NPO法人ちばインターネット普及会のブログ

千葉市稲毛区にあるNPO、パソコン教室利用会員への情報ブログ

災害時の通報と連絡について

2012年09月29日 | 会員へのお便り

災害時の通報と連絡について

  • 災害は何時やってくるかわかりません。何時助けを呼ぶ時があるかもしれません。

  • ちばインターネット普及会(NPO)は、地方自治団体や携帯電話会社、インターネット各社が災害時の通報・連絡方法考案していますがまだ多くの主婦や中高年・高齢者に機能していないことを感じています。そのため普及会ではパソコン教室のカリキュラムにインターネットによる災害時連絡方法を積極的に入れようと考えています。

  • 自治体や企業が素晴らしい機能を持つアプリを持っているのに、主婦や中高年・高齢者が、混乱している原因は、①内容をよく知らないこと、②一般の携帯電話の外多種のインターネット機器が出てきたこと、③技術的具体的な使い方がよくわからないこと、④多種のソーシャル・メディアの参入などにあるようです。

  • 大きく分けて災害時の連絡には下記の3種類が考えられます。

    • 携帯メールによる「地域防災情報通信」・・・(随時行われています。)

      千葉市では素晴らしい「ちばし安全・安心メール」があります。千葉市の人はこれをフルに活用すべきと、私たちは考えています。まだ登録に戸惑っている方には私たちがお手伝いをして行くべきと考えています。登録がまだの方は登録することをお勧めいたします。

      最近、地方団体の各部署との連携もとれちばし安全安心メールも充実し内容も豊富、知らせも明確になりました。地域もかなり絞ることが出来るのが特徴です。いろいろな面での防災に役立っていくと市民として期待しています。関係者の努力に感服しています。

      ドコモ、au、ソフトバンク等でも「緊急災害メール」があります。範囲が広いため警報音が「うるさい!」とも言われてきましたが、地方自治団体の緊急災害メールと連携が強くなって来て、きめ細かい情報が行われるようになってきています。


    • 災害地域の人との安否確認・・・「災害伝言板」(災害時にのみ行われます。)

      現在中核になっているのがNTTの「Web171」です。このブログでも取り扱いましたのでぜひご覧ください。一般電話でも携帯メールでも利用できます。具体的方法を理解しておくことも必要かと思います。

      他社でも災害伝言板を行っておりますが、連携・統一の動きもあるようです。

    • 災害時のコミュニケーション・・・(24時間相互連絡が可能です。)

      ソーシャル・メディアの利用が考えられています。最近ではSNSであるフェイスブック、Twitter、Google+、さらにはYoutubeなどのサービスが期待されています。

      小さなパソコンであるスマートフォンやタブレットとの複合利用が大きな成果を収めつつあります。このようなハンディーコンピューの位置指定機能や写真・動画送信機能、大人数とのリヤル連絡機能なども災害時には利用できると、すでに東京ではNPOがテストが開始されています。(Twitterの例

  • NPOちばインターネット普及会は上記のサポートを少しでもお役にたてればと、地域普及活動を行ってまいります。

知っているようで知らない「災害用伝言ダイヤル-Web171」

2012年09月29日 | NPO普及会の内容

知っているようで知らない「災害伝言ダイヤル」

 

  • 防災の日も終わりました。しかし「家族への伝言」に困ったことはありませんか。これも災害と云えるのではないでしょうか。帰宅困難者だけの問題でははありません。

  • しかしWeb171ダイアルは「Web171災害用伝言ダイヤルは、6弱以上の地震、噴火などの災害の発生により、被災地への通信が増加し、つながりにくい状況になった場合に提供が開始される声の伝言板です。」と記載されています。AUやソフトバンクの災害伝言ダイヤルと共有することが出来ます。当然、他社の災害伝言板も災害時のみの利用になっています。この点少々理解しにくい面もありますので、今後私たちも普及活動に協力して行こうと思っております。

  • 9月5日まではお試しフリー期間になっていますが、災害時だけではなく、一般の時でも利用できるようになるかどうかは、現時聞いていませんが、上記災害時の活用は継続します。

  • しかし災害伝言ダイヤルは音声を預けることが出来るので、とても便利なものです。再生もきわめて簡単です。


  • 電車が不通や突然の天候不良になって遅れるような連絡は、インターネットを利用したSNSや別のアプリの利用をお勧めします。SNSではTwitterのダイレクトメールやFacebookの、Google+などがよく使われます。インターネットは災害などに強いからなのです。(SNSの災害時の利用は別な機会に譲ります。)

  • 災害伝言ダイヤルを利用するためには、「登録」することが必要です。更にお互いの事前の話し合いと同意が必要です。電話での登録  携帯電話での登録(機種によって違います。下の災害伝言サービスをご覧ください。)

  • 携帯電話では以前から「災害伝言サービス」が提供され、普及活動が行われています。携帯電話の機種によって登録方法が違いますので、サービスを読み知らせる相手と相談しぜひ登録しておくことも必要だと思います。但し、団体や企業して登録する場合は悪用されないよう注意して下さい。

  • しかし、意外にも主婦や中高年者では知らない人が多いのにはびっくりします。この際再度見直してみませんか。ぜひ「防災首都圏ネット」・・・・・(防災・危機管理対策委員会)を読んでみて下さい。

  • 私は深夜電車が事故で止まり帰宅困難者になった経験があります。当時は携帯電話は発信が集中しまるっきりダメでした。当時携帯ネットも駄目でした。Web171も駄目でした。当時は若かかったので駅に座って過ごし、翌朝電車が動き出してから朝方帰宅しました。寒かった思い出があります。まさに災害でない「帰宅困難者」であったのでしょう。

  • その時、今のようにスマホを持っていたらインターネットで連絡し、インターネットで家族と話し合えたかもしれません。

  • 南海トラフ巨大地震による防災が叫ばれている中、「家族への伝言」も話っておく大切な問題ではないでしょうか。そして毎日利用している携帯電話を見直してみませんか。

  • このような災害伝言メールや災害伝言ダイヤル、SNSの利用などがいろいろな会社で行われていますので、これを統一サイトを作成して混乱を避けるようにとの努力も始まっています。

  • この点も私たち普及会は重視ししており、混乱しないよう普及活動に協力して行こうと思っております。

Twitterで「今」を知らせる

2012年09月06日 | 会員へのお便り

Twitterで「今」を知らせる

  • 9月5日(水)登戸にある登渡神社の神輿が、登戸・新千葉地区を練り歩きました。「ちば登戸金曜会」はこれをリアルタイムで情報を公開しました。

  • 普及会は「ちば登戸金曜会」をサポートしてスッタフとして参加しまし、今の神輿の状況をリアルタイムで写真付きで公開しましたのです。公開状況を参考のためご覧ください。

  • このように大勢の人に「今の状況や情報」(リアルタイムの情報)を一度に知らせることのできるTwitter機能は、自治会区域を越えた地域の市民社会広報が可能になります。

  • 防災時の情報やイベント情報を回覧板のように知らせることが出来るのです。フォローしてい人ても見ることが出来るのです。強制的に知らせてくれる「緊急災害メール」(千葉市では「ちば安全。安心メール」)と組み合わせれば、住居地域の情報を多くの人に携帯着信音で素早く知らせることが出来ます。

  • 着信音で知らせることができると云うことが何よりの特長なのです。数名の方の着信音が同時に鳴ると災害意識が高まります。9月1日防災の日、千葉市の「シェイクアウト訓練」でこのことを思い知りました。

  • この方法は携帯電話やスマホ、タブレット、PCなどの身近なIT機器を利用して行えること、インターネットを利用しているため悪い環境でも利用可能であること、停電でもある程度の時間利用できるということなどの特徴があります。

  • 私たち(ちば金曜会)はこのようなノウハウを固めようと、「ちば登戸金曜会」と協働でして「お祭り」を利用して実験・訓練を今回行いました。

  • 結果、ある条件を満たせば十分利用できることを確認しました。これからも実験を繰り返し、いろいろな問題に利用できることを体験しようと思っています。

  • 実用にはインターネット利用方法の普及も大切ですし、IT機器の利用方法の普及も大切であると考えています。IT機器使用普及の為の市民活動に、私たちは期待しています。普及会のTwitterによるリアル情報実験も参考にご覧ください。