小さなゲーム屋の日々

街の小さなゲーム屋さんの日々の
思いや販売状況などを細々と綴ります。

電波さん降臨………

2005-08-03 20:44:21 | Weblog
先日のお昼ですが ヒマにまかせてボ~っと店番している時のことですが

一人の女の人がご来店~♪と

「いま、表を歩いていたらあなたからの思念を感じました!」

私「?」

「お店からあふれて不幸の波動がわたしに届きました!」

結構美人系の女の人が瞳をランランとさせながら迫ってくるではないですか
うれしいやらかなしいやら……
しかし不幸の波動って?そんな呪われてるみたいな……

「私はあなたを幸せの方向に導く使命をうけてここにきました!」
「あなたはこのままでは不幸の底に落ちてしまいます。」
「わたしの導きを聞きなさい!」

なんでしょうか?宗教の勧誘か、へんな訪問販売か?
いろいろと疑ってる間にも女の人の話は勝手に進んでいきます……

「あなたはいま、生きることにつかれていますね」
「殺したいほどの憎しみをもった相手がいますね」
「あなたからはやり場のない強い怒りの波動を感じます」

まぁ、あなたに対してやり場のない怒りを感じてはいますが…
それはおいとくとして。

「今は仕事中ですので宗教的なこととかは遠慮願えますか?
他のお客さんの迷惑にもなりますし」と注意

「今、お店には他のお客さんはいませんのでよろしいでしょうか?」と
さらに「宗教の勧誘とか販売でもないです。あなたの不幸の波動を
ほうっておくことができない私の善意から警告をお伝えしたいだけなんです」

「はぁ?、別に私は不幸だとは思っていませんし、他人にそんなことを
警告される覚えもないのでおかえりねがえますか」

なんでしょうか、かってにひとから不幸の波動を受け取って
そのうえ善意でお説教ですか?さすがにイラッときましたんで
帰れという気持ち一杯で伝えたのですが、

「今、あなたから、さらなる憎しみの波動を感じました
やっぱり、ほうっておく事はできないので、どうか私の話を聞いてください」

完全に電波を受信している感じでしたのでこれ以上の抵抗をあきらめて
好きなだけ話してもらうことに……

結局2時間弱ほどの時間、愛の大切さや憎しみのむなしさ、怒りを持たない生き方
などなどのお話をいただきました。

最終、二時間ほどたったところで急に女の人が

「外からつよい不幸の波動を感じます……」
「次の導きにいきますので今日のところここまでにしましょう」
「また、強い不幸の波動を感じたら来ますのでがんばってください」

こう告げて次の波動にむかって帰っていかれました。

マジ疲れました。きつかったです。
唯一の救いは以外にも常識人なのか他のお客さんが来ているときは
店の端っこで黙って待っていてくれたことですかね。
逆にお客さんがいる状態でも話し続けていたら
もっと強く追い出したんですけどね(汗

しかしまぁ、幸せとは思いませんが 波動が出るほど不幸でもないでしょう…
なんともなぁ~って感じの一日になってしまいました。