寺山修司は「書を捨てて町に出よう」と言ったが、「町に出る」とは何なのか、よく分からない。机上でなく、生の人間たちと生の意見をぶつけ合う大切さを訴えているのかも知れない。そこから学ぶことは確かに大きい。
私は、とっくに書を捨てている。だからといって、町には出ない。六本木や西麻布なんかに出て、西洋飲み屋で、誰からかまわず、意見をぶつけ合うことなのであろうか。どこかのボンボンなどと違い、私にはそんな経済的余裕は無い。その前に、コンクリートジャングルは、息が詰まり私の性に合わない。
だから私は「書を捨てて外に出よう」と自分に言い聞かせ、今日も一人、庶民の路地や田舎道を歩くのだ。
このところ、コニカを愛用していたので、サビつかないかと心配してペンタックスを持ち出した。無目的ではあったが、対象は矢張り秋でした。
鎌高手前の森で
根頭神社の森です
根頭神社の裏手で
訓練のためか、自衛隊の飛行機がやたらと煩かった。
中沢・市民プールの裏手で
中沢地区の路地で↑↓
以下は全て道野辺八幡宮へ戻る道すがらで
道野辺八幡宮から我家への道で火事があり、狭い路地に何台も消防車がひしめき合っていた。
まだ完全鎮火にいたらず、消火活動中であった。