へたれ電脳博物館

昔のAV機器・パソコン等の思い出話です。ただし思い違い、記憶違い多数あり

NEC PC-9821Nr13/D10

2005-05-25 21:32:59 | Weblog
NEC98DOSノートパソコン。1996年発売。 定価は388000円。同時発売のNr15/SはPentiumプロセッサ(150MHz)/TFTカラー液晶搭載と高性能でも458000円と相当高価だったのでNr13/D10が当時としては一般にはよく売れた。CPUがPentiumプロセッサ(133MHz)、メモリーは標準32MB、ハードディスクは1GB内蔵とWINDOWS95の使用では不満の無い性能だった。翌年にはマイナーチェンジして発売されたが、値段が268000円となりハードディスクは1.4GB内蔵と性能が上がったが何故かメモリーが標準16MBになった。 WINDOWS95の使用ではメモリーが32MBはいるところ。不思議としか言いようが無い。CD-ROMとフロッピィディスクは前面にどちらか内蔵可能。CD-ROM内臓時でもフロッピィディスクは後部の専用端子に外部接続できる。バッテリー駆動は約1.3~1.7時間のスペックだが実働1時間とみても良い。重量も3.5kgあるのでサブのデスクトップとして使うのが本筋か。良く問題にされるDSTNカラー液晶だが室内で使う分には不満の出るレベルではないと思う。TFTカラー液晶に慣れているとやや不足に感じるかもしれないが実際にアクションゲーム等をしてみてもやり難い所は無い。ただスライドパッドは使い難いの一言。WINDOWS95でも反応が悪いのに、WINDOWS98にアップグレードするとさらに使い難い、と言うより使えないレベル。標準のWINDOWS95での使用で割り切るか、外部でマウスを接続してWINDOWS98にアップグレードするか考えるところ。LANかモデムのどちらか専用ボードで内臓できるがどちらもスピードが専用ボードの割には遅いので出来ればカードで増設するのが良いかも。NEC98DOS機としてはFM音源を諦めるのなら中古市場でも性能の割りには安いのでベストの部類です。

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