NPO法人ちばインターネット普及会のブログ

千葉市稲毛区にあるNPO、パソコン教室利用会員への情報ブログ

Office Onlineの便利さとOneDrive(3)

2015年10月07日 | NPO普及会の内容

Office Onlineの便利さとOneDrive(3)

  • 無料のOffice Onlineの使い勝手は、まさに有料Officeソフトを使っている感じでうれしい。

  • Office Onlieの各Office編集を選ぶと、従来のOfficeそっくりの画面が表示されてちょっと驚きます。前回、前々回の項目で言いましたように有料のOfficeは買う必要はありません。レスポンスもそれほど悪くなく、これは使えるのではないかと期待させる完成度だ。

  • 特にリボンメニューが最近のOfficeとそっくりなのもいいところです。一昔前の「互換Office」のようなさびしさがない。Office 2013と比べると機能はかなり少ないが、よく使うものはだいたいそろっているようだ。

  • 戸惑ったのが、右クリックでの操作がかなり限定されることだ。そもそもMicrosoft Officeは右クリックでの操作性の良さを重視してきました。僕自身も右クリックを多用していただけに、ほとんどの機能が急に使えなくなると最初は戸惑ってしまう。

  • また、写真を貼り付けることもできるのだが、マウスのドラッグで自由なサイズに変更することができない。このあたりも慣れ親しんだ操作性と違うところろと言えます。

  • とても重要で便利なのがファイルの共有機能ほかのユーザーと共有するだけでなく、複数のデバイスで同時編集ができるのだ。(重要)同じアカウントでアクセスすれば、ファイルの保存をする必要もないし、考える必要もない。会社のデスクトップ、出先のモバイルノート、それぞれでいつでも同じファイルを編集できる。

  • 利用できる機能は「30〜40%」だが、実際にはさほど困らない。

  • 一方、Wordではグラフが挿入できないのはとても残念だし戸惑う。パソコンソフトのOfficeでは、Wordにグラフ作成機能があるだけでなく、Excelで作ったグラフをWordに貼り付けることもできます。ところが、Office Onlineではどちらの作業もできません。

  • ローカルのWordで貼り付けていたグラフは表示されるものの、画像データとなるので編集も不可能だ。PowerPointも、利用できるアニメーションの種類が少ないなど、できないことを数え上げたら切りがない。

  • 機能をチェックしていくと、Office Online は、パソコンソフトのOfficeの30〜40%程度の機能しか利用できないように感じた。

  • とはいえ、その30〜40%が、実はよく使う機能。こういうアプリだと割り切ってしまえば、さほど困ることはないだろう。しかも無料で使えるのだから、文句は言えない。

  • 何しろ「Chromebook」でも使えてしまうのだから恐れ入る。iPadでもテストしてみたが、たまに不正終了する以外、普通に使えてしまったのには驚いた。

  • 会社のパソコンでは「Office 2013」などを利用し、自宅ではOffice Onlineという使い方も十分にあると思う。あまり利用する機会がない人にとっては、機能面である程度の我慢をしても“無料”はうれしい。

  • Excelは特にコラボレイション効果を発揮易く、大きなメリトになるはずだ。

 


Office Onlineの便利さとOneDrive(2)

2015年10月05日 | NPO普及会の内容

Office Onlineの便利さとOneDrive(2)

  • Office Online(Office16(256))に於いては、OneDriveは重要な位置付になっています。

  • 一方Office Onlineで作成したファイルは、Webストレージ「OneDrive」で保管・管理することが基本になるのです。

  • Officeのプログラムをインストールせず、Web上のアプリを利用しWeb上の倉庫(Webストレイジ)にフォゾンするクラウド技術はどんどん拡張しています。

  • このようなクラウドOfficeの考えに目を付けていた会社Google等などが以前から行ってきましたが、プログラム会社がこの方向に進みだしたことは画期的なことなのです。

  • OneDriveは、ファイルを検索したり、日付順に並べ替えたりすることもでますので、目的のファイル(資料)が見つからなくて戸惑うこともなくなるでしょう。ただ、オンラインの宿命であるレスポンスがイマイチな面はまだあります。

  • ブラウザやWindows10のEdgeでOffice Onlineを起動すると、新規書類の作成ページとテンプレートが現れます。OneDriveに保存しているファイルを開く選択肢も表示される。あくまでもOneDriveに保存するための用意がなされています。

  • Office Onlineのアプリから「ファイルを開く」を実行してもパソコンの中のファイルは選択できません。パソコンの中のファイルを扱いたい場合は、あらかじめOneDriveにアップロードしておく必要があるのです。(重要)

  • 当然「Dropbox」や「Google Drive」などに保存したファイルも直接扱えません。USBメモリーなどを直接利用できないことも問題になっています。いったんOneDriveにアップロードすることが必要になります。インターネットにつながっていないと何もできない端末になってしまうことに大きな戸惑い持つかも知れません。

  • Office Onlineでファイルを開くと、最初プレビューが表示され印刷ができます。編集するならOffice Onlineのままか、ローカルかのOfficeを選ぶ必要があります。Windows10ではローカルOffice2010を使えない例もも出てきていますのでご注意して下さい。

  • つづく