サクラサイタカ

私が教えに行かせていただいている都立高校。
本日、推薦入試の合格発表だったのです。

うわあー
こういう貼り紙を見に来る感じ、めっちゃ懐かしいなあ～と思って思わずパチリ。

受験生達はきっと、様々な心持ちでこの紙を見に来るのでしょうね。

私は、自分の番号があった時と無かった時、両方経験しておりますが、どちらにしろあの見る直前の気持ちは忘れられませんね。

『ううう
ドキドキ ドキドキ。
私がこんなに緊張したところで、もう紙に書かれた番号は決まってるんやけどさ。
だけど

どきどきどきどき。

まあ、受かってるとは思うんやけどさ。
あ、でも受かるって思っててもし番号無かったらショック大きいから、受からないって思っておこう。

あー受からない
受からない。

あ、一緒に見に来たこの友達が落ちて、私だけ受かってたらどうしよう。
ごっつ気まずいなあ。
あ、その逆も考えとかなアカンな…。
うわー泣きそうやなあそんなん。

どきどきどきどき…』
みたいなことを考えてたなあと思い出しました。

高校の教え子にも、受験真っ最中の３年生がいて、今日学校で会った時にしゃべったら、
「行きたかった大学、ひとつ落ちちゃったから、あと２つ、受けることにしたんだー」
と言って願書を書いていました。

え ら い！！！

単純にえらい！と思ってしまいましたね。
受験って、すごいストレスだと思うんです。この少子化の世の中ですから、楽しようと思えば受験なしで入れる学校がいっぱいあるはず。でも彼女は自分のために勉強して頑張ってるんやなあ、と感じました。
そんな子に私なんぞが「頑張れ！」などと言う必要もなく、ただただ「えらい！」を連発してしまいました。
生徒はキョトンとしてましたけどね。