I’s Blog

伊藤久志@アイズサポートのブログです。

本日は自閉症研修

2021-08-30 19:39:05 | Weblog
5年ほど継続して講師を務めさせてもらっている名古屋市の施設職員研修【自閉症の特性と支援の組み立てに必要な行動の見方やアセスメント】が本日ありました。
前日に、自閉症スペクトラム学会のワークショップで初めてオンライン講師を経験し、
本日はなんと5時間の長丁場のオンライン講師でした。
ブレイクアウトルーム機能も初体験しました。
この2日間で、なんだかハイテク度が進展した気がします。と言っても、有能なスタッフの皆様にセッティングされるがままにやってるだけです。

本日は、あまりにも範囲が広いので、割愛した情報をお土産としてUPします。
基礎スキルに関してもそれなりにまとめてあります。

自閉症スペクトラム学会大会企画ワークショップ【単一事例研究の書き方】

2021-08-29 17:36:02 | Weblog
本日は、自閉症スペクトラム学会大会企画ワークショップ【単一事例研究の書き方】で登壇しました。
初めてオンライン学会で話したので、かなり緊張しましたが、近藤先生と河村先生にフォローしていただきながら、役目を終えることができました。
とりあえず、資料をUPしておきます。


AI-based IEP

2021-08-13 10:15:09 | Weblog
【日本自閉症スペクトラム学会20周年記念誌】が届きました。
その本の183ページに園山繁樹先生が寄稿されています。
その文章の中に、「AIを利用して個別の指導計画ができ、児童生徒一人ひとりのニーズに合った指導内容、指導方法、教材教具がすぐ見つかり、指導の結果を入力するとその指導の評価と今後の方針がすぐに明示されるようになることは、数年後あるいは十年後に可能になっているでしょう。」とあります。

私も同様のことを考えていて、それが言語化されていて驚きました。
AIというとイメージが悪いかもしれませんが、私自身は否定的にはとらえておらず、
おそらく「指導者のスキルの底上げ」と「無茶な指導や無駄な指導の防止」に寄与すると考えています。
さしあたって専門家の仕事は、AIに選んでもらえるエビデンスレベルの高い指導手続きを考えて発表することがメインになります。

IEPの世界にも、ビッグデータやブロックチェーンの活用が近づいています。
はて、日本だとこのプロジェクトはどこで進めてるんだろうか?
私も絡みたいな~。

どうやらNISEでやってるらしい。
たぶん、慶應の研究は信頼性高そうだ。
塾(四谷とか?)が開発してるシステムと競争になるのかな。適応範囲が異なってきそうだけど。

自分だったら、どんなアプリを作成するだろうか?競合システムとの差別化は?
・介入選択ガイダンス機能(特定の標的行動に対する介入手続きに関して複数の選択肢が提示され文脈に合致した介入手続きを選択できる)
・パーソナルポートフォリオとして情報を共有/移行できる
・IEPの作成に関してAIによるオートマティックバージョンとAIなしのアナログバージョンが選択できる、もしくはAIによるオートマティックバージョンのIEPを参照できる
・療育やりすぎ防止機能
・保護者/支援者のマネージメント機能