作業環境のどこに問題があるか作業環境測定などにより正確に把握する。
     2.改善計画を安全衛生管理計画にのせる。
     3.現場での改善には、全員参画させる。
     4.改善計画の進捗を管理する。
     5.局所回帰装置等の設備の維持管理を確実に実施する。
   (2)作業管理
     1.作業方法等の改善により作業の負担を軽減する。
     2.保護具の管理、装着の徹底を図る。
   (3)健康管理
     1.特殊健康診断を確実に受信させる。
     2.健康診断結果を確実に把握し、実施後に措置の徹底を図る。
   3 産業疲労対策
   (1)作業環境改善
     1.職場の設備、作業のどこに疲労の原因となる問題があるか把握する。
     2.負担軽減の改善計画を安全衛生計画にのせる。
     3.現場での改善には、全員参画させる。
     4.改善計画の進捗を管理する。
   (2)作業管理
     1.作業姿勢、作業時間から疲労の原因となる問題点を把握する。
     2.負担軽減の改善計画を安全衛生計画にのせる。
     3.グループ内のコミュニケーションを図ることについて配慮する。
   4 生活習慣病対策
     1.健康診断を確実に受信させる。
     2.健康診断実施の有無を確実に把握し、実施後の措置の徹底を図る。
     3.部下が、どのような健康状態にあるか把握する。
     4.有所見者、投薬者、治療者等については、継続治療等を実施しているか把握する。
     5.心身両方の保険指導等を推進する。
   5 整理・整頓
     職場の整理・整頓に心がける
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環境改善の方法と環境条件の保持 その26

2018-06-06 10:02:18 | 日記
5. 健康の保持推進
(6)整理・整頓の進め方
整理・整頓は、安全衛生の基本である。
整理・整頓の徹底のしていない事業場は、安全衛生の麺でも徹底をしていないといっても言い過ぎではないと言える。
整理と整頓にはそれぞれ異なった意味がある。


 (1)整理・整頓の考え方
・整理とは、必要な物と不要な物を区別をして、不要な物を処分することである。
・整頓とは、必要な物の置き場所、置き方、並べ方を決めて、使いやすく、わかりやすく整えておくことである。




 (2)整理・整頓の進め方
整理・整頓・清掃・清潔の4つの頭のSを取って、これらの活動を4S活動(運動)といっている。
また、これに「しつけ」を加えた5S活動と称している事業場もある。
いずれにしても、これらの活動は整理・整頓を身につける活動であり、職長のリーダーシップと厳しさがないとやれない。

 みんなの協力で職場の整理・整頓を進める
ア 必要の物と不要な物の判断基準を示す。
イ 受持区域に責任を持つ。
ウ 整頓の仕方を決める。
エ 担当する工具、器具には責任を持つ。
オ 掃除当番は責任を持って掃除をする。

このように「基準」を明確にして、場所または物に対して「責任者」をハッキリ決めることがポイントであり、
「定期的」に“どのようにやっているか”をチェックして、必要と感じれば改善をすることを忘れてはならない。
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