3人娘の子育て日記♪

三女はダウン症という個性をもって我が家へやってきました。 
3姉妹の日々の成長とママの思うこと・・・

検査から確定診断まで

2009年10月09日 | ゆあ(ダウン症:三女)誕生~診断編
退院してから数日後、検査をうけに行きました。
まずは、心エコー。
心房中隔欠損はあるが、
自然に閉じる可能性もあるので経過観察に。
一安心。
次に遺伝相談科での検査・・・
染色体検査は血液検査でわかるが、
結果がでるまで2~3週間かかるそう。
待っている期間がとてもながく感じました。

   人の細胞は1番から22番の常染色体と性染色体から
   できています。

   それぞれ、2本1組計46本あります。

   ダウン症は21番染色体が3本ある状態で

   計47本あります。

数週間後、結果を聞きに行きました。
染色体のデータを見せてもらいました。
えぇーと、21番21番・・・
あぁ~やっぱり3本ある・・・

生後すぐに疑いがあることを聞かされていた為か、
そんなにショックはうけませんでした。
どちらかといえば、スッキリした~という感じ。
確定したのだからいつまでもメソメソしててもしょうがない
子供たちを立派に育ててやろうじゃないの~
お母ちゃんの腕のみせどころだね
なんとかなるなる

・・・いつもの楽観的な私がでてきました・・・

相変わらず単純な性格のようです。
でも今日はこの性格に、感謝感謝
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先生のお話

2009年10月08日 | ゆあ(ダウン症:三女)誕生~診断編
外来がおわり、ひっそりとしている待合室。
パパといっしょに奥の診察室へむかいました。
先生と看護師長さんが私たちを待っています。
先生の顔見た途端、涙がどんどんあふれてきました
幸せな気持ちで訪れていたこの診察室。
先生とともに赤ちゃんの成長を見守っていたこの場所で
現実を聞かなくちゃいけないなんて・・・
先生からは、

顔つきなどからダウン症の可能性がたかいこと

心雑音があること

チアノーゼなどの今急を要するような症状はでてないこと

退院後に専門医のもとで検査をすること

などのお話がありました。
パパが「命は大丈夫なんですか?」とたずねました。
先生は「うーん・・・ダウン症のかたも昔とくらべて、
寿命はのびてきてます。4、50年は大丈夫、
でも心奇形があるとあまりながくは・・・」

病室にもどり、新生児室からつれてきたゆあを
ただじっと見つめていました。
パパも見つめながら泣いていました。
この日は一睡もできませんでした。
ゆあのこれからのこと・・・
お姉ちゃんたちのこれからのこと・・・
私自身も周りの好奇の目に耐える自信がない・・・
ばかな考えも浮かびました。心雑音があるということは、
心臓になにかしらの異常があるということ。
だったらいっそ今、天使ちゃんになったほうが
この子の為にもおねえちゃんたちの為にもなるんじゃないのかなー
そうすれば、障害児の母としてみられなくてすむ・・・
今おもえばなんてアホらしい考えって感じです
あと何ヶ月かすればかわいい笑顔を見ることができるのに
でもこの時ばかりは物事を深く考えない私でも深く深く考え込んでしまいました。
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病室でのこと、新生児室でのこと。

2009年10月07日 | ゆあ(ダウン症:三女)誕生~診断編
夜8時の出産だったので、
その日は新生児室でねむるゆあを
少し見てから、すぐ病室にもどりました
友達に産まれたよ~をするのに忙しかったので
翌朝、授乳のため新生児室へ。
(おぉぐっすりねてる
おむつをかえてもなかなかおめめをあけてくれない。
無理矢理起こしてみる。
最初は吸い付きが悪いことも量を飲まないことも
あまり気になりませんでした。
でも授乳のたびにそうなので、さすがに気になり、
看護師さんに聞きました。

「ちいさく産まれてるから、量はこれくらいかもね~」

そうなんだ・・・でも・・・
黄疸もあるなぁ~・・・
でも産まれたばかりだしこんなもんだよね
・・・私物事を楽観的に考えるというか、
安易に考える癖があるようで

入院3日目、朝の回診時のお話。。。

「今日、ご主人さん来る?」「ハイ夜来ます
「外来がおわってからお話があります。ご主人さんもいっしょにね」
「・・・はぃ・・・
夜まで待てず、看護師さんにそれとなく聞いてみました。
最初は言いづらそうでしたが
「・・・同じお顔の子達がいるでしょ?・・・
でも検査してみないと分からないし、ちがうってこともあるし・・・
全身の血の気がひきました。
頭がぐゎんぐゎん鳴っていました。
幸せそうに授乳しているママさんの横で
必死に涙をこらえ授乳しました。
他の赤ちゃんの様子やお顔がきになりました。
愛しい我が子の顔をのぞかれないように
無意識に隠している自分にハッと気づき、
こらえきれず病室にもどり布団をかぶって泣きました。
・・・とにかくパパがくるまで落ち着こう。
一緒に先生の話を聞かなくては・・・
この場から逃げ出したい気持ちをグッとこらえ、
パパが来るのをひたすら待ちました。
落ち着け。落ち着け。大丈夫。お母さんになんて言おう・・・

つづく・・・

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誕生まで

2009年10月06日 | ゆあ(ダウン症:三女)誕生~診断編
出産予定日を2週間後に控えた6月21日。
なんだか朝からお腹がイタイ・・・
もしかて、陣痛
日曜日でパパはお休み。
子供たちを預けて、
タクシーで産婦人科にむかってみました。
入院セットなんてもたずに
財布と携帯と診察券だけもって・・・
きっとまだ産まれないはずだし
一旦お家に帰されることを予想して・・・
でも、「先生が今日中に産まれるよ、ハイ入院ね~」
えぇ~まじ
あわててパパとじーちゃん、ばーちゃんに
お姉ちゃんたちのときは微弱陣痛で
促進剤の点滴をしてそれでも
少し時間がかかっての出産。
今回もそうだろうと思っていました。
でもどんどんお産がすすみ、
多分分娩台にあがって30分くらいでは

「ハイおめでと~

体重管理のために毎日1時間歩いていたからかしら
とにかく今までにない超安産、超スピード出産でした。
3人の中で一番元気に泣き、一番かわいく思えました。
分娩台で休んでる間、
「これからますます我が家がにぎやかになる楽しみ
なんて考えてまったりとした時間を過ごしてました。
この時はまだ障がいがあるなんて
おもってもみませんでした・・・
家族もじーちゃん、ばーちゃんも
だれもなにも気づきませんでした・・・