I’s Blog

伊藤久志@アイズサポートのブログです。

アセスメント

2020-05-05 18:07:15 | Weblog
我々の領域でアセスメントというと知能検査とか発達検査が取り上げられます。
実際の仕事では、スキルアセスメントや機能的アセスメントや強化子アセスメントが活躍しているように思います。
100ケース検査したら第一関門突破と言われて現場に出た世代なので、知能検査と発達検査はよくやりました。
K式検査のようにスキルアセスメントを兼ねてる検査は、有用性が高いかなと思いました。
スキルアセスメントを兼ねた検査形式というのは、VinelandやClispにも共通していると思うのですが、使ってみた評価はどうなんでしょうか?
個人的には、使う前に期待値を上げすぎたために、なんとも言えない気持ちになったように思います。
ただ方向性としてはこれでいいと思うのですが、なんだか腑に落ちません。

ところで、ABAI autism conferenseに参加した時に、PEAKというプログラムのワークショップに参加しました。
Dr.Dixonのグループによって開発されているプログラムなのですが、このプログラムではやたら知能指数との関連が強調されていました。
はたしてこのプログラムが今後どのくらい普及するのか?そして日本ではどうなるのか?
PartintonのAVBくらいのインパクトをもたらすのか?
普及戦略をどうするのかは大事だと思います。