統一地方選で21日告示された122町村長選と373町村議選は午後5時に届け出が締め切られ、総務省によると、町村長選は全体の43・4%に当たる53町村が無投票になった。町村議選(総定数4269)は89町村の930人が無投票で当選した。前回2011年から37人増え、総定数に占める割合は21・8%で、03年の23・3%に次ぐ高さとなった。
町村長選の無投票当選率は前回から約5ポイント下がったものの、道府県議選の21・9%や市長選の30・3%を上回り、今回の統一選で最も高かった。
統一地方選で21日告示された122町村長選と373町村議選は午後5時に届け出が締め切られ、総務省によると、町村長選は全体の43・4%に当たる53町村が無投票になった。町村議選(総定数4269)は89町村の930人が無投票で当選した。前回2011年から37人増え、総定数に占める割合は21・8%で、03年の23・3%に次ぐ高さとなった。
町村長選の無投票当選率は前回から約5ポイント下がったものの、道府県議選の21・9%や市長選の30・3%を上回り、今回の統一選で最も高かった。
参院外交防衛委員会の片山さつき委員長(自民党)は2日午前の同委員会で、自身が3月30日の同委理事懇談会に遅刻した問題について「二度とこういうことがないように注意していたが、間に合わなかった。悔しく、本当に申し訳ない」と涙ぐみながら謝罪した。片山氏は31日の理事懇でも謝罪している。
委員会冒頭、片山氏は「審議を滞らせた責任を重く感じており、深くおわび申し上げる」と陳謝。民主党の小西洋之氏が「早口で読み上げているようだ。自身の言葉で謝罪してほしい」と批判した後、声を詰まらせながら重ねて謝った。
日韓・韓日賢人会議であいさつする福田康夫元首相(右列奥)=22日午後、東京都港区(代表撮影)
日韓の政界や財界の有識者でつくる「日韓・韓日賢人会議」の初会合が22日午後、東京都内のホテルで開かれ、両国の関係修復に向けて首脳会談を早期に実現することが重要だとの認識で一致した。5月には韓国で次回会合を開く予定。
冒頭、日本側座長に就任した福田康夫元首相は「忌憚(きたん)のない意見を伺いながら、改善の道を探っていきたい」とあいさつ。韓国側座長の李洪九元首相は「今年は日韓国交正常化50周年の年。われわれも考えを整理し、まとめなくてはならない時だ」と訴えた。
会合では、安倍晋三首相が8月に発表する戦後70年談話について、日本側から「安倍氏はこれまでの談話を継承すると言っているから、それを信じてもらいたい」と伝達した。日本側からは河村建夫元官房長官ら、韓国側からは金守漢元国会議長らも出席した。
北方領土高校生弁論大会で優秀賞を受賞した山際一輝さん(左)、最優秀賞を受賞した渡辺理さん(中央)の表敬を受ける安倍晋三首相=19日午前、首相官邸
安倍晋三首相は19日、首相官邸で、北方領土高校生弁論大会で最優秀賞を受賞した北海道の私立立命館慶祥高校2年の渡辺理さん(16)らの表敬を受けた。首相はロシアとの北方領土交渉に関し「平和条約がない異常な状況を早く改善していくべきだということについては、プーチン大統領とも一致している」と説明。「北方四島の返還に向け、粘り強く交渉していく」と約束した。
チュニジアで起きた観光客襲撃事件について、記者団の質問に答える安倍晋三首相=19日午前、首相官邸
日本政府は19日、チュニジアの首都チュニスで起きた武装集団による観光客襲撃事件について、邦人3人の死亡と3人の負傷を確認した。安倍晋三首相は同日午前、首相官邸で記者団に対し、「いずれの理由があってもテロは断じて許されない。強く非難する」と語った。
首相は「3人死亡、3人負傷の情報に接している。犠牲となられた方々に心からお悔やみを申し上げたい」と述べた。その上で、「国際社会と連携を深めながらテロとの戦いに全力を尽くしていく」と強調。情報収集にも全力を挙げる考えを示した。政府はこのほかにも被害がないか、首相官邸に情報連絡室を設置し、確認を急いでいる。