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【フランス映画祭2013】『恋のときめき乱気流』 (2012) / フランス

2013-06-24 | 洋画(か行)


原題: Amour & turbulences
監督: アレクサンドル・カスタネッティ
出演: リュディヴィーヌ・サニエ 、ニコラ・ブドス 、ジョナタン・コーエン 、アルノー・デュクレ

フランス映画祭2013『恋のときめき乱気流』 ページはこちら。


アーティストのジュリーはニューヨークで彫刻の個展を終え、パリに帰国するために空港に向かう。ビジネスクラスにアップグレードされて喜んだのも束の間、隣の席に駆け込んできたのは3年前にひどい別れ方をした元恋人のアントワーヌだった。席を移ろうにも、あいにく機内は満席。気まずい雰囲気の中、言葉を交わし始める二人。だが、まだヨリを戻したがっているアントワーヌに対し、結婚を控えているジュリーは、できれば口も聞きたくない。アントワーヌの窮状を見かねて必死に助言する周囲の乗客たち。到着まで7時間、乱気流に巻き込まれながらも飛行機はパリへと向かう......。(フランス映画祭2013 公式サイトより)


丸ごとラブコメの映画は実は彼女はあまり経験がないそうで、そういう意味でも彼女の魅力全開の本作。
搭乗したら隣の席が別れた恋人だった・・・というのは偶然と言えばあまりにも偶然だけど、ここから広がる過去の話がそれぞれ面白い。
サニエちゃんのキュートな部分をそのまま映画に取りこんで、例えば衣装や演技など、全編に渡って明るくて元気なフランス女性というイメージで進んでいく。それもただ明るいだけじゃなくて、恋に有頂天になったり、時には恋に迷ったり、離れた視点から自分を見つめてみたり、等身大のフランス女性をそのまま演じている感じ。そしてデートの場所がパリの観光名所というのもきっちり押さえてあるので、ここは同世代の女性たちには好感持ってもらえるポイントです。

別れた彼と飛行機で再会したはいいけど、あれやこれやと昔のことを言い出してどうなることかとハラハラ、でもそうしているうちに気持ちは動いていく・・・。結局女性ってとても現実的だから直面していることが選択を決めることもしばしばで、自分も結婚を控えているのにどうしよう、と揺れ動く気持ちに素直に向き合うあたり、心当たりがあればそこもまた共感できてしまったりもする。結末も意外と言えば意外だし偶然と言えば偶然だけど、そういう出会いがあることがロマンチック、そこを楽しむのが人生なのかなと。観終わったあとに、女子会で自分たちの恋愛観を語りたくなったりするのもありな作品なんじゃないかなと思いました。





終映後トークショー。登壇者はサニエちゃん。
オープニングの日も黄色いキラキラドレスでとっても目立ってましたが、この日もピンクのドレス。今回の映画祭の「華」でしたね。



トークショー始まりが23時でしたので、冒頭お写真だけ頂いて帰宅しましたが、一瞬でもサニエちゃんにお会いできて華やかな雰囲気をいただきました。










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