
トノサマガエル
無尾目 アカガエル科
Rana nigromaculata 清田区平岡公園
【北海道:特定外来生物】【本州:希少種】
平岡公園にて、外来生物の実習を行った際に撮影した物。
本来、この公園にいた個体ではないが、実習を行った平岡公園にも少なからず生息している。
が、我々の大学と共同研究の作業において、トノサマガエルの
北海道ではこのカエルは特定外来生物に指定されており、本州から持ち込まれた実験用の個体が用済みとなり、
この公園に放棄したものが定着してしまったらしい。というか、某大学さん。うん。やめてね。

これだけ愛くるしい顔をしているが、やっぱ外来生物。希少なニホンザリガニやオオコオイムシ、ナミゲンゴロウの幼虫
などを食べてしまうことから、北海道の生態系が崩れる恐れがあると言われている。
生態だが、後ろ足の跳躍力がかなり高く、実習中にも何匹か逃げ出していた。(勿論、追いかけて全て捕獲しましたが。)
鳴き声はグルルルルルと低い声で鳴く。
ダルマガエルと混同されがちなカエルで、両種の中間雑種も自然下では存在しているほど近縁だそうだ。