父が癌

父が入院して検査の結果 癌(胆管細胞癌)

抗癌剤の治療 始まる ジェムザール

2007-07-21 21:20:07 | Weblog
朝、父に電話を掛けて見た。
抗癌剤の治療がはじまったので体の調子が心配だった。
母が電話に出た。

ジェムザールの点滴を1時間30分かけてするんだって
ジェムザールだけなの?大丈夫だろうか・・・
がんセンターの医師は30分で終わると言っていたけど、新しい病院では体の調子を見ながらするそうだ。

父が眠ってばかりいると心配そうに話した。
椅子に座りながら、お風呂でも、トイレでも寝ていると危ないと
昨日、眠れなくて(夜22時頃)睡眠薬を出してもらって飲んだと話していた。
心配なことは看護師、婦長さんに相談してみてね!
と言った。

私が父の様子を見ながら医師と相談をすることが出来たらと
思うと辛い

後ろ向きで起っているお洒落な父の夢を見た。 
最近良く父の夢を見る

寝ていたので電話をきった。

夕方6時30分頃病院へ電話をしてみた。
母が電話に出た。
「お父さんの調子は良いみたいよ ジェムザールの点滴も最小量からみたい
待っててねお父さんに変わるからね」
父の足が最近もつれて歩くことが出来ないようで 電話に出るまで数分かかって
しまう 電話の向こうの様子が母の話し声で良く分かる。

父が出た。
とても明るい声で体の調子は良いよ
思っていたより点滴が楽で良かったと喜んでいた。
辛くなくて良かった。
父の様子が良くて安心した。


食欲がないので、好きな佃煮を送ってくれと言うので
送るねと言って電話をきった。

”明るい父の声を聞くだけで気持ちが楽になる
 心配させまいと気を使っているのだろう
 私のことをいつも心配している父のことだから”


”今、生きている時間を大切に生きて行きたい
 思い出を大切に 一日でも長くいて欲しい
 抗癌剤の治療が終わったら 来月8月
 父が行きたいと言っていた所に旅行に行こう 
 旅館を予約して 昔のように一緒に家族で”

心がとても辛く涙が出て溢れて
何も手に付かない日が増えて来た。
何時もなら簡単に出来ることが出来ない

慰めの言葉も何も心に響かない
心が受け付けない 考えることが出来なのだ 辛さのほうが強い