父が癌

父が入院して検査の結果 癌(胆管細胞癌)

診察 消化器内科 田舎

2007-06-23 22:01:43 | Weblog
6月18日

今日は、道路がとても混んでいた。
時間まで着くことが出来るかとても心配だったが
予約時間の15分前に着いたので、急いで受付をすませて
心電図室の待合室で待っていた。
9時前に呼ばれて父はホルターを取り付けて出てきた。

父は何だか動きづらそうだった。
杖を渡して会計へ行き、診察券で自動精算機で支払いを済ませ
入り口で座って待っていた。

父が辛い時、看護師さんの気遣いにとても喜んでいた。
車で帰宅した。

飲み薬と辛い時飲むオプソで痛みが取れているので
日記をまた書くことが出来たので、とても父は喜んでいた。


6月19日

診察前にホルターを外してもらった。
血液検査があったので、検査を受けて
消化器内科の待合室へ行き順番を待っていた。
呼ばれるまで1時間待った。

血液検査で白血球が以上に少ないので 医師も考えて
ジェムザールをすると白血球が少なくなるので 入院して
輸血をしながら治療をすることになると思います。

"父は実家の田舎に帰りたいと言っていたので
医師も体調が良い時に早く帰ったほうが良いでしょう
田舎に帰り治療をしたほうが良いでしょう
明日には紹介状を書いておきます取りに来て下さい”

”私が、紹介状を受け取り田舎の病院の消化器の医師に
 会いに行く”
”田舎には妹夫婦が暮らしている”
”がんセンターと同じ治療をしてもらえるのだろうか?
とても心配だ”

明日は、循環器の診察がある。
 






心臓の検査 抗癌剤治療

2007-06-18 00:06:53 | Weblog
6月14日

朝、タクシーでがんセンターまで行った。
病院へ付いたので、父に車椅子を持ってこようか?
”聞いたら大丈夫だと言う 大丈夫じゃないでしょ
 話を聞かない 本当に困る”

再来受付を済ませ、時間がまだあったが消化器内科の外来へ行って
受付をしたら 看護師さんが中待合室でお待ち下さい。
今日は、待つことがなくて良かった。

父を呼んで 中待合室で待っていたら すぐ呼ばれたので
中に入った。

医師がCTの画像を見て、肝臓がん、胆管細胞癌の骨転移がんです。
組織標本は検査に出しますので、1週間ほどかかります。

ジェムザールの点滴 抗癌剤治療は外来でしていきましょう。
強い抗がん剤ではないので大丈夫です。
50/50癌の縮小、癌の進行を止めるでしょう
誰にでも効くわけではありません。

心臓の状態が大変悪いです。
抗癌治療が心臓に負担、支障があるといけないので、循環器の医師に見てもらい結果出来るようだったら始めましょう。

痛みはどうですか?
痛みは大分良くなりました。

父が何も言わないので、私が伝えた。
オプソを1日3回飲む時があります。

痛みがあるんですね
MSコンチンを1日3回にしてみましょう。

循環器の医師の診察の予約 心電図、血液検査をしてから
帰宅した。

痛みがないので、父はとても楽そうだった。

6月15日

循環器の医師に会った。
11時の予約が 午後1時~になってしまい
お昼を食べて時間をつぶした。

1時心電図エコーをやり終わり
医師が来るのを待っていた。

診察室へ呼ばれたので、中に入り医師の話を聞いた。
心臓は大変悪い状態です。
狭心症、心臓肥大があり1本血管が90%塞がっています。
早急に手術をしたほうが良いでしょう。

抗癌剤治療のジェムザールは強い抗がん剤じゃないので
心臓に負担はかからないでしょう。
大丈夫です。

明後日、心臓の状態(ホルター)を調べる機械を装着します。
1日装着したままにします。
したまま帰宅して良いです。
お風呂、シャワーは浴びないで下さい。

毎日、病院に通院している。
父も疲れるだろうと思う。
病室がいっぱいで、入院することが出来ない

”父の希望は自宅にいることなので
 良いのだけれど”
母は大変だと思う 体に気をつけてもらいたい











がんセンター 外来検査 結果

2007-06-13 21:45:17 | Weblog
6月12日

先日、がんセンターへセカンドオピニオン後、初めて受診した。
待ち時間は、とても混んでいて4時間待った。
父が呼ばれて診察室へ入り、前の病院で取ったMRIの画像を見ながら
医師が父に病名は何と言われましたか?
下を向いたまま何も言わずにいたので、医師はこの画像では3月に写したもの
で良く分からないので、CTの検査予約と血液検査をして下さい。

痛いですか?
足と両肩がとても痛いです。

そうですか、剤薬では痛みが取れないので飲み薬を出します。
それを飲んでみて様子を見て行きましょう。
骨の痛みには効きにくいですが、8時間起きに飲む痛み止めと
痛い時いつでも飲める オプソ 5mgを出しておきます。
胃の薬、便秘の薬を7日分出しておきます。

心臓も大変状態が悪く、化学療法も抗癌剤治療も出来ないかもしれません
循環器の医師と相談してみます。

この画像を見る限り胆管細胞癌と思われる所見は見当たらないので、生検査の
組織標本を前の病院で借りて来て下さい。

入院はしないで、必要な検査はしてしまいましょう
そのほうが、早く検査の結果がでるので、明日CTの検査をして
6月14日に診察を予約しておきますので来て下さい。

前の病院に電話を掛けて組織表本を、今日欲しいと伝えたが
医師に問い合わせてからでないと分かりません。

改めて電話でお知らせいたしますので、電話番号を教えて下さい。
今日、連絡をいただきたいのですが、分かりました。

15分ほどしたら電話がかかってきて、用意が出来ましたので
取りに来て下さい。
迅速に対応してもらい明後日の診察日に持っていくことが出来
良かった。

父は病院からもらった痛み止めを飲み、とても楽になり寝ることも
出来た。
朗らかになり、食欲も出てきたので良かった。
痛みがきっと父を何ヶ月も苦しめていたのだろう

”検査の結果が心配だ 医師は私に余命は本人に伝えないように
 セカンドオピニオンの時言われた。
 医師は父に何と説明をして、痛みを取るための治療
 をするのだろうか 他に治療方法があるのだろうか
 はっきりと医師は父に伝えてはいない” 

”入院をしなかったことで安心している
 母と一緒にいられる事が父には一番嬉しいのだ”

”痛みだけ取ってくれればそれで良いからと”
 父が会う度に私に話す”

明日、診察日で医師から説明がある 父が胆管細胞癌でなければ
何癌? 線がんて何? 骨には転移しているのは分かっている
「父も分かっているダメかもしれない、でも治すことが出来るかもし
 れないと今希望を持っている」
・・・・医師も父に告知、余命を話すことを考えているのかも
しれない告知しないで、緩和治療 ホスピスを選択することは
難しいと思う本人に分かってもらわなければいけない・・・


がんセンター 余命

2007-06-09 20:00:12 | Weblog
6月9日

今日は、孫達がおじいちゃんに会いに、曾孫を連れて遊びに来てくれた。
父は痛さも忘れて一緒になって遊んだり、スイカを食べたりおやつを
食べて、「無邪気にはしゃぐ曾孫」の笑顔を見て楽しそうだった。

曾孫が帰る時も見えなくなるまで、痛い足で起って笑顔で見送っていた。
子煩悩な父が何度も何度も曾孫の名前を呼んでいた。

剤薬が切れる時間になったので、お風呂に入り剤薬を入れて
下着を着て椅子に腰をかけていた。
”歩く姿が痛そうで 足が細く折れてしまいそうで”

父の所に来た人の叔父さんが、喉頭がんでガンセンターへ
行ったが末期で余命6ヶ月だと言われて、入院出来ないので
別の病院へ紹介されて行ったと聞かされた。
心ない人だと思った。

母が心配して、父がお風呂に入っている時に「がんセンターの医師は
余命は本人には、まだ言わないで下さい」と言っていたけど
この次行ったときに余命を告げられたら・・・・と父を心配していた。

「父は、余命を知りたがっていた
 しておかなければいけない事があるからと言っていたけど 知らないと
 後悔するからと」

「がんの痛みを取るための治療、緩和治療をそしてホスピスケアをしてほしい」

”そのためにも 余命を告知して受け止めてもらうには
 どうすればよいのだろうか 治療をして治せる病ならば
 明日に希望を持ち父を励まし 毎日が苦しくとも 辛くとも
 頑張れるのに 命が6ヶ月もしくは3ヶ月”

”別れが必ず来るのに 受け入れることがまだ出来ていない母も
 食事も出来るし 笑顔の父が数ヶ月先に居ないなんて信じられない”

””肩がもの凄く痛そうで 辛そうで下を向いていた””
””私が心配するので我慢しているのだろう””
””痛みを代わって上げられたら”” 

癌 父の辛い気持ち

2007-06-05 21:53:50 | Weblog
6月5日

父が急にデパートに買い物に行くというので、何を買うの?
「寝巻きがほしいんだ」
買って来ようか? 「自分で見ないと分からないから」
分かった いつものデパートでLLサイズの寝巻きと下着を買い
領収書を貰っていたら、父は手提げ鞄を見ていた。
黒い皮の鞄だ どれにするのって?聞いたら
しばらく見ていて これどうだ軽くて持ちやすいから
これにするかと笑っていた。

母が今朝、父がテレビで胆管細胞癌で亡くなられた方の放送を見ていて
俺も死ぬんだなと言っていたと教えてくれた。

父がお昼を食べて行こうと言うので、レストランで食べて行くことに
した。
何が食べたいと父が聞くので、お父さん何食べたい?
チャーハンとエビチリを食べると言うので、中華料理店に入り
注文をした。
チャーハンを半分食べて、エビチリも美味しそうに食べていた。

母が席をはずした時、父が胆管細胞癌で亡くなられた方の話をして
治らない病なんだな と一言いった。
私は、言葉が出なかった。

家に戻り 父とお茶を飲みながら 寝巻きを見ながら
袖と裾を直さないとダメだな 長いね
鞄には、早速財布を入れ 手帳を入れて持っていかないと
言っていた。

母が、スイカを切ってくれたので、食べた。
甘くて美味しいね そうだな! 父はスイカが大好物だ

疲れたでしょ?
疲れたりしてないから大丈夫だよ 少し横になったら そうだな
少し肩が痛いんだ 足は痛みがないから楽だよ

10時間開けていた痛み止めの剤薬を8時間にした。
だいぶ楽だと言っていた。

父は、病院の整形外科の医師がヘルニアだと言った言葉が
頭にあり、癌じゃないかも知れないと思っている
医師の判断が間違っていて、癌じゃないと思い込もうとしている

担当医師が紹介状と胆管細胞癌の画像もすべて持たせてくれた。
がんセンターの医師に渡し説明を父も聞くことになっているのに
ここに来てどうすればいいの これから痛みも苦しみも辛くなってくるのに

”どうすれば、父に伝えることが出来るのだろう”
”苦しく 辛いのは 父”

涙で話すことが出来ない 治すことが出来ない癌だから
痛みと苦しみを取ってもらい 緩和治療をしてもらおうと
言うことなんか出来ない ・・・・どうすれば 痛みで苦しませたくないのに
  

がんセンター予約

2007-06-03 20:47:12 | Weblog
6月1日

今日は、父は体調が悪いので、私が画像の返却と紹介状を書いてもらうため病院へ行った。
予約をしていなかったので、一般で待っていたらすぐに呼ばれた。
担当の医師に会い、セカンドオピニオンでの話をし、がんセンターの医師
に書いてもらった書類を渡した。

化学療法、放射線の治療が、この病院では出来ないので転院したほうがいいでしょう、がんセンターに紹介状を書いて下さい。
今日中にお願いしたいのですが、2~3日中には書けると思います。

2~3日中ですか、”父の痛みを緩和してもらいたい”
モルヒネの入った薬は処方していただけないのでしょうか
出来ないので、使っている物を使用して下さい。

”痛みを我慢している父の顔が
 どうして だめなのでしょうか
 痛みがなければ 普通の生活
 穏やかな 優しい父でいられるのに”

医師は、急に今日の4時頃までには書いておきます。
画像も用意しておきますので、取りに来て下さい。

紹介状が今日出来るので、がんセンターへ予約の電話を入れた。
担当の医師は、今日から用事で留守だった。
病院に行くのは再来週になってしまった。

3ヶ月前の骨シンチグラフィーをした時に
癌だと教えてもらっていれば、こんなに苦しまなくても
もっと早くがんセンターに行くことが出来たのに

”父は命が短いことを知っている”
辛いのは父だ 辛い痛みを取ってあげて下さい。

旅行の好きな父と退院したら東北に行きたい
ここを通って行こう 日本海に出て 父と泊まった
ホテルも旅館もある もう一度楽しい旅行に家族で
行こうね

父の足が細い やっと立ち上がり歩く
何もすることが出来ない がんをもっと早くに見つけて
治療していれば 治してあげられたのに
何でこんなに辛くなるまで分からなかったのか

病院を恨んでも 恨んでも もう遅い 
父のがんは治らない 痛を取るための緩和治療
せめて痛みのない生活をお願いします。

”長く生きていて欲しい 父のいない生活は考えられない”








がん センター予約

2007-06-03 20:46:49 | Weblog
6月1日

今日は、父は体調が悪いので、私が画像の返却と紹介状を書いてもらうため病院へ行った。
予約をしていなかったので、一般で待っていたらすぐに呼ばれた。
担当の医師に会い、セカンドオピニオンでの話をし、がんセンターの医師
に書いてもらった書類を渡した。

化学療法、放射線の治療が、この病院では出来ないので転院したほうがいいでしょう、がんセンターに紹介状を書いて下さい。
今日中にお願いしたいのですが、2~3日中には書けると思います。

2~3日中ですか、”父の痛みを緩和してもらいたい”
モルヒネの入った薬は処方していただけないのでしょうか
出来ないので、使っている物を使用して下さい。

”痛みを我慢している父の顔が
 どうして だめなのでしょうか
 痛みがなければ 普通の生活
 穏やかな 優しい父でいられるのに”

医師は、急に今日の4時頃までには書いておきます。
画像も用意しておきますので、取りに来て下さい。

紹介状が今日出来るので、がんセンターへ予約の電話を入れた。
担当の医師は、今日から用事で留守だった。
病院に行くのは再来週になってしまった。

3ヶ月前の骨シンチグラフィーをした時に
癌だと教えてもらっていれば、こんなに苦しまなくても
もっと早くがんセンターに行くことが出来たのに

”父は命が短いことを知っている”
辛いのは父だ 辛い痛みを取ってあげて下さい。

旅行の好きな父と退院したら東北に行きたい
ここを通って行こう 日本海に出て 父と泊まった
ホテルも旅館もある もう一度楽しい旅行に家族で
行こうね

父の足が細い やっと立ち上がり歩く
何もすることが出来ない がんをもっと早くに見つけて
治療していれば 治してあげられたのに
何でこんなに辛くなるまで分からなかったのか

病院を恨んでも 恨んでも もう遅い 
父のがんは治らない 痛を取るための緩和治療
せめて痛みのない生活をお願いします。

”長く生きていて欲しい 父のいない生活は考えられない”