労働と経済
労働と経済は人間にとって基本的な問題だと思います。ここからすべてが生じてきます。しかし、ここでは抽象的に問題を論じるのではなく、日常的な、雇用や年金などの個別具体的な人事・労務、年金、労働判例などの問題を発掘し、論じてゆくことになると思います。年金や賃金、労働条件、労働統計などの資料収集、個別企業の経営財務問題にも触れたいと思います。各種自治体の助成金の実態の調査なども行ってゆきます。
そうして、労働と経済(金融)の本質を追究してゆきます。具体的には個別企業に勤めるサラリーマンやOLなどの、日常に従事する「労働」と「賃金」といったいわゆる「市民社会」におけるミクロ的な問題の解剖と分析をまず行い、そうした問題と、国家的なレベルでの政策問題との関わりも論じてゆきたいと思っています。また、必ずしも国家的なレベルでの関わりだけではなく、地方自治体の行政との関わりも論じてゆきたいと思っています。またさらには、すでに制度自体が根幹から揺らいでいる日本の年金制度、厚生年金保険や国民健康保険などの保険制度の個別具体的な詳細な研究から始めてゆきたいと思っています。
そして最終的には、私たちの生活の基盤であるいわゆる「市民社会」の実態を広く深く正確に認識してゆくことを目的としています。その科学的な認識と理論は、家庭や企業経営さらに国家運営を効率的に改善してゆくための強力な武器となるでしょう。知は力であり、科学理論は最強の武器でもあります。
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