二人一竿 in 紀伊長島

ズーと約束を果たせないままでいた息子との磯釣りを予定してた。
しかし、急に冬型になったので風が相当強いので、止めとくかと言ったのだが、行きたいらしい。
まぁ尾鷲なら何とかなるかと思って電話したら、明日は風強いし休むと宮城野さん。
駄目元で長福丸さんに電話すると相当風強いけど、船は出すよと。。。
で、昨年同様に初釣りは紀伊長島となりました。
相棒は、隆登（もう直ぐ１１歳）です。


ＡＭ３時に自宅を出て高速でノンビリ目に行ったが、５時過ぎに長島のサークルＫに着いた。
朝飯を仕入れてイザ渡船屋にと車を走らせたところで、ジャリとい何かを踏んだような…。
走らせるとカツ・カツ・カツと異音がする。
何か巻き込んだかと降りて音がする右前輪を見ると何もない。
しかし、異音は確実にするので、触るとタイヤから芽が出てて、シューという音も…（滝汗）
とりあえず渡船屋の駐車場まで走って再度見ると何かが刺さっている。
どうせ動かせないしとエイヤと抜いたら、シューってタイヤがペッタンコになった…
これって、どこかの誰かさんがなってた状況のまんまやなぁ～
で、どうしようも無いので準備して釣りに出ました…

港を出たら結構波有ります。
強い北西が吹くはずなので心配は有りませんが、やはり大変そう。
当初の目論見では朝の内に隆登に一連の動作を教えて30㌢級を釣らせて、沖磯に移動して１発狙う目論みで居ましたが…。
乗ったのはカングラ本島。
荒れてる時は１発あるし、30㌢級ならかなりの確率で出る磯です。
船頭も気を利かせてくれました。

用意を始めましたが、風はドンドンと強くなり立ってるだけでもふらつきます。
竿を出せば風で左に曲がり、仕掛けの回収は困難ととても磯２回目の１０歳に全てを教えるのは無理そうです。
諦めて２人で１本として準備しました。
準備中も時折り波が大きく上がって、隆登はかなりビビッているようでした。

なんか妙に馴染んでます…（笑）

で、期待したコッパは一切釣れず…
サシエすら一度も取られません…
沖磯への磯替わりを予定してた船で湾内のマツタケに移動。
風・波は穏やかになるのですが、ここは足場が狭いので、２人で１本です。
自分の初釣りは次回にしときましょう



マツタケならコッパは入れ食いだろうと思ってたのですが、よほど条件が良くないのでしょう。
コッパでも渋い…
それでも人生初グレげっちゅ！
25㌢級のグレは良く引いたそうです。

この日、結構考えましたよ。
普段は何気なくやってる事を言葉にして、説明して手本を示して…。
また、渋いし、いつものタックルではないので、どうもシックリきません。
そのせいでハリ外れが多発です。
送り込んで、張って、送って、張って…。


昼過ぎには、やり取りは出来るようになりました。
前アタリも分かるようになって、この日はそれから送るようにすると食い込んでくれるようでしたので、本人は一所懸命に糸を送ってました。
（インナーガイドなので、適度の張りは勝手に出来ます）
その甲斐あって最後の１投で30㌢ゲッチュ
やるなぁ～
僕が30㌢を釣るまでには３回行ったような気が…

自分が釣る以上に嬉しかったのは言うまでもありません。
大満足で納竿し、帰りの船で「グレ釣りおもろいか？」と聞くと「うん、難しいけどな」と生意気な事を言ってました…。


◆タックル
竿：1.5号（インナーガイド）
リール：ＬＢリール3000番
ミチイト：ザイト・フラッシュRX3号
ハリス：ザイト・磯フロロ2～3号
ハリ：オーナー・速手グレ6号、元輝グレ5～6号
ウキ：釣研・全遊動X-Aの3B、グレセンサーFの2B
ストッパー：潮受ウキゴムLサイズ
サシエ：ボイル
マキエ：ボイル＋アミエビ


■釣果
口太：25～30㌢５枚
磯ベラ、クサフグ、キタマクラ


ＰＳ．港に上がると現実が待ってました。

パンクは初体験です…（ウフッ）

突き刺さっていたのは、このバイ・・・バランサーのようです。
かなり太いので、パンク修理できるのか？
修理できたとしても履き続けられるものなのか？
ホイールは大丈夫なのか？
そもそも、今日中に帰れるのか？
（あかんかったらもう１日やるだけですが…）
この週末は信州にスキーの予定やけど、いけるんやろか？
TOYOTAに電話したら正月休みやし…。
色んな考えが渦巻きましたよ。

ＪＡＦに電話して、尾鷲から来てもらいました。
非常タイヤに交換。
タイヤ交換ぐらい自分で出来ますが、ノアのスペアタイヤは車の下についており、どうやって取るのか分からんかったんです…（汗）
ありがとうございます。

紀伊長島のガソリンスタンドで駄目元で修理できますかと聞くと、出来るよとアッサリＯＫ！
「デカイ穴やな～」といいながらもゴムを２本突っ込んで修理できました。
このまま乗り続けても大丈夫だそうです。
ＧＳの店員さんが天使に見えました。
お代は、１，５７５円（安！）でした。
紀伊長島はエエとこや～