ソニーのポータブル録・再MDプレーヤー。1996年発売。MD自体には恨みはないのですがどうも発表当初のMDの薔薇色アナウンスに騙されたのか、デジタルに対する期待感が膨らんだこちらのせいか、想像していたのと落差にショックをうけてしまいました。今考えるとこのMZ-R3 を”デンスケ”の替わりに生録用にと初めてMDプレーヤーに選んだのが失敗のもと。たぶん当時としても現在でも音質はMDとしては良い方。それはポータブル録・再MDプレーヤーとしてで、こちらとしてはデンスケの後継機+据え置き型の代用として考えていただけに不満いっぱい。音質はドウ見積もっても据え置き型には敵いません。デンスケ替わりにもデンスケ+クロームテープには敵いません。では製品として落第かというとそうでもないのがジレンマのもと。どちらもあと一息なだけに身もだえするんです、実際。バッテリー性能は最悪。単三電池での使用が前提です。それでも二、三時間しか持たないし、音とび性能も現在の製品に比べても悪い部類。大きいジョグシャトルはタイトル機能のものであまり活躍しない。移動での使用を考えなければ使い勝手は良いのでベットサイドなどで使うとかでは良いのではないでしょうか?MZ-R3 自体が悪いように書きましたがそうではありません。本当は買う側が新しい技術とか製品に必要以上に期待を膨らませてはいけないということですね。
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「デンスケ」、懐かしいですね~。僕も同じく、デジタルデンスケとして使おうと思ってたんですが、妙にパンパンしたATRACの音が気に入らず、DENONのDTR-100Pを別途購入してしまいました(これはもう壊れちゃったけど、いい音しました)。
そんなこんなで14年。どうも世間では今でもMDが生きてるようで、息子がMDを持って来ました。MDラジカセはあるにはあるけど自分の仕事部屋。ダメもとでMZ-R3の充電池をエネループに入れ替えてみたら、おお、動いた! SONY製品はメカ系がことごとくダメになってきましたが、こいつは生きておりました。
駄文・長文、失礼いたしましたm(_ _)m