年に一度、動物取扱責任者の義務研修がある。
動物の繁殖や、販売、管理をしている限り必要な資格。
なので今年も行って来た。
毎年それなりのテーマに沿って、どなたかがお話ししてくださるのだが・・・。
内容が「販売においての注意点、改善点」などだと、渡された教本を読んでいるのを聞いているだけなような、そうでないような・・・
と、そんな感じの研修会。
今回はとても引きこまれ、また興味の範囲を超えとても為になった課題があったのでそれを何回かに分けて、このブログでご紹介しようと思う。
「ペットの災害対策」
と題した研修課題は、2年前の東日本大震災の記憶がまだ残っているからもあり、人事ではないと改めて考えさせられるものが沢山あった。
①危機管理とは・・・
様々な状況を想定しなければならず、平常時と緊急時では対応や処理が全く違ってくる。
例えば・・・犬や猫を預かり中に大規模災害が起こったら
東日本大震災での事。
まさにトリミング中に震災にあったトリマーさん
トリミング中のシーズーちゃんと、職場にいた自分の愛犬を車に乗せて避難したそう。
何とか難を逃れたトリマーさんだったが、シーズーちゃんの飼い主さんとは災害後の混乱の中、なんと
7ヶ月もの間連絡が取れなかったそう。
飼い主さんに無事シーズーちゃんをお返し出来た暁には、お預かりしていた責任を果たしたワケで絶大な信頼を得ることが出来たのだろうが、大災害の混乱の中、自分と自分の愛犬だけでなくお客様の犬を預かって、生死さえ分らなかった飼い主さんを待ち続けると言うのは相当なご苦労もあったと思う。
車での避難生活は、ペットは熱中症や泌尿器系疾患も増加。
人はエコノミー症候群に。
その上想定外の頭数は、水や餌、避難場所の確保なども困難になる。
流通は当然、滞る。東日本大震災では関東ですらガソリン給油には大行列。
スーパーも恐ろしい位混雑しており、食パン、納豆、ヨーグルトなど売り切れ状態。
ペットの為の水、餌が届くのはいつになるかは想像できるだろうし、量も制限されるであろう。
そんな大混乱の中。
7ヶ月の間、正直トリマーさんは「いつシーズーちゃんの保護を断ち切るべきなのか」と悩まれた事だろう。
万が一に備えて、水、餌の確保は勿論の事。
このような状況になった場合の約束を取り交わしておく事も必要になってくる。
災害は忘れた頃にやってくる
人とペットの飲食の確保。ペットと避難できる場所の確認。ガソリン満タン。
ペットが災害の時にマナーを守れるような普段からの躾。などなど・・・。
これ以外にもまだまだ沢山の危機管理はある。
「備えあれば憂いなし」昔の人は良く言ったもの。
先ずは一度、自分に災害が降りかかった事を想像してみて欲しい。
ちなみに我が家は総勢、犬7頭に猫2匹。
そうそう避難所では受け入れてもらえないだろう
むこう1週間程の水、餌のストックから考えないといけない。大変だ
ささっと説明してしまった感があるが、まだまだ続きある。それは又次回・・・。
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動物の繁殖や、販売、管理をしている限り必要な資格。
なので今年も行って来た。
毎年それなりのテーマに沿って、どなたかがお話ししてくださるのだが・・・。
内容が「販売においての注意点、改善点」などだと、渡された教本を読んでいるのを聞いているだけなような、そうでないような・・・

と、そんな感じの研修会。
今回はとても引きこまれ、また興味の範囲を超えとても為になった課題があったのでそれを何回かに分けて、このブログでご紹介しようと思う。
「ペットの災害対策」
と題した研修課題は、2年前の東日本大震災の記憶がまだ残っているからもあり、人事ではないと改めて考えさせられるものが沢山あった。
①危機管理とは・・・

様々な状況を想定しなければならず、平常時と緊急時では対応や処理が全く違ってくる。
例えば・・・犬や猫を預かり中に大規模災害が起こったら

東日本大震災での事。
まさにトリミング中に震災にあったトリマーさん

トリミング中のシーズーちゃんと、職場にいた自分の愛犬を車に乗せて避難したそう。
何とか難を逃れたトリマーさんだったが、シーズーちゃんの飼い主さんとは災害後の混乱の中、なんと

飼い主さんに無事シーズーちゃんをお返し出来た暁には、お預かりしていた責任を果たしたワケで絶大な信頼を得ることが出来たのだろうが、大災害の混乱の中、自分と自分の愛犬だけでなくお客様の犬を預かって、生死さえ分らなかった飼い主さんを待ち続けると言うのは相当なご苦労もあったと思う。
車での避難生活は、ペットは熱中症や泌尿器系疾患も増加。
人はエコノミー症候群に。
その上想定外の頭数は、水や餌、避難場所の確保なども困難になる。
流通は当然、滞る。東日本大震災では関東ですらガソリン給油には大行列。
スーパーも恐ろしい位混雑しており、食パン、納豆、ヨーグルトなど売り切れ状態。
ペットの為の水、餌が届くのはいつになるかは想像できるだろうし、量も制限されるであろう。
そんな大混乱の中。
7ヶ月の間、正直トリマーさんは「いつシーズーちゃんの保護を断ち切るべきなのか」と悩まれた事だろう。
万が一に備えて、水、餌の確保は勿論の事。
このような状況になった場合の約束を取り交わしておく事も必要になってくる。
災害は忘れた頃にやってくる

人とペットの飲食の確保。ペットと避難できる場所の確認。ガソリン満タン。
ペットが災害の時にマナーを守れるような普段からの躾。などなど・・・。
これ以外にもまだまだ沢山の危機管理はある。
「備えあれば憂いなし」昔の人は良く言ったもの。
先ずは一度、自分に災害が降りかかった事を想像してみて欲しい。
ちなみに我が家は総勢、犬7頭に猫2匹。
そうそう避難所では受け入れてもらえないだろう

むこう1週間程の水、餌のストックから考えないといけない。大変だ

ささっと説明してしまった感があるが、まだまだ続きある。それは又次回・・・。
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