日立のWindowsCE 2.0機。2000年5月発売。バッテリー駆動で4時間くらい動いてくれるPocket Word/Excelとメールができるポータブルパソコンといったほうがいいでしょうか?パソコン版のWord/Excelといまいち互換性がないのですがATOKつきのテキスト打ち込み機としてなら即起動・打ち込みやすいキータッチとPCカードスロットにSDカードアダプタをつけれるので超A級の使いやすさです。売りのインターネットですがモデムやPHS端子は時代遅れで使い物にならないし、LANカードだと文字化けの嵐で使用不可状態です。CPUもSH3系はフリーソフトも少ないですし、あってもHPW-30PAでは使えないものが多いです。AV関連もほぼむり。WindowsCE対応のPCカードも少ないですし今となってはどうかな~という機体です。ただ外出先などでテキストを打ちたいときなどは先ほど述べたように点けてすぐ打てますし本体もペンケースなみ(電源もタバコくらい)ですので割り切ってしまえば重宝します。ただ中古で買うときに注意点が1つ。バックアップ電池が切れてると本体を分解してハンダ付けされてるのでそれをはずして付け替えないとだめなのでたいへんです。(ただデータや日付はメインバッテリーがあれば消失しなにのでこまめにバックアップしてれば気にならないといえばきにならないですが)
Pioneerの3WAYスピーカー。1980年発売。42000円(1本)。こちらのスピーカーも当時はやりのリボントゥイーターを採用してますが、ウーファーのほうに注目してほしい機種の一つ。このクラス随一の低音の再現力です。クラシックの小さい音でも、大きい音でも不自然さのない表現力は4万円クラスの音じゃありません。Pioneerのスピーカーはヤマハやダイヤトーンなんかよりも家庭用スピーカーでは上をいっていると思うのですが評価は低いですね。まあこの機種を挙げる所から始まるくらい良すぎて高級機と低価格機との格差がそれほどないので高級機志向の方には不満なのかも。S-170で家庭で使う分には音質面ではそれほど不満がでないレベルですので高いスピーカーじゃなくても十分すぎるくらいです。と言うより大きさ、重さなどを考えるとS-170が普通の家庭での使用では一番じゃないかとおもうわけです。ただ耐久性はイマイチだったのか使い方が悪かったのか20世紀を迎える前にウーファーが壊れちゃいましたが名機には違いありません
1996年 6月発売。一応携帯型ビデオCD機ですが、携帯するには少し大きさが中途半端。電源も8mmカメラ用の専用電池を使用するので出先での電源確保のためにDC電源が必要(ただ充電はDC電源で自動でしてくれるので乾電池をりも重宝との声も)だったのですぐに小型・単三電池使用のD-V8000が発売された。値段の36,000円 を考えると据え置き使用がメインでたまに外出時に使用するのが本筋?DVDの出現にてビデオCDは本筋から外れてしまいましたし、画像もVHS並みとは酷評しすぎですがLDにも劣るのは仕方ないですがS-VHS(S端子使用時)よりも劣ります。音質も最新の携帯型CDプレーヤーよりも音がシャープ感に欠けるので音楽CDの使用にも中途半端。長い間「うる星やつら」専用機になってましたが(アニメではLDとそう変わらないくらいに視聴できる)最近のパソコンでのAVIファイルにてプロモビデオの配信などが増えてきたのと、B's Recorder8のように映像をビデオCDに焼ける環境が一般化してきたので活躍の場が増えてきた感がりますのでこれからはビデオCDもありかなと思います。DVDに焼いてもAVIファイル自体が画像が悪いので容量も考えるとビデオCDのほうでよいかと。でAVIファイルを焼いたビデオCDをD-V500で再生しましたが、画質はVHS並みですし音もCDよりも悪いですが大画面で気楽に見れるのはありがたい。ビデオCDはDVD-HDD機でも見れますが(家に主力機は今はシャープ製)ことビデオCD再生だけならD-V500のほうが見やすいです。他のDVD機でも変にギラギラした映像なる傾向でした(DVDの映像になれてるのでそう思うだけかも)。最後に充電池でのビデオCDで約4時間とされてますが新品でも3時間が限度でした。古くなると再生時間も短くなるので外での使用は注意が必要。
AKAI(アカイ)の3ヘッドカセットデッキ。1982年発売。定価89800円。同時発売のGX-F91の下位機種ですが性能面で劣るものでは無かった様な・・・。当時アカイが採用していたスーパーGXヘッドは優れもので今でも遜色どころか現行機種を上回る音質を提供してくれます。このF71も音質のシャープな機種でメタルテープでの使用ならアカイの機種が一番だと今でも感心させられます。テープのバイアスもコンピュータチューニングシステムで最適化してくれるのですが、他の機種よりも正確に合わせてくれるので古いテープでも結構いい音で録音できます。フロントは結構いい感じのデザインでF91では操作ボタン以外は隠してますがF71は使う頻度の高いボタンも表に出てるので普通に使うにはF91よりいいかも。ただコンピュータ部が多いのとDDモーターの耐久性がイマイチなので完動品は少ないですが、カセットデッキが主役だったころの名作機種には違いないです
タカラのヘッドマウントディスプレイ。定価は38800円とアイトレックではお安い。安いだけあって性能はお世辞にもよくない。画素数は18万とソニーのグラストロン等と同じだが1枚のものを両目に分けて使用するので実質的には半分以下の画質のはずだがどう贔屓目にみても四分の1以下ではと感じる。3m先に120インチの画面を体感できるはずだがどう調節してもうまく焦点があってくれない。だいたい目の前と言っても目と画面との距離が他のアイトレック製品よりあるので目の近くに液晶画面を置いているのとそう大差ない。図体もでかいので使用時間は焦点のあいにくさと相まって1時間くらいが限度。長所は他のアイトレック製品と違って眼鏡の使用が可能なのはありがたい。ゲームの使用時にのみ威力を発揮する、と言うかゲーム専用と割り切れば不満も半減する。あまり緻密な3Dゲームでは少しきついかもしれないが、結構迫力のあるゲームを体感できるはず。ボリューム・焦点つまみが両側についているので装着ベルトを調節してから操作するのですがボリューム調整はゲームによっては大小がきついのでゲーム機を繋ぐ時に合わす様にするのがベスト。ゲームメーカーがゲーム用のヘッドマウントディスプレイとして出したはずでもユーザーの欲望はそれでは済まなかったため相当酷評されてますがこれ以降この手のモニターが高性能=高価格になってしまったのもユーザーに合わした為?だとするとTPOをユーザーも考えるべきだったのかも。
YAMAHAのパワーアンプ。1980年発売。定価190000円。当時ヤマハがアンプに搭載していたX電源というスイッチング電源によってコンパクトで大出力を実現しながら、200W+200Wの出力で発熱は驚くほど少ない設計になってます。ピラミッドパワーでないのが残念。ただスイッチング電源は,スイッチングの切り替えを高速で行うためによるパルスが他に影響を与えるのでプリメインアンプ等安価なモデルでは悪影響があるとの噂があったためか、数年で姿を消すことになった。コントロールアンプはLUXMANなのではっきりと断言はできないですが音は真空管アンプには及ばないですがふぁっとした感じの好感の持てる音で、200Wパワーでの音の余裕でか音の不自然さを感じるものはありません。中古屋さんでは数年前に4万円で購入しましたがどうも一般的にこの手のセパレートアンプは評価が低いです。高級メーカーかプロ向けのモデルの高価さと比較すると不当かなと・・・。見た目の奇抜さと裏腹に結構どのコントロールアンプとも合うんじゃないかと思います。ただ発熱は少ないほうですがパワーアンプですのでそれなりの余裕のある設置場所は必要。それと私見ですがスピーカーはそれなりに大きいほうがいいみたい。同じヤマハのNS-10Mでは完全に役不足。できれば3WEYの大きいので鳴らしてください。AV関係のパワーアンプでも超OK、というかへたなサラウンドを組むならB-6とスピーカーのみで映画なんか楽しんだほうがいいんじゃないかなと思いますよ。
dbx社製ノイズリダクションシステムユニット。dbxとオーレックスのアドレスはノイズリダクションシステムといわずにエクスパンダーシステムと呼ばれる。その名の通り音の全帯域の圧縮伸張を行うことにより大きなノイズ低減効果・ダイナミックレンジ拡大・最大飽和レベルの拡大を達成しているものでdbxでは1:2の圧縮比です。オーレックスのアドレスは圧縮比ではdbxには敵いませんが(1:1.5くらい)ドルビーBと同じ低域、高域のみに雑音低減効果を加えたシステムをつけたもので性能的には三洋電機のSuper Dとが抜けた性能だったが自社製品のデッキにしか内蔵されなかったので普及せず、操作がdbxより複雑なのでノイズリダクションシステムユニットでも普及しなかった。で肝心のdbx224Sですが正式にはdbx-typeⅡというカセット用のノイズリダクションシステムユニットで圧縮伸張比が大きいためノイズのブリージングを生じやすいdbx-typeⅠからアドレスまでとはいかないが高域のみに雑音低減効果を加えたシステムを少し加えてある。もちろんオープンデッキでも使用できる。メーター類も調整ボタン等もない録再のみ切り替えできるボタンがあるのみでそれだけdbx-typeⅡというシステムはしっかりした規格でカセットデッキ等に内臓されるようになったものも多い。ただカーステレオ、ウォークマン、ラジカセ等にはなかなか普及せずにDOLBY-Cの登場で性能では負けなかったがDOLBY-Bとの互換性で市場を奪われてしまった。dbxで録音したテープを聴くとノイズが相当少なくなるのがノーマルテープでは劇的に判る。なおサンスイがdbx内臓のテープデッキ2台、ビデオデッキ2台接続可能なAVセレクターを発売してたのでビデオデッキでdbxを使ってみたがビデオテープの音質が悪いためか音がドンシャリするだけで逆効果だった。
ソニーのWウォークマン 。1986年発売。再生専用機と録再機の二台のウォークマンを裏表両面に貼り付けたような構造。ダビングもできた。標準価格は32000円と一台分のウォークマンとそう変わらなかった。録再リバースではないのが残念。キータッチは思っているほど硬くない。駆動時間も電池で10時間程度で重量も300g程度と普通のウォークマンとそう大差はなかった(体積はしかたないか)。その性能の割には売れなかったのはナゼ?耐久性も問題視されたが普通のモデルより丈夫の気が・・・。ただこの後にガム電池搭載機種が登場し、CDウォークマンなども台頭してきた時期なので乾電池を使ったウォークマンはより低価格にシフトしてしまい、あたら高性能が裏目に出たのかも。録音部の音質についてはソコソコとだけ書いておきます。10台近くウォークマンを買いましたが貰いモン以外で録音できるウォークマンはこれだけだったので録音できるMP3プレーヤーまではこれがテレコ代わりに使用してました(生録にはデンスケがあったのでそちらを使用)。大きささえ気にしなければ良くできたウォークマンです
NEC98DOSノートパソコン。1996年発売。 定価は388000円。同時発売のNr15/SはPentiumプロセッサ(150MHz)/TFTカラー液晶搭載と高性能でも458000円と相当高価だったのでNr13/D10が当時としては一般にはよく売れた。CPUがPentiumプロセッサ(133MHz)、メモリーは標準32MB、ハードディスクは1GB内蔵とWINDOWS95の使用では不満の無い性能だった。翌年にはマイナーチェンジして発売されたが、値段が268000円となりハードディスクは1.4GB内蔵と性能が上がったが何故かメモリーが標準16MBになった。 WINDOWS95の使用ではメモリーが32MBはいるところ。不思議としか言いようが無い。CD-ROMとフロッピィディスクは前面にどちらか内蔵可能。CD-ROM内臓時でもフロッピィディスクは後部の専用端子に外部接続できる。バッテリー駆動は約1.3~1.7時間のスペックだが実働1時間とみても良い。重量も3.5kgあるのでサブのデスクトップとして使うのが本筋か。良く問題にされるDSTNカラー液晶だが室内で使う分には不満の出るレベルではないと思う。TFTカラー液晶に慣れているとやや不足に感じるかもしれないが実際にアクションゲーム等をしてみてもやり難い所は無い。ただスライドパッドは使い難いの一言。WINDOWS95でも反応が悪いのに、WINDOWS98にアップグレードするとさらに使い難い、と言うより使えないレベル。標準のWINDOWS95での使用で割り切るか、外部でマウスを接続してWINDOWS98にアップグレードするか考えるところ。LANかモデムのどちらか専用ボードで内臓できるがどちらもスピードが専用ボードの割には遅いので出来ればカードで増設するのが良いかも。NEC98DOS機としてはFM音源を諦めるのなら中古市場でも性能の割りには安いのでベストの部類です。
YAMAHAの7.1ch AVアンプ。定価は15万円とAVアンプでも結構高い。ただドルビーデジタルだのAVアンプ経由でのダビング録画での性能だの音場プログラムの豊富さだの考えると安いとまではいわないまでも納得できる製品か?最近はHDD付きDVDだの大型モニターだのと映像機器を中心に考えてコンポを組むのが普通になりました。そうなるとターンテーブルを中心にした考えのアンプではどうも役者不足。AVアンプをそれなりのレベルにして組み上げるのがベストになってしまいます。できれば最新式にするのがいいんですが各社とも色々な製品が出てるので悩みますがAVアンプではどうもYAMAHAとDENONが頭ひとつ抜けてる感じ。対抗馬としてSONYもソコソコですがどうもサラウンドでの不自然さは直らないんですよね。操作感とか総合的にみてもYAMAHAとDENONが上でしょ。ただサラウンドシステムはそれなりのスピーカーも必要でメイン・リア・センターと別々にそろえるとセッティングだけでも大変なのでAVとオーディオと分けれるのならセット売りのサラウンドシステムのほうが良い音で映画などを楽しめるのも事実。AVアンプが本当に必要かどうか、サラウンドシステムがちゃんと組めるかどうかは組み上げる前、できれば買う前に検討してください。このDSP-A1092 は普通のプリメインアンプとしても上出来で80W+80W(8Ω)のメインの出力でも大音量での音の歪みも小音量でのノイズも気にならないので普通にアンプの組み換えでも選択肢に入るデキです(15万円はダテではない?)。プリアンプとしても使えるがよっぽどでないとそのような使い方はしないはず。リモコンは使いやすいか使いにくいかは評価が分かれるはず。自分的には使いやすいとは思うのですが。