情報リテラシーについて 2011.04.25 ryu
文字を読み書きする能力を意味するリテラシーLiteracyから派生した言葉です。
「情報技術を使いこなす能力」と「情報を読み書き活用する能力」の二つの意味をもつ言葉として、利用されています。
せっかくIT情報が発信されていても、ITの技術能力がないため、利用できないと云うことが高齢者の社会ではよく起こっています。
このことが地域IT化の大きなネックになっています。しかし、携帯電話は電子メールを多くの方に普及させて功績者でもあります。最近では携帯電話を持っていない高齢者の方が稀になってきました。
ITをより効果的に発展させていくためには、誰かがITの推進をサポートしていく必要があるのです。特に高齢者への普及は公的な力だけではなく、一般市民の努力と協力がどうしても必要になるでしょう。
もう自治団体が行うセミナーの段階を超えた、なにかが必要になったことを、感ずるようになってきました。
千葉市美浜区の激しい液状化現象
- 情報がYoutubeなどによって、コピー&チェインによって急激に広がっていくようになりました。
- また、情報は上から下へでなく下から上への情報手段にもなってきました。
- これを悪く取るか、前向きにとるかが重要な課題にンってきました。それも地球環境で起こってきたのです。
- 東日本大地震による液状化現象の動画写真も数時間後には世界を駆け巡りました。テレビ報道をはるかに上回ったとも言われています。
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まず上記のサイトをご覧ください。産経ニュースです。友人が教えてくれました。下記に友人のメールを書かせてもらいます。
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「画像の下の文字をクリックすると鮮明に拡大できます。記事詳細にあるように何故今までこのような隠れて存在する技術を活用できなかったのか不思議でした。」(友人談)
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このような写真が即、配信される時代になってきました。写真がすべてを語っているようです。女性の顔が印象的です。普及会を創立した11年前には、このような写真がネットメディアで自由自在に公開され。みることができるとは思いもよりませんでした。まさにネット革命なのかもしれません。
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全世界、マスメディアから地域中心のソーシアル・メディアの時代は大きく変化して来ています。地域住民に、また高齢者に、このようなITを応用すること・対応することを普及して行く市民活動団体も重要になってきました。
1回目終わり
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来る2月17日に財団法人 ニューメディア開発協会主催の「シニアーネットフォーラム21 in 東京 2011」が開催されます。
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高齢者がメジャーになる時代、新しい文化形成の担い手として活躍することが重要になるため、ITを生かしたシニアライフを送るためのフォーラムと聞いています。
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日本は、今後本当に大丈夫なのでしょうか?
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現在、我が国の65歳以上の高齢者人口が全人口の23.1%に達しています。さらに70歳以上は11.2%を占めております。 一方少子化によって全人口は激減し始めています。
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このような環境の中で急速にデジタル化が進んできております。2011年7月24日(日)をもって、アナログテレビは姿を消します。納税処理はe-taxがどんどん進みこの数年で納税者のかなりの方がパソコン納税を行わざるを得なくなるでしょう。
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これを発端に日常の色々な器具もデジタル化し、携帯電波文化が進み、「各団体やグループ」もデジタル技術なしては、運営も難しくなってくるでしょう。
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テレビも文字放送、衛星を利用した放送やパソコンに似た機能などが組み合わされ、また双方向の機能などが進んでくると、高齢者だからわかりませんとは言えない時代になってきたのです。
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高齢者はこの急速なデジタル化に、いまおぼれだしています。そして2011年7月24日から本当におぼれれる人も出てくるでしょう。もう水は首近くまで来ているような感じがします。(続く)
- 地域に対するIT化は全国的に徐々ながら動き出しています。 千葉県では千葉県庁とマイクロソフト社が協働事業として、千葉県各地の団体を中心とした「IT化の基盤創り」を積極的に進めています。
- 小中学校もITによる、違った環境との結びつきの必要性を認識し、ホームページやブログを作成し地域の輪の連鎖のひを期待してきております。このように子供たちの社会にも「ITを取り入れる努力」が必死になって行われているようです。
- 参考として「東京都区立尾山台小学校の学校日記」を例にご覧ください。子どもたちの生き生きした姿と、地方にいる親族との「輪の連鎖」、各小学校同士の「輪の連鎖」の期待が感じられます。ITならではの横の広がりの誕生と云えるかもしれません。
- 学校も「教師」、「PTA」の組織をさらに拡張した、「仕組み創り」の管理に携わっている方々には、頭が下がる思いがいたします。このような大きなリスクある仕事に、工夫を重ねながらも立ち向かう方々の歩みが、少子化時代の子ども教育の将来を、曇りガラス越しではありますが、垣間見ることができます。
- IT情報と交流は、単に「連絡方法」の延長にあるのではありません。回覧版の延長でもありません。知りたい人が知りたいものを共有する権利、黙っているいることができる権利、逆に発言する権利が自然にある環境がインフォメーション&コミュニケーションなのです。
- しかし、昔出来なかった夢があるとはいえますが、一方ではこれを「悪用しないような環境教育」の必要性も重要です。しかし、今の地域ではICTがなんなのか、「悪用しないような環境教育」をどうすればよいのかがまだまだと云えるのではないのでしょうか。ITが、「いじめ」につながらないあり方を、地域こぞって研究しなければいけないと、普及会では今真剣に考えています。そしてこれこそが「地域のIT化」と云えると考えています。











地域のIT化に立ち向かう中高年グループ
平成22年8月20日、地域IT交流を普及させるために猛暑の中、中高年者を中心の「登戸金曜会」が発足しました。
西登金曜会は2004年、NPO法人ちばインターネット普及会のパソコン教室の山崎 尚さん、土屋真由美さん以下5名によって自主復習を目的としたグループとして作られ親睦を兼ねて勉強会や新年会等を行ってきました。
この度千葉県庁のICT化活動化に沿って「NPO法人ちばインターネット普及会」の提案を基に千葉市の「地域のICT化」の一端を担うための「西登金曜会」に一歩踏み出した形のNPO民間グループをスタートすることにしました。中高年を中心としたこのようなグループはとても珍しいものと考えておりますし、高齢化時代に向かっての意義は高いものがあります。皆さんのご援助を切にお願いいたします。
普及会のパソコン教室を元に発生した団体ですから、「NPO法人ちばインターネット普及会」とは今後とも協働の関係で進んでまいります。登戸金曜会は広報活動、NPO法人ちばインターネット普及会は共育(教育)関係を担っていくつもりでおります。
金曜会自身は精神的な自律と経済的な自立に挑戦していこうと考えております。これも地域の皆さんの協力なくてはできません。
ICTとはインフォメーション&コミュニケーション テクノロジィーの略で日本語では「情報通信技術」と呼んでいます。すなわちデジタルテレビ、パソコン、モバイル(携帯電話、スマート電話)など、電波やインターネットによってお互いの交流を図っていこうとする技術を言います。
内容から考え、この登戸金曜会グループは立派なNPO団体と考えております。現在は特別に法人化することを考えていませんが、NPOの基本である「自律」と「自立」の精神を守っていこうと考えています。また会の基本的考えから「会員同士の技能の上下の発言や批判は一切ご法度」としていく所存です。よろしくご理解ください。
初期的に、西登戸自治会とは協力した形で進ませていただきますが、自治会がカバーしにくい部分を主力に行動を起こし、この地域の主婦・中高年者・高齢者にITCが易しく、優しく広げる地盤づくりを行おうと考えております。さらに徐々に近隣地域との協働を広げ、進めて行こうと思っております。
登戸金曜会のコンセプトはな中島みゆきの歌ではないのですが「自治会は縦の糸、NPOは横の糸」であり、生涯学習的「高齢者が集える場の提供」にあると思っております。
金曜会の趣旨は「年齢を問わず、技能の高さを問わず、多くの人の共同で作る手作りのICT」を目指しています。またそのようなことができるシステムを考えております。でも、焦らずゆっくり進んでまいります。
私はパソコンができるという方も、全てのITの技術ができ人はいないと思っております。生涯お互いに学び合う精神と、協働し合う(対等の関係)精神がこれからの地域社会構造に大切なことであろとも思っております。

地域社会のICT交流によって、わが国には破綻をきたした町を補助金などに頼らづ自立で立ちなおした例は最近幾つもあります。この力を「市民の力」と呼んでいます。
国や県、地方自治団体を含め日本は今、経済的に大きな危機に立たされております。今や国の借金は900兆円、一人当たりの謝金は710万円にも達します。このまま高齢化社会や少子化社会が進んで行くと後10年ほどで国の経済破たんが来るのではないかと言われています。
そのためには無駄遣いを避けることが必要ですが、経済大国と浮かれて援助資金や補助金に頼って生きてきた市民団体の社会構造を変革するしかないと、欧米の現状を学んで日本でもわかってきました。
税金を云々する前に「市民の力」をもっと活用する時代になってきたのです。今まで官でやることが当然であったことも、市民の力を結集し行動すれば、大きく予算を減らせるようになるはずです。ここに重要視されて来ているのがNPOなのです。
NPOは市民力の潤滑油であり、市民力の糊(バインダー)であるといわれております。防犯と同様、高齢者対策も縦の公的市民組織だけでは無理な面も出てきております。大きな意味で登戸金曜会グループも今後の千葉市の下支えなればと、少しづつ小さなことから積み上げようと思っております。
また高齢化社会の地域組織内容も今大きく変わろうとしています。地域自治団体の高齢者への興味の持ち方も単なる遊び一辺倒から、「生涯学習型・健康型イベント」に変わりつつあります。このような変化は少子化対策にも大きく変化をもたらしてきました。このような組織変化を認めざるを得ない時代になってきたと私たちは考えています。
初めは、登戸地域(1~5丁目、学校も含め)の高齢者にも参加してくれるであろう「写真で見る今日の登戸」(2行コメント入り)の配信から始めようと思っております。そのため写真を撮ってくれる多くの「地域情報特派員」(仮称)を地域の有志やパソコン教室卒業生の中からお願いしようかとお願いしております。
また、随時携帯電話などの利用やパソコン電話など高齢の皆さんに役立つIT講座などをを設け、高齢者の集える場づくりを提供していきたいと考えていきます。こrがグループの自立化にも役立てたらとも考えています。
西登戸自治会を含み各自治会には独自のブログを作っていただき、登戸金曜会ブログと相互リンクをしていこうと思っております。技術的指導は「NPO法人ちばインターネット普及会」が協働の形で協力してくれます。
初めは小さな活動ですが、段々企業や商店が参加してくれれば大きな交流の流れにもなり、ほかの地域との交流や各自が持っている携帯電話ともつながり、若い人の参加も期待できるはずですし、地域のの活性化にも結びついていくのではないかと期待しています。








































マイクロソフトは「オフィス2010」を 近々発売します。マイクロソフト社は各地でこの16回の宣伝に努めています。4か月前募集され、今回はマイクロソフト新宿本社14回目の講座を行いました。その内容の概略を記載しました。
特徴について
- リボン構造は2007と同じ。タッチパネル方式可能。
- パソコンでの利用、ブラウザでの利用(クラウディング技術の利用)、スマート電話との連携ができるようになっていることが特徴である。
- デジカメとビデオとの連携が強力になっている。
- スマートフォンとの連携や動画の中継が可能になっている。
- クラウド技術によってどこでもオフィスを利用することができ、共有することができる。
- Online機能向上によって日常利用されているものは、簡便になっている。
パフォーマンスについて
早くなっている。エクセルは70%のパフォーマンス向上になっている。
IME(辞書)の機能向上とパフォーマンスが大きく向上している。
パワーポイントが同梱されている。
写真加工、動画編集が大きく向上されている。 OneNote モバイルが同梱されている(ファイル保存機能ソフト)
Web上で利用可能であるので、スマートフォンとも組合せが可能。
PCにとも組み合わせながら利用ができる。
価格
ベーシック: 29,800円
HOME: 34,800円(25,000円/クラブメンバー)パワーポイント、Onenote同梱
エクゼブ:59,000円
1000以上の世界のインターネットテレビを視聴できるインターネットテレビ
今日の新聞にインターネットテレビの情報が載っていました。テレビとパソコンの機能をあわせもったテレビです。
ソニー、グーグル、インテルがインターネットを使って動画などを楽しむテレビを共同開発するとの情報でです。英国情報紙が報じたものだそうです。現在のネットテレビの動画をご覧下さい。これがどう変わっていくのでしょうか。楽しみです。
グーグルがOSを担当し、「OSアンドロイド」を提供していく。パソコンのCPUで絶対的な占有率を持っているインテルは「アトムの技術」を提供するのだそうです。ソニーはテレビ本体を担当し世界のネットテレビの市場をリードする狙いがあるようです。
各部門のトップが持ち寄った技術がどのような形になっていくのでしょうか。当然と言えば当然の流れですが。



