元高校教師のブログ[since2007/06/27]

地元仲間とのウォーキング、ハイキング、サイクリング、旅行の写真入報告。エッセイや意見も。

霧降高原・大山から隠れ3滝へ

2014-05-18 17:55:07 | ハイキング

※参考→日光霧降の隠れ3滝・軽ハイク /日光・霧降3滝巡り 

日時;2014-05-17
天気;晴れ時々かすかな霧雨
同行者;鎌ヶ谷ハイク&ウォークの会、男女5名
カメラ;オリンパスFE-180[ポケットカメラ]←pentax X-5が無いので
交通費;電車賃→往復3,100円*、バス代→680+300円
   *実際は約1,700円。ヤフーオークションで安く購入。偶然にも出品者は鎌ヶ谷近くの人で、
   とても丁寧に対応してくれました。

電車;[往]鎌ヶ谷(5:23)--(6:34)春日部(6:53)--(8:25)東武日光(8:48)--
       [バス680円?]--(9:13?)霧降高原[→高原ハウス]
 [復] [つつじヶ丘広場](15:55)→バス停・霧降の滝入口(16:21)---[バス300円]---
   (16:31?)東武日光駅(17:12)----(18:10)新栃木(18:11)---(18:52)南栗橋
      (18:53)---(19:08)春日部(19:18)---(19:58)柏(20:04)---(20:23)鎌ヶ谷 

コースとタイム--若くは無いので、標準タイムの1.5倍に設定。[徒歩5時間]*トイレ   
 [標準タイム]高原ハウス*(40分)沢出会い・合柄(がっから)橋跡(50)大山(40)
  猫の平(20)マックラ滝(25)玉簾滝(30)丁字滝(20)丸太橋(20)つつじケ丘広場*
 実際は--高原ハウス*(9:25分)--(10:20)枯れ沢出会い(10:35)---(11:25)大山
   [昼食](12:00)---(12:30)猫の平入口標識---(12:55)猫の平(13:00)---
   (13:30)3ケ所分岐点---(13:40)マックラ滝(13:50)--(14:20)玉簾滝(14:30)--
    (14:40)分岐標識---(14:45)丁字滝(14:50)---(14:55)分岐標識-- (15:10)
    丸太橋---(15:45)つつじケ丘奥の駐車場→売店広場*    


GPS logger "m-241" からの軌跡をカシミール3Dの地図に読み込ませ、ソフトの「ペイント」を用いて上書きして作成した地図です。次に出てくる拡大図も同様です。

 暑すぎず寒すぎず、この日は快適な陽気であった。ただ、天気予報とは異なり、ときどき雲が立ちこんで、僅かながら霧雨のような水滴が頬を掠める。東武日光駅から、バスはどんどん高度を上げ、到着した霧降高原は広々としていて、日光の山々に囲まれていた。

 冬にはスキー客で賑わうのであろうが、来月からのニッコウキスゲで有名な場所だ。高原ハウスで地図を元にコースの情報を入手し、清潔なトイレを済ませ、さわやかな高原の空気を胸一杯に吸い込んでから、なだらかな笹の小道を下って行った。2~4名からなる、この日の一行は我々を入れて3パーティーしかいない。我々は若くはないので、標準タイムの1.5
倍と心がけた。よって他のパーティーの姿は直ぐに消えた。もう、笹の小道は静寂そのもので、時折小鳥の囀りやミツバツツジの歓迎を受けながら自然を謳歌して進む。

下り着いたところに標識があり、ここが分岐点だ。右の「つつじケ丘」へは、大山に登らないコースで、下の案内地図では霧降川の下部を往く古道・戊辰の道である。
この日の我々は左の大山方面へ進む(下の図では霧降川の上部と平行)。なお、下図の
黄色の道路は、我々がバスで使った霧降高原道路である。

さて、沢に出会うまでは、なだらかな下りだと思っていたら、道は厳しくなりだし、崖の崩壊
箇所も現れ、要注意の黄色のテープも張られ出した。


写真では危険な雰囲気は表せないが、結構神経を使う下り道だ。

その後、ようやくガレ沢に到達。水は流れていないし橋も無い。だが、よく眼を凝らすと
「合柄橋」の文字がある。「がっからばし」だそうだが、急な大水の度に橋が流される歴史が
あるのかも知れない。そこで小休止したが、これまでの急激な下りを思うと、1158mの大山への登りは、相当きついものと、覚悟を決めた。地元で作成した等高線の無い「霧降高原ハイキングコースマップ」を利用していたので、そう思ったのだった。


 初めは美しい森道で、山つつじも現れ始めた。だが、未だ蕾が多い。

 そこを過ぎると、なだらかな草原に変わった。後ろを振り返ると、視界を遮るものの無い、ヨーロッパ風山麓風景が拡がっていた。


 裾野の後ろに現れたのは男体山であろう。


牧場の中を登っていくと、向こうにベンチと案内板らしきものが見える。あそこが大山の
山頂であろう。


日本離れした風景ではないか。丸山の後ろに聳えるのは、女峰・赤薙であろう。
それにしても、牛の姿が無いなぁ。草原は荒れ果てていないので、旧牧場ではないようだ。
放牧シーズンでないのかも知れない。

お昼のコンビに弁当などを食べながら、この雄大な景色を堪能した後、牧場内の道を
出て、猫の平に向かう。


拡大詳細図(霧降川に沿った赤い軌跡は、実際の山道とずれていて、
「電子国土」の破線山道のほうが正しい)

思ったより遠い。かなり下ったところで舗装の車道に出てしまった。歩きながら、このまま、
つつじケ丘に出てしまうのかな、と不安に思った。だが、ようやく、左手に登っていく小道を
探してほっとした。もう着く頃だろうと思っても、「猫の平」にはなかなか着かない。やがて、
前方左に標識が見え、やれやれと行ってみると、「猫の平入口」の案内であった。
少し迷ったが、それでも、登っていくと赤い山つつじの花が目立ちだした。

猫の平には東屋があり、そこで一服。さあ、三滝の道へ降りるぞ、とスタートした。想像
以上の急坂で、木の根も、やたらと張り出していて、かなり手こずった。ときどき、山つつじ
が迎えてくれるが、予想タイムでは下りられなかった。


ようやく、下の林道に到着。この標識に従ってマックラ滝へ向かう。
隠れ三滝は二度ほど訪れているので、勝手知った道だ。


マックラ滝は迫力満点で、周囲のムードと合わせて凄みがある。


来るときにここを渡ったのだ。


次は玉簾の滝。ここは名前通り、横に広がってスケールの大きな滝である。華厳の滝
より良いのではないか。


丁字の滝。この上部の渓谷に他の滝が幾つかあるようだ。

三滝を見て「つつじヶ丘」へ向かう。霧降川に架かる丸太橋を渡り、次の沢の丸太橋を渡ると登りが始まり、急坂に施設された土留め用の丸太階段が続く。疲労が蓄積されてきた足
には相当きつい。

それが過ぎて道が平坦になると、周囲に赤が目立ち始める。右下の車道に続く斜面は赤の
オンパレードだ。


ようやく、つつじヶ丘の奥の駐車場に到着。周囲は赤色のツツジ一色だ。だから、つつじヶ丘
なんだ。


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