りょーこのマネージャーな日々

ブログタイトル仮変更。子供達のマネージャー状態な日々をダラダラ書いてます。

腐ったりんごは取り出さずにおくべきか

2008-02-21 16:08:19 | 職歴
昨日の話に関連したネタになりますんで、昨日の記事を読んでない方はそちらからドウゾ。

今日は彼女とは特別なにもありませんでしたよ。
というか彼女昨日休みだったっぽいし。
だから今日は直接彼女のネタってわけではなくて。

昨日もちらっと書いたんだけど、いくら人がいないってったって、こういう人を残しておくのってどうなのよ?って思うわけね。
私が店長だったら絶対辞めさせてるもん。

私は今の仕事をする前は秋田の塾で働いていたんだけど、そこで校責任者をしていた時期もあったのね。
責任者ですから、当然のことながら、アルバイト希望の大学生とかともいっぱい面接&採用してきました。
個別指導部門だったので、とりあえずは指導者の頭数がかなり必要。
校が大盛況で生徒がどんどん多くなっていって、それにつれて指導者も足りなくなって…っていう状況で、当然アルバイトの募集をかけたりするんだけど、残念ながら秋田には大学が少ないのでなかなか思うように集まらないんですよ。
生徒だけは本当にどんどんどんどん増えていく。
そんな中でね、やっぱり、まずはとにかく誰でもいいから…っていう気持ちに、最初はなるわけよ。
この人はちょっとこういう欠点があるけどまぁなんとかなるだろう、みたいな。
でも、県責任者とか部門責任者とかはそうじゃない。
まず面接の時点でダメだと思ったら容赦しないし、採用してからでもダメだと思ったらすぐに切る。
上の人達が「あの人はダメだろう」と言ってうちの校の指導者をクビにしようとする時なんか、「あぁでもごめんなさいちょっと待って今あの人に辞められると授業が回せない…」なんて言ってみたりもしたものですが、結局は辞めさせられるんです。
私が休みの日に「あの人辞めさせたから」なんてこともありました(汗)
…で、そのうち、私もそんなふうになってました。
前から何度か書いてるけど、私は一目見てひとこと会話を交わせばその人のことがほぼ分かるので、そのうち面接で落とすようになり、そして採用してもこの人はダメだと感じたらすぐに切るようになった…たとえどんなに人手が足りなくても。
…でも、結構、なんだかんだ言って、なんとかなっちゃうものなんですわ、人手不足って。
…もちろん、誰かがすごい負担を強いられてたりするんですけどね…。
でもやっぱり、適切な校環境を保つためには、「???」ってところがある人には、いてもらっちゃ困るんですよ。
子供を預かる職場ならなおさら…しかもあの塾高かったしね…。

たくさんりんごが入った箱の中にひとつ腐ったりんごがあったら、周りのりんごまで腐ってしまうって言うでしょう?
確かに人手不足というのは職場にとっては深刻な問題だけど、でもやっぱり腐ったものは取り除かないと。
結局新しいりんごを補充したところで、また腐っていってしまう。
もちろんなんでもかんでも取り除いてたら職場が成り立たない場合もあるだろうけど、人手不足と腐り具合を天秤にかけて適切な判断をすることは大事かなと。

最近は結構人手不足のお店とか会社って多いと思うんだけどね、そのわりに仕事にあぶれてる人も多いでしょう。
結局は、どんなに人手がほしくても、「この人はダメだ」って判断したらそれまでだし、そういうふうに判断されちゃった人があふれてるんだろうなって思ったりする。

実は今日、新人さんが1人入る予定で、私がトレーニングする予定だったんですが…来ませんでしたよ、ええ、連絡もなく。
こっちからも連絡なんてしませんでしたよ、どうせ使いものにならないのなんて目に見えてますから。
この店に来てから、こういう人のあまりの多さに唖然としています。
連絡もなく面接に来なかったなんてのはまだかわいいしザラにあるよ。
採用したのに契約に来なかった、挙句今日みたいに契約したのに来なかった…もちろん連絡なしでね…ってことが、本当に珍しくなくあるのよ。
しかも若い子がやるならまだしも、40代50代の人でも結構やらかしてくれるんよ?
今日の出勤予定の人だって、50代半ばですからね。
50代半ばなんて、うちの母親と変わらないよ。
私自分の親がそんなんだったらヤだよ恥ずかしいよ。
「今時の若いもんは…」なんて話もよく出るけど、結局はずっと上の世代からそういう種がすでに蒔かれてたんだよなぁって思う…おかげで日本は今こんなにもおかしいじゃないか。

どこの職場でも、パーフェクトに人間関係がよくて、仕事ができない人がいないなんて、まずないと思うけど…こういうのって難しいよね、ホント…。

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