増加を続ける訪日外国人。中でも、中国からの旅行者は大きく増加しており、彼らによる消費は日本経済を活性化させている。
1カ月間に日本を訪れた外国人の数が、12カ月連続で100万人を突破。日本を批判する中国からの観光客も急増している。
日本政府観光局(JNTO)が3月18日に発表したところによると、2015年2月に日本を訪れた外国人の数は前年同月比57.6%増の138万7,000人で、これまで2月として過去最高だった2014年の88万人を大きく上回っただけでなく、過去最高だった2014年10月の127万2,000人上回った。
日本を訪れた外国人を国別に見ると、中国の35万9,100人が最も多く、前年同月比で159.8%増という大きな伸びを見せた。中国については初めて30万人を突破しただけでなく、2015年1月の韓国(35万8,100人)を上回り、全市場を通じた月間過去最高の記録を更新。ビザの緩和や消費税免税制度の拡充、円安の継続など、これらを契機とした訪日プロモーションが功を奏し、旧正月休暇における訪日が大きく伸びた。
中国人旅行者は、ショッピング目的で日本を訪れる旅行者も多い。最近では「爆買い」する様子も報道されるなど、中国人旅行者による旺盛な消費が日本経済を活性化させている。
株式会社アンテリオは2014年12月16日~2015年3月9日の間に日本を訪問した上海・北京・広州の20~49歳の一般男女600名を対象に調査を実施。その結果を4月6日に発表した。調査期間は2月から3月にかけて。
発表によると、訪日中に購入した商品を複数回答で聞いたところ、最も多かったのは「スキンケア化粧品」の82.0%だった。以下、「メイクアップ化粧品」の78.5%、「大人用のビタミン剤/健康食品・サプリメント」の72.7%、「チョコレート/チョコレート菓子」の65.2%、「赤ちゃん・子供用の市販の薬/医薬部外品/ビタミン剤・健康食品・サプリメント」の56.3%、「ドラックストアなどで買える、大人用の市販の薬」の51.8%などが続いた。
また、購入のきっかけについて複数回答で聞いたところ、「口コミの情報」が84.5%で最も多く、「ドラッグストアなどのお店での情報」の77.7%や「ガイドブック/情報誌などの情報」の67.3%を上回った。
中国人旅行者は複数の情報源から購入する商品を選んでいるが、「口コミ」による影響が大きいことが分かる。中国人旅行者に購入してもらうためには、高い品質と信頼性がポイントになりそうだ。
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