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ゲームシナリオライターMistaの制作メモ@将棋ミステリー「千里の棋譜」PS4/Switch

レビュー:Switch版ドラゴンクエスト2

起きたことをありのままに書くと、Switchの調査のためショップを眺めていたら
懐かしのドラクエ2があったのでつい衝動買いをして
最初のフィールド曲が好きなのでそれだけ聞きたいと思って始めたら
サマルトリアの王子くらいは仲間にしようと思って進めていたら
今はシド-の前まで来てしまった。


いやー、面白い。
ノスタルジーだけではなくてゲームバランスとかRPGとして必要な要素が
詰め込まれている感じで参りました。


◎思っていたより自由度が高い。これはその後のドラクエというか日本のRPGは基本的には一本道シナリオになるのだが、当時はまだ自由度が大切にされていたのだろう。
序盤から銀の鍵などはいつ取ってもよくて飛ばして先に行けるという状態はワクワクする。色々できて選択が自分に委ねられているという感覚が大事ですね~
船を手に入れてからもどこでも行けるので、ついつい冒険に出てしまった。


◎序盤でチラ見せして後から回収できるのもよい。鍵がないと開けられない場所に宝箱を見せたり、バリアつきの意味深な場所を設けたり、旅の扉でザハンの街だけが見えたり等。こういうのを見せられて後から強くなって回収に回れるのがいいですね。
ゲーム作っていると大変なのでこういった丁寧な一手間がなかなかできないもの、
それを33年前にできているというのが凄いですね。


他、雑感想
・サマルトリアの王子は最初の洞窟で仲間になると勘違いしていた。この辺の焦らし方も良い!ホイミを使えるのが頼もしく、ゲーム史上最も仲間になってうれしいキャラといっても過言ではない。


・キャラ3人のバランスが絶妙。ただ、リメイクによってムーンブルグの王女がザオリクを覚えるなど、緩くなった。確かに昔はサマルトリアがすぐ死んで大変だった記憶が…


・サマルトリアのギラが複数対象化していたのもやや気になった。というのは、ムーンブルグの王女がバギを覚えた時に初めてグループに当たる威力を見せつけられ、それまで防御キャラだった王女が一気に強力な攻撃者に躍り出るという印象があったので、できればギラは単体のままが良かったなという郷愁。


・ふくびき券もこの時代にこういう発想があるところがすごい。
・大灯台でついに攻略サイトを見てしまいました…。以降は攻略サイトを見ながらロンダルキアの洞窟を進むという体たらくぶりでせっかく楽しく冒険していたのが一気に作業みたいになる。この現象はいったい何なのか?
・みずのはごろも2つ入手や破壊の剣+はやぶさの剣のバグ的な裏技がなくなっていたのはバグ修正とはいえ寂しい
・お城の地下にいる地獄の使いが悪魔神官になっていた。このイベントは今でも面白い。
・武器や防蟻が少ない分、新たな武器防具を手に入れたことでキャラのバランスが変わって戦い方が変わるのが面白い。スロープのように強くなるのではなく、階段状に強くなった方が面白いんですね~


・ロンダルキアのモンスターたちはかっこいい、色褪せないですね~
 アークデーモン、デビルロード、ギガンテスなどなど…
・アトラス、バズズ、ベリアルを攻撃した時に銀色にシュッとなるのは残してほしかっ
・ベホイミと間違えてリレミトを選んでしまいガックリなことに…。Switchのコントローラのせい?


・昔はレベルを1つ上げるのに1時間くらいかかっていたのだが、今はサクサク上がる。しかも復活の呪文もなしでいつでもセーブできる。苦労しての感動というのもいずれも時代に合ったバランスという感じですね。


先日発売日から33年という記事が出ていたが、当時は父親が出張中にどこかのお店で並んで買ってくれたのだが、人の多さに驚いていたが、何とか買えたと話していた。
この次のドラクエ3で社会問題になってしまったのも頷けるゲームだった。
私自身もドラクエ2をやってなければ、今みたいな仕事の方向に進んでなかったかもしれない。
さて、次はドラクエ3…ではなくドラクエ11を遊ぶつもりで購入済。


 
 
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