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~病に負けないで頑張っておられる方々、私の雑記帳を見てやって下さい~

【上を向いて - I LOOK UP】

しばらくぶりに投稿します

2011年06月15日 | 自分記事

    札幌駅JRタワー方面(病室から)

しばらくぶりに投稿します。何を書き込もうかと考えていると、精神的に疲れが増し集中出来なくなって、中途半端な記事を入力すること幾数度、全て[ボツ]にしました。
入院してからの日付を追って自分記事を書く事にしました。


2010年6月21日(月曜日)朝9時15分ごろ、最初に受診したクリニックの看護師から、突然電話があり午前10時までにA病院へ至急行くように言われました。訳も分からず急いで服に着替えて、顔も歯も磨かず、保険証等を持ちタクシーに飛び乗ってA病院へ直行しました。しかし、すぐ近くの病院ではないので10分位遅刻しましたが、当初の予定は午後一番のはずでした。


病院の受付で名を告げると、受付の人は待っていたらしく、直ぐに初診表と症状など書き込む用紙を持ってきてくれて記入しました。10分後、受付の人が「担当の看護師が直ぐ来ますから」と言って用紙を回収していき、まもなく看護師が車椅子を押しながら現れました(ビックリ!)。循環器内科の待合室まで車椅子に乗せられたのです。待合室で待つなら自分で歩くって本当にも~(苦笑)。


しばらく待ち診察室に呼ばれました。S医師に最初に言われたのは、「何故、体調がおかしいと思った時に病院へ行かなかったの」、次に血液診断報告書を見ながら言われたのが「これは直ぐに入院だね、いま看護師呼ぶから待合室で待っていて」、私は「母も胃癌で面倒を見ていたので自分のことは二の次でした」と理由を述べ「はい分かりました。よろしくお願い致します」数分間の診察でした。
待っていると、またも車椅子を押してきた看護師に病室へ運ばれたましたが、何と7階内科病棟の個室でした。緊急なので個室料金は取られませんでした。


この後が大忙しでした。まず家族に携帯電話で入院することを告げ、持ってくるもの等を打ち合わせし、入院手続きを行い、歩いて1階のローソンへ行き(病院内にコンビニが在るのが驚き)昼食を購入し食しました。個室はこの辺の自由が利くので便利です。
内科診療病棟のI医師と入院診療の打合を行い、入院診療計画書を作成、署名しました。それから一時間後に家族が、洗面用具、タオル、箸などを持ってきてくれて、これからの話をしました。でも待っていた時間が何もすることが無く長く感じたのを覚えています。しみじみと思うけど家族は有難いものです。


午後5時ごろ最初の治療が始まりました。輸血療法に関する説明と同意書に署名し、400ml.×2パックを輸血することです。使用血液製剤は濃厚赤血球製剤です。

でも不安が無かった訳ではありません。輸血の副作用における危険性です。あくまでも推定確立値ですが、1:輸血後肝炎 1/100万、2:エイズ 1/,000万以下、3:輸血後移植片対宿主病 1/2万(放射線未照射の場合)私は放射線を浴びるので確立は高くなる、4:溶血反応 軽症1/1,000~重症1/1万、 5:アレルギー、蕁麻疹、発熱 1/201/100(重症 1/1万) 6:細菌感染 極めてまれ、以上が不安要素だったのです。
この日は輸血開始時間が遅かったので、終了したのは消灯時間午後9時30分以降の10時半過ぎでした。

この時は方法も含め、何回も輸血するとは考えもしませんでしたし、多岐にわたる検査が控えているとも思いませんでした。
取り敢えずドタバタの入院初日が終わりました。