我が家の犬は総勢、7頭。
ポロンのように預かり犬を入れると10頭になることもある。
猫は2匹。うりちゃんとえにしちゃん
最近うりがドンドン肥えてきてしまって、少々困っている

犬の体重管理は全然問題ないのだが、猫って難しいのか

一向に減らない。
えにしと毎日毎日、飽きもせずプロレスごっこ(ほぼ猫キック合戦

)しているにも関わらず、痩せているのは仔猫のえにし・・・。
猫とは思えない食べっぷりは、一度動画でも撮ろうかと思っている。
CM出れるよ、カル缶なんて多分息しないで一気喰いすると思う

だって普段カリカリだけど、あんま噛んでないもん
そんなんで、留守番はハウスに入れて出掛けるようにしている。
・・・何故なら留守を良い事に、乾物

などを漁って食べているから・・・

インスタント袋麺をくわえて落とし、漁ってあった時には流石に笑った
それでも時には長いお留守番もあり、可哀想かなと色々しまい込んだ上、2匹を出していく事もあったが(犬達はハウス)最近は絶対ハウスに入れていくようにしている。
それは「動物取扱責任者」の研修を受けて来てからの事。
東日本大震災の時。
沢山の犬や猫が保護専用施設で過ごしたり、飼い主と共に避難所の決まった区間で過ごしたりしていたワケだが、猫は犬と違いお散歩に行くと言う習慣はない。
大抵、家の中を自由にしている飼い方だと思うが、避難所でそれは不可能。
外にも出して猫が勝手に帰って来たりの飼い方をしている場合でも、避難所の周りをウロウロさせる訳にもいかないし、猫だってテリトリーでない所をいつものようには過ごせないだろう。
ただの野良猫ちゃんになってしまいかねない
結局はケージ(ハウス)に入れられっぱなしになってしまう。
犬なら最低、トイレ程度でも散歩に出して貰えるだろうが、猫は囲いの中で全てを済ませなければならない。
これは大変なストレスである
どうしても二の次になってしまう犬と猫の存在。
大災害の混乱の中では致し方ない事であろう・・・。
それでも、犬や猫のしつけや管理がしっかりしれば、避難所での生活の制限も少しは過ごしやすいものになる筈。
制限通りにする際にも、ハウスに入り慣れていればストレスも軽減される可能性は大きくなる。
講師のH先生は、実際に何度も宮城県の様々な避難所を訪問し活動されてきた。
その時の写真をスライドで映し出しつつ説明してくださるのだが、とある避難していたオスの白黒の猫の写真が映し出された。
丸まる太っていて、オス特有?の顔の大きさも相まって貫禄を通り越してふてぶてしさを感じる位

所が・・・この子、沢山いた猫達の中で一番最後までその施設に残っていたそう。
みな飼い主が迎えに来たり、里親さんが決まる中・・・自由の少ないストレスの無い訳のない場所にずっとずっと居残っていたのだ
次に映し出された写真には同じ猫とは思えない、げっそりと痩せ細ったその子が居た。
里親さんがやっと決まった記念と、旅立つ前に撮られた写真。
嬉しい筈なのに哀しくて、ウルウルした目をちょっと恥ずかしくて拭けなかった。
うりは保護して暫くは、状態が悪くて留守番させる事が怖くて出来ず、いつも連れ歩いていた。
大会の時にも連れて行き、会場でご飯をあげたりしていた。
お蔭ですっかり車にも、見知らぬ場所でも大丈夫。
お泊りもした事もある

えにしもなるべく連れ出し慣らせている段階。
ハウスは上手にお留守番出来るようになったし、車も大分いい。
ただ他人が苦手なようで、野良猫の時期が長いとなかなか慣れるのにも時間がかかるのね・・・と気長にするつもりでいる
猫だけでなく犬も同じ。
普段からの社会化やしつけをしておくと、共同生活にも順応出来てストレス軽減につながる筈。
吠えないでハウスに入っていられたら、周りに迷惑も掛けず可愛がられるかも知れない。
犬や猫と触れ合う事は人を和ませることも期待できる。
災害後の状況が落ち着いてきた時に、良きパートナーと一緒に居れたらどんなにかいいだろう。
普段からのしつけ、管理をもう一度見直してみては・・・
洗濯入れで遊ぶうりとえにし

おまけ
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