へたれ電脳博物館

昔のAV機器・パソコン等の思い出話です。ただし思い違い、記憶違い多数あり

タカラ ダイノバイザー

2005-06-13 18:40:33 | Weblog
タカラのヘッドマウントディスプレイ。定価は38800円とアイトレックではお安い。安いだけあって性能はお世辞にもよくない。画素数は18万とソニーのグラストロン等と同じだが1枚のものを両目に分けて使用するので実質的には半分以下の画質のはずだがどう贔屓目にみても四分の1以下ではと感じる。3m先に120インチの画面を体感できるはずだがどう調節してもうまく焦点があってくれない。だいたい目の前と言っても目と画面との距離が他のアイトレック製品よりあるので目の近くに液晶画面を置いているのとそう大差ない。図体もでかいので使用時間は焦点のあいにくさと相まって1時間くらいが限度。長所は他のアイトレック製品と違って眼鏡の使用が可能なのはありがたい。ゲームの使用時にのみ威力を発揮する、と言うかゲーム専用と割り切れば不満も半減する。あまり緻密な3Dゲームでは少しきついかもしれないが、結構迫力のあるゲームを体感できるはず。ボリューム・焦点つまみが両側についているので装着ベルトを調節してから操作するのですがボリューム調整はゲームによっては大小がきついのでゲーム機を繋ぐ時に合わす様にするのがベスト。ゲームメーカーがゲーム用のヘッドマウントディスプレイとして出したはずでもユーザーの欲望はそれでは済まなかったため相当酷評されてますがこれ以降この手のモニターが高性能=高価格になってしまったのもユーザーに合わした為?だとするとTPOをユーザーも考えるべきだったのかも。


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