DENONの2ウェイスピーカーシステム。1979年発売。当時としては標準価格が27000円(1本)は安いほう。密閉形のスピーカーに強いDENONらしく見た目どうり力強い音を出します。トゥイーターは3ウェイ用に開発したもので当時サブスピーカー用に2ウェイスピーカー市場が拡大するのであわてて投入したのかも。売れたわりにSC-11という後継機がすぐに発売されたのはスピーカー構成の適正化かもしれないがどう言う訳か後継機群よりも音は確実に上。狙ってそうした訳ではないでしょうがスタジオモニター並みのクリアーさと大型3ウェイスピーカー並みのダイナミックさは今でも十分通用します。YAMAHA製スピーカーのNS-10Mの良きライバルですがどうしてかDENONのスピーカーシステムの評価が低いのでオークションなどでも不当に低い値段で取引されてます。80年代にはヤマハ・ダイヤトーン・DENON(当時はデンオンとよんでいた)の3ウェイスピーカーシステムといえば他を圧倒するものだったのに・・・。十分メインスピーカーとして通用しますが自分はパソコン用に現在使用してます。防磁型ではないですが置き方さえ気をつければ古いパワーアンプとの組み合わせでパソコンが音源とは思えないほどの音を出してくれます。ただSC-101IIは型番としては後継機のようだが別物扱い。代用ならSC-11・SC-A3のほうがSC-101に近いです。あとだいぶん年代がくだりますがSC-E535は値段が高いですがSC-101以上に評価が低いわりにはDENONの2ウェイスピーカーシステムではSC-101に対抗できるものです。逆にいえばそれほどSC-101に対抗できるスピーカーが少ないほどSC-101は良く出来ているということ。家が狭いけどいい音を楽しみたい、パソコンまわりに余裕があってパソコンで良い音楽を楽しみたい方には絶対お薦めのスピーカーです
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rxb10511jpさんのSC-101エッジは大丈夫ですか?もしかして張り替えられたとか?
現在は2014/2です。
私は以前、同系統のSC-304の音が大好きで使用していましたが、エッジがダメになり(その頃は自分で修理することなど想像もできず)手放した過去がありました。
この記事がきっかけで弟分であるSC-101をオークションで手に入れてエッジの修理を行いました。その際のセンタリング作業が難しい機種でしたが
最近のスピーカーをあまり試聴していないせいもありますが、私の中ではNO.1です「基本的に、よく聴く時代の音楽には同世代のスピーカーが一番合う」という持論があります。
密閉型なのでセッティングにあまり左右されず、クセのないゆったりとした低音。華やかで品のある高音。ジャンルを選ばない実に飽きのこない音です
個人的にはツイーターのシャリつくところがひじょうに安っぽい印象で、それがなければ最高だと思います。(エッジの健在な頃の印象)
初期のこのシリーズは、菅野氏と同様に国産の歴代スピーカーのデザインでは最高ではないかと思っています。101から始まった後期の樹脂バッフル以降はずいぶん安っぽいデザインになって残念なことでした。
ウーハーのアルミリングも単なる飾りでしたし。ピアレスのフレームは鉄ですからね。音はヤマハの抑制の聞きすぎたものよりずっと良かったと当時は思いました。それよりダイナコのほうが更に良かったですが、某評論家の剛性一点張りの偏った評論にみんな洗脳されてしまい、この手のスピーカーは当時不遇でしたね。