関宿ウォーキング---歩行約8キロ、弁当持参
[電車とまめバス]
往: 鎌ヶ谷駅--{東武野田線}---( 9:31)川間駅[南口](9:50)--{まめバス}---(10:14)
*いちいのホール(10:44)----{まめバス}----(11:03)観音前
復:関宿台町(15:35)---{まめバス}---(15:59)いちいのホール(16:16)---[まめバス}-
---(16:41)川間駅(17:00)---{東武野田線}→鎌ヶ谷駅
[gooの地図に「ペイント」でコースをなぞった]
コースとタイム--丸数字は上の地図に対応している場所
観音前バス停①(11:10分)→金竜院→②ぶた牧場→利根川土手サイクリングロード→③処刑場跡→県道17号→(12:30)関宿水辺公園(昼食)→(13:15)関宿城博物館(14:00)→中の島公園→関宿水門→土手道→関宿城跡→④関宿関所の碑→⑥関宿落掘・船橋随庵先生水土功績の碑→⑦昌福寺→(15:05)⑧鈴木貫太郎記念館(15:25)→⑨関宿台町バス停
■本文
このコースは野田市の循環バス「まめバス」利用が前提です。これ無くしては成立しないので、ネット検索で「まめバス」を出してください。
関宿ウォークは前から計画していたのだが、交通不便でなかなかうまく行かなかった。今回、関宿が野田市に吸収されたため、まめバス利用が可能となり、ようやく実現の運びとなった。
いちいのホール;旧町役場であろう。トイレ休憩には理想の場所。ここに無料の「野
田ガイドマップ」があるが、有料(500円)の「野田紀行」のほうが名所旧跡巡りには
好都合。なお、ここの5階に将棋の「関根名人記念館」があり、墓地や生家も近い
ことが後で「野田紀行」を見て分ったのは残念。
まめバス;100円だが、乗継カードをもらうと次のルートヘ無料。バスの中で時刻表付
きルート図がもらえる]
金竜院;ここの隣りに古びたお堂がある。そこに書かれた文字は難しくて読めない。
金竜院から利根川方面へ向かう。土手の手前にブタ牧場があり、関宿が牧畜で有
名とは後で知った。そう言えば、行く道々に牧場があり、ビニールに包まれた球形
の干草があちこちに積まれていた。
ところで、ここの牧場には大きな豚が身動きできないように閉じ込められていた
が、その脇に生まれたての子豚が沢山寄り添っており、思わず足をとめた。
利根川土手;いやぁ、陽射しが暑くて木陰が無い。まいった、まいった。行く手前方に
遠くお城がかすんで見えるのだが、なかなか近づかない。バス停から約4キロとふ
んだが誤りなのかなぁ。後ろがだいぶ遅れだしたので、一休みと思ったが木陰が
一切ない。やむを得ず土手下の民家の生垣の影に身を寄せ、水分補給などで一
服した。
処刑場跡;夏草が生い茂って往時を偲ばせるムード。いっさい整備されてなく、ほっ
たらかしなのが気に入った。まさに旧跡、いいぞ。
関宿水辺公園;広々と明るく開放的で子供連れにはいい。弁当持参でない人は、隣
りの関宿城博物館前の「お休み処」を利用すればいい。
中の島公園;ここへのアプローチは橋を渡る。何でこんな贅沢なものを作ったか理
解に苦しむ。まさか、不正工事発注関連ではないでしょうね。橋から見下ろすと、草
ぼうぼうの広大な遊休地。この場所こそ千葉県の最北端。公園はずれの水閘門の
上に立つと、利根川と江戸川の分水地が見える。江戸時代は水運の要。橋幸夫の
デビュー曲ではないが、「ここは関宿---」の思いが実感する。
ところで、公園内には関東地方最大級といわれるコブシの大木 がある。開花の
ベストのときにぜひ訪れたいものだ。ただ、ご存知のように、コブシの花はすぐ黒ず
んで汚くなる。いいとこ3日勝負かな。それに、コブシの花は白なので、よほどの青
空でないと思ったような写真は撮れないとのことです。
関宿城跡;ここも何の手入れもなく、「夏草や兵どもの--」の雰囲気。
船橋随庵先生水土功績の碑;道路から右に堀に沿って20メートルくらい先にある。
風雪にさらされ、彫った字がよく読めないが、土木関係者にはお薦めする。
昌福寺;誰が彫ったか分らないが、ここの彫刻は見事。
鈴木貫太郎記念館[月曜は休館];入館無料。えらいっ!京都や奈良の神社仏閣は
見習いなさい!ところで、海軍大将、日本海海戦、226事件、敗戦処理内閣、酪
農開拓事業など、ここに入るまで(226以外は)知りませんでした。この人、まさに
郷土の英雄です。
[あと書き] 陽射しと気温、木陰の有る無しによって、体力の消耗度に大きな差が出
ることを実感させられた。本来は江戸川土手道を南にたどり、関宿橋のずっと下方からバス停・観音前に戻る8キロ(実際は10キロになるか?)コースだったが、急遽コースの変更をした。うちの会はいつも12キロ前後歩いているのだが、この日は8キロも歩いてないのに結構疲れたです。なお、船橋随庵、関根金次郎、鈴木貫太郎、関宿城博物館、その他詳細情報はネットで検索してください。
※写真はメンバーのH.W.Moon さん撮影です。